8/30/2012

またまた、銃による事件

またまた、学校での銃の事件。。。

8月27日、メリーランド州、バルチモアの
ペリー・ホール高校で15歳の生徒が、
護身用として家にある、親のショット・ガンを使って、
学校の初日、大量殺戮をしようと計画していた事が、明らかになりました。
実行直前に、学校のカウンセラーによって、取り押さえられましたが、
銃弾は発射されてしまい、生徒1名が、今、病院で生死をさまよっています。
ニュースのリンク(英語)
http://www.baltimoresun.com/news/opinion/oped/bs-ed-reimer-shooting-20120829,0,3386141.column
http://abcnews.go.com/US/alleged-baltimore-school-shooter-facebook-clues/story?id=17094155#.UD-kOWie5NI

犯人のこの少年は、15歳。
未成年の年齢ですが、大人と同様の扱いで、
厳しく処罰されます。
したがって、顔写真も、名前も、犯人として即、一般公開されています。
少年の名前は、ロバート・ウェイン・グラッデン・ジュニア。
まだまだ、幼さの残る顔。

Source: abcnews.go.com via Yoshiko on Pinterest


PHOTO: Robert Wayne Gladden Jr., seen in this undated mugshot, has been charged as an adult with attempted first degree murder and first degree assault after shooting a student at Perry Hall High School in Baltimore, Md. on August 27, 2012.

随分昔、ヒューストンに住んでいた頃、
少年ギャングが、ガソリンスタンドなどを突然襲い、
銃を乱射して、沢山の死傷者を出していました。
年齢層は、11、2歳あたりの子供たちからギャングに入っており、
それは怖かったものです。
何人殺したかで、ギャングの中でのランクが上がるといった事も、
その頃、何かで読んだ覚えがあります。
ある時から、未成年でも(少年犯罪でも)、大人と同じ扱いで裁判をし、罰する
と法律が変わった所、けっこう犯罪発生率が減ったのを覚えています。

ギャングの場合、子供たちの裏には、しっかり大人がいて、
少年たちを兵隊のように使っていたのでしょう。
少年たちも、自分たちが本格的に罰せられない立場だという事で、
凶悪犯罪に携わったのでしょう。

この場合、大人と同様に罰せられるという事で、
かなりブレーキはかかるようになったと思いますが、
今回のような学校での乱射事件の犯人の場合、
「学校の初日は、おれの人生最後の日」
みたいな事を自分のフェイス・ブックに書いていたようで、
大人と同じように罰せられるという事で、
果たして、ブレーキがかかるかどうか。

コロラドの映画館での乱射事件の犯人についても、
非常に性質が似通っています。
もしかしたら、この事件が、
今回のバルチモアの少年を刺激したのかもしれません。

娘は高校生。
もう少しで、高校が始まります。
とてもいやな気持ちです。

あと、もう1つ、ミルウォーキーで、
人種差別主義者 (ネオ・ナチ)が、
シーク教徒たちの寺で乱射事件を起こしています。
こちらの方は、hate crime といって、
きっぱり、人種差別。
これもまた、外国人の私、
とても、いやな気持ちになってしまいます。
ニュース記事(日本語)
http://www.asahi.com/international/update/0807/TKY201208070158.html

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関連投稿記事
(コロラドでの事件)
http://ymishinanihongojournal.blogspot.com/2012/08/blog-post_12.html


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8/29/2012

ためこみ症候群ー猫 Animal Hoarder

またまた、ためこみの話。

数年前、今住んでいるミシガンのデトロイト郊外のある町で、
チワワを何百匹も溜め込み飼いしていた男性が逮捕されました。
繁殖しようとしていたのか?? 
細かな内容はよく覚えていませんが、警察ざたになりました。

沢山の犬の死骸、死骸、死骸。

生き残った犬たちは、近隣のシェルターに引き取られました。

溜め込み飼いする人が,
面倒をよく見て快適な環境を動物に与えているかと言うと、
そうでないケースが多いです。
ですから、虐待として扱われる事も多いです。
また、往々にして、近所迷惑的な存在になりがち。

