7/05/2015

絵を描く生活ー 油絵再開

現在進行中


何年かぶりですが、油絵を再び描き始めています。
絵を始めて6年目。3年目に入ったくらいの頃、1年ほどやって、
室内にこもる冬に中断してそれきりになっていました。
油絵は、絵の具の薄め液、
筆洗いの液が空気循環の良くない所では体に良くないとのことで、
室内で描く時、とても嫌がられますが、中断した頃は、その雰囲気が強かったです。
薄め液は臭いがないものを使っている人が多いですが、
臭いがないからといって空気中に広がる事は同じだから関係ないのだそうで。。
その頃は、
パステルも気管にパステルのホコリ(粉)が入るので癌(肺癌)になる
という話も盛んに出ていて、パステルを描くのをやめた人もいました。
パステルはチョークという人もあるように、黒板に書く白墨みたいな物。
描いていると粉がたくさん出ます。それが空気中にも広がるというわけです。
ですから、パステルはマスクにゴム手袋ーーの重装備が理想みたいです。
そんなこんなで、
とにかく油絵とパステルは身体に良くないという感じでした。
室内で描く事 = 人迷惑  という縮図です。

似通った例は何かといいますと、思い当たるのがタバコです。
油絵、パステルをする人は喫煙者のような立場だなあと思ったものです。

とまあこんな事情で、私は水彩画を沢山描くーーという流れになったような気がします。

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いつしか、その周囲からの神経質なプレッシャーはなくなり、気付くと、
周りの仲間は好きなように油絵もパステル画も描いています。
室内でも気軽に油絵を描く人が増え、いまでは多数派なのが驚きです。

自由な雰囲気に戻ったとはいえ、身体に良くないという事実は変わりません。
水彩画だって、カドミウムレッド、カドミウムイエローなどありますが、
れっきとしたカドミウムが入っております。
ですから、絵のために使うシンク(流し)は、台所のものは使わない方が良いです。

こういった身体に良くない事については、
一度何かのメディアに取り上げられると、
また周りからいやがられるようになることが目に見えています。
私は、家には学齢期の子供がいますし。。。。
ですから気になります。

でも、周りでまた自由に油絵を描いている様子を見ると、
やっぱりまた油絵を描きたいなぁという気持ちが戻ってきました。

ということで、
今回は水溶性の油絵の具を使っています。
これなら子供が一緒の時でも家で安全に描けるので。
また、油絵お断りみたいなムードにまたなっても、水溶性は嫌われません。
感触が本当の油絵の具と違い、今ひとつ慣れないのですが、ぼちぼちやっています。
実は以前、一度トライしたのですが、感触の違いが気に入らず、遠ざかったのでした。
そして、そのまま、ずいぶん長いこと油絵を描かないでいたので、
今回は「こんなもんだ」という気持ちで始めることができております。

昨日から描き始めた上の絵は今日仕上げる予定。
とにかくたくさん描いて慣れるのが先決です。
自分勝手に好きなように描いているので楽しいです。上手く描けるかは別の話。

下は、再開して描いた油絵です。ライブモデル。
気楽にやっています。

似たものに、アクリル画がありますが、これは乾くのがとてもはやいです。
でも、せっかくついでに、アクリルの方でも遊んでみようかなとも思っています。

Courtney - Live Model at Whitmore Lake
Oil on canvas paper
11" x 14" / 28cm x 36cm
©yoshiko mishina
www.ymishina.com

Randy as a Clown- Live Model at AAWA
oil on canvas paper
12"x15" / 30cm x 38cm 
07/01/15 ©yoshiko mishina
www.ymishina.com
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