ところで、下のビデオは、小さなアパートで猫を大量に飼っている
ロシアの女性のニュースです。
野良猫を連れて帰っているうちに、この数になったらしい。

この人の場合、おびただしい数の猫を飼っているのに、
驚くほど猫たちがこぎれいでびっくり。
大量飼育の現場はすさまじいものばかり見ているので、
非常に珍しいです。

しかし。。。あの臭い猫のおしっこをどうしているんだろう? 
長年猫を飼ってきた私としては、そこが一番気になるところです。
映像では、匂いはわかりませんからネ。





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8/27/2012

お気に入りの映画ーーバグダット・カフェーー I am calling you





映画「バグダット・カフェ」(Bagdad Cafe)は、私のお気に入りの1つ。
大人のための、おとぎ話です。

以下、簡単にあらすじを書きます。

砂漠の中、 ラスベガスへと、延々と続くハイウエイの傍らにある、
ガソリンスタンド、モーテル、食堂を兼ねた「バグダット・カフェ」。
砂漠の中のオアシスと言いたい所だけれど、ひどくうらさびれた佇まい。




ぐうたらで頼りにならない亭主を抱えた黒人女性ブレンダが、
このバグダット・カフェを、キリキリ、カリカリしながら切り盛りしています。
そんな苦労も、われ関せずと、我が道を行く子供たち。。。

そこに、英語もあまりおぼつかない、ドイツ人女性旅行者が、宿を取りにやって来ました。
彼女は、旅行者だというのに、なかなか宿から立ち去ろうとしません。
じつは、彼女は、旅行中、夫と言い争いになり、
砂漠のハイウエイに一人降り立ったのでした。

映画は、(多分、男運の悪い)このドイツ人女性・ジャスミンが、
ひどくさびれたバグダット・カフェを、
本当の「砂漠のオアシス」にしていく物語です。

言葉は重要ではなく、
人種も関係なく、
血のつながりがある、なしも関係なく、
こうやって、家族以上に家族的な関係になれるって、
今どきの世の中では、まるで夢みたいです。

挿入歌の ” I Am Calling You" も、私のお気に入り。
時々、聞けるように、ここに入れておこうっと。




あと、1987年のオリジナル版のトレイラーと、
映画を全部。
るんるんるん。

その前に、日本語のブログなので、
日本での再公開があった時のトレイラーを入れておきます。



ーーー1987年オリジナル版ーーー
トレイラー
こっちの方がドラマのアウトラインが伝わってきます。



映画はどこでも手軽に手に入りますので、ぜひぜひ観てほしいです。
大人のおとぎばなし。アメリカ社会のおとぎばなしとも言えます。



バグダットカフェは、今も立ち寄って見ることができます。
https://en.m.wikipedia.org/wiki/Bagdad_Café

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8/26/2012

アメリカが驚く、日本のファストフードの驚きメニュー(2012)

日本のファストフード驚きメニューとして、
こちらのニュース記事があって、けっこう面白い。
ハンバーガー、ビザ・チェーン店は、アメリカの町では、
どんな小さな町でも、必ずいくつかはある、というくらい。
アメリカのトレンドは、ヘルシー・メニュー。
サラダを充実させたり、カロリー低めにしたり。
日本での、こういったギラギラ・ハイカロリー路線は、
とても新鮮?に見えるのかな?









ちなみに、アメリカに住み始めた頃、
コーヒーが薄くて、出がらしみたいな味で美味しくなかったけれど、
スターバックスが、こちらでも大流行した流れのせいか、
バーガー屋でも、ヨーロピアン路線の、美味しいコーヒーを出すようになり、嬉しい。

下のリンクは、ニュースの記事のリンク。
まだまだ沢山、紹介されております。


あと、下の写真は、上の記事にも紹介されている、2010年のトピックですが、
日本では、クリスマスがフライド・チキン販売戦争?
と、やっぱり新鮮に感じるようです。





アメリカでは、クリスマスの時期は、何といっても七面鳥(ターキー)の丸焼き。
入植時代に、インディアンから教えてもらったということで、
11月の感謝祭(サンクスギビング)が一番象徴的ですが。
ターキーは、油っけが少なく、バサバサしていて、個人的にあまり好きではないです。
あと、独特のにおいが、ちょっと私、パス。。。
でも、日本からのお客があると、話の種に、大きいのを焼いたりしております。
これも、やはり、アメリカに住むようになった当初より、
ずいぶん工夫がされるようになったようで、
みずみずしさが、焼いても残るようになっております。
とはいえ、大きすぎる事、味などで、
ターキーのかわりに、鴨(ダック)を丸焼きにする人もけっこういます。
でも、チキンは、あまりに日常的なので、特別な日に登場する食材として、
あまりトップに出て来ません。


Source: ifood.tv via Yoshiko on Pinterest

クリスマス・ディナーのイメージって、こんな感じ。

下のリンクは、2010年のクリスマス・チキン戦争の事を取り上げた記事。


私としては、やっぱ、チキンが一番おいしいな〜、と思っております。




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8/25/2012

ガチョウって、コワいものなし! Geese are never afraid.

娘を高校に送って行くと、道を挟んで反対側にある池から、
ゆうゆうとガチョウたちが。。。
彼らは、こうやって、人も車も恐れる事なく、
いつだって、こんな感じ。
近くにいても、態度でかいです。

私も、こんな風にできたらいいなあ。






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8/22/2012

スカンクの臭い 〜ひとつのロマンの終わり






ノースカロライナに住んでいた頃、
「あれ、かすかだけど、スカンクの臭いがする」
と、ある日、お隣のご夫婦が言い、はす向かいの奥さんも、
「あら、そうねえ。かすかだけど、確かにスカンクの臭いだわねえ」

私にはスカンクの臭いがわかりませんでした。

どんな臭いなのかと尋ねると、

「ゴムがやけた時にする、いやな臭いにちょっと似てるかなあ。。。
でも、もっといやな臭いだなあ」
「とにかく、臭い。猛烈にしつこいし、鼻が曲がる」
「一度かげば、絶対に忘れないから」

以来、スカンクの臭いは、私の中でひとつの関心事となりました。

その時から、人に会った時、スカンクの臭いってどんな感じなのか、
聞いてみる事がしばしば。
猫を3匹飼っていて、病気の時など、よく粗相をしたので、
猫のオシッコの臭さ、しつこさは、いやというほどよく知っています。
が、スカンクはどうしてもわからない。

アメリカでは、最初に生活したのは、テキサス州のヒューストンでした。
ここは大都市でしたので、ほとんど遭遇したことなし。

次のノースカロライナでも、はっきりわからず。緑がたっぷりあったのに。

そして、現在住んでいるミシガンで、ついにわかりました!

いつも通る家の近くの道を走っている時、
何やら猛烈な悪臭が車の中に漂ってきました。
それが、どんどん強くなってくる。。。
何やら小さなゴミのような固まりが道路の上にあり、そこを通り過ぎる時、
さらに猛烈な悪臭が車中に!
バックミラーで見たら、どうも小動物が車にはねられたあとだった事が。

「スカンクだ!」

すぐにわかりました。
いやまあ、確かにいやな臭いです。
が、何よりもいやなのは、その臭いがたたきつけるように強烈なこと。
とにっかく、しつこい。

スカンクの死骸は、ちょうど道路ぞいにある家の前。
さぞ、この家の人は臭かった事でしょう。
死骸は、多分、お家の人がたえかねて片付けたのでしょう、消えていましたが、
臭いは、1週間ほど、しっかり続きました。

スカンクの臭いがわかったとき、
嬉しいというより、複雑な心境でした。

何というのか、ひとつ、ロマンが消えたような。。。

これまで私に説明してくれた人々の言葉から、
スカンクの臭いを想像していた間が、どんなに幸せで楽しかったことか。

もう戻れない。

さらに言うなら、もうわかったというのに、
今住んでいるミシガンこのあたり界隈は、
スカンクがどうも多いらしく、
これでもか、これでもかと、よくスカンクに遭遇します。

スカンクをペットにしてる人が、このデトロイト界隈には、けっこういるらしい。
もちろん、臭いが出ないように処置してあるようです。
スカンクは、臭くなきゃあ、とってもかしこくて、愛嬌のある動物らしいです。
(写真の左下の所をクリックするとニュース画面に行けます)

このごろでは、愛犬の愛チャンが、夜中、時々、激しく吠えるのですが、
その時、いつもどこからか、スカンクの臭いが漂ってきていたりします。

もうわかった。
十分。
納得したから、どうぞ近くに来ないで!
という気分の今日このごろです。






**********************参照サイト(日本語)**********************
スカンクの臭いってどんな?
http://oshiete.goo.ne.jp/qa/739444.html


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8/21/2012

お気に入りの映画、本 ー ヒューゴの不思議な発明 Invention of Hugo Cabret


今回は、好きな映画と本の話。

映画の”Hugo"は、昨年末のお休みに息子と観に行きましたが、
映像がとても奇麗で、楽しめました。
昔のパリの街、駅の内部の風景など、みんな幻想的! 
ストーリーも謎めいたサスペンスタッチ。
お気に入りの1つです。
(このブログは始めたばかりなので、話題も行き当たりばったたり。
時もあっちこっちに思いつくまま飛びますので悪しからず)

下の映画のトレイラーは、バージョン2。
私はこっちの方が映画の雰囲気がそのまま再現されているので気にいってます。




日本に住んでいた若い頃は、名画座のはしごをし、
貸しビデオ屋で世界中の名画を借りて見まくっていたものです。
(名画座、貸しビデオ、ああ、大昔)
アメリカに来た当時は英語がさっぱりわからないうえ、
ネット環境も今よりずっと不便。
日本語で補足されているような物は、
貧乏研究者の妻の私にはとても手が出ず。
悲しみのあまり自暴自棄状態で、すっかり遠ざかっていました。
ですから、かなり映画鑑賞歴に長い長〜いブランクがあります。

いつのころからか、こちらで映画を観て
自然に楽しめるようになっている自分に気づいたのですが、
元のフットワークは戻らず。
子供と一緒に観られるものばっかりです。
映画にはかなりうとい方の部類に入ります。
(さびし〜!)

この”Hugo"の原作者は有名な挿絵画家&作家ブライアン・セルズニック。
”Invention of Hugo Cavarett"という分厚いその本は、
240数枚の絵がびっしり。
まるで昔の無声映画を観ているような。。。

実在した古き良き時代のサイレントムービーの映画監督
ジョルジュ・メリエスと、
運命的に結びついたとしか言いようのない
ヒューゴという名の
想像上の少年をつくりあげ(Invention=発明)て、
現実とロマンを見事に融合させた物語に仕上げています。

作者によると、このヒューゴという少年のイメージが出来た時、
描きたかった、いろいろな要素が、
一気に一つにまとまったとのこと。

歴史的事実など、じつに細かく取材がされているうえ、
本の中の前書き(後書きだったかも)も、
作者の作品の創作意図をとても丁寧に書いていて、
その真摯な姿勢に頭が下がります。

ーーだから大家になるんだよねえ、と納得。

下は、原作の本からのごく一部を紹介です。
(ホント、ごく一部)














































**********************参照サイト/英語)**********************
ブライアン・セルズニックのウエブサイト
"Invention of Hugo Cabret" の所から入っていってみて下さい。
新作の紹介を作者が語っているビデオもみられます。

http://www.theinventionofhugocabret.com/index.htm
**********************参照サイト(/日本語)**********************
映画


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