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12/06/2013

ためこみ症候群(Hoarder) <その子供達の生活は.....> hoarder / Dirty Little Secret



12月です。
クリスマスを控え、アメリカでは、プレゼント商戦。
やたらと買い物をしたくなるよう、あの手この手です。
サンクスギビングの後の、大ディスカウントセールの「ブラックフライデー」
それに引き続くオンラインショッピングの「サイバー・マンデー」

いやあもう、購買意欲がそそられます。
買うと、自分の家、よその家に物が増えます。
物が売れると経済活動が活発になっていいんでしょうけれど、
我が家は物の処分が苦手です。
とにかく面倒臭いのです。

***

以前、溜め込み症候群(Hoader)について投稿したことがありますが、
尋常なレベルではない人は、治療の必要がある障害とされています。

↓ 前の投稿 ↓


年末が近くなると、「大掃除」という言葉が思い浮かぶ日本人の私です。
ですから、また、ふと、人々が物をやたら買いまくる今の時期ということもあり、
この「溜め込み」の事が,
またまた頭に浮かんできました。

*****

さて、溜め込み症候群を親に持つ子供たちというのは、
一体、どのような影響を受けているのでしょう。

下のニュース番組のビデオは、Hoarder の母親から育てられた子供たちが、
大人になってから子供時代を振り返っています。

溜め込み症の家庭は、家の中に人を呼びません。
ドアベルが鳴り、誰かが尋ねて来るだけで、飛び上がってしまうほど、
外に内部の惨状が見られたり、知られたりすることを恐れ、びくびくしています。

「お泊まり会も、パーティーも、全くなし」
もちろん、誰も遊びに呼べません。

社交の世界は、かなり限られます。

****

専門家からかなり重度と診断された例は、
ルイジアナのある女性の例。

彼女には、娘と息子が1人ずついました。

息子の男性ミュージシャン(30才/番組当時)がインタビューに答えています。
アメリカでは、かなり有名な例の1つです。

彼は、小学校3年生くらいになると、周りの子供たちから、からかわれ、
いじめられるようになり、明らかに自分の家がおかしいと気づきます。

あまりにひどい状況のため、行政は、彼を母親から隔離しました。

13才の時です。

外で生活するお姉さんと一緒に過ごし、大人になりました。

彼の子供時代の思い出には、いやな事が沢山あります。
冷蔵庫の中は、最悪の場所だったようで、
腐った食べ物の臭いがしみついていたようです。

家中、ひどい臭気が漂い、自分の体にもしみついたそうです。
ですから、もちろん、学校で臭いといっていじめられるようになりました。

歯をみがくようになったのも、ある時から自分の意志で。
彼は、歯を磨く、シャワーをあびる、清潔な服に着替える、宿題をするといった、
基本的な生活習慣について、全く教えられた事がなかったそうです。

専門家によると、重度のHoarder は、
こういった基本的生活習慣を子供に教えないのだそうです。
気にしている所が、普通の人間と違い、ゆがんでいます。
私の印象ですが、
自分の事、自分の気持ちだけが大切になってしまっている気がします。

溜め込み症の度合いがひどい人は、ゴミすら捨てなくなりますから、
子供達は、親が、家中を埋め尽くすJunk (がらくた)の方が、
自分より大切なのだというメッセージを受けながら育ちます。
言葉で、「そんなことないのよ」と言っても、
目の前の状況が本音を伝えてきます。

子供に戻って欲しい、(または行政に子供を戻してほしい)と切実に訴えても、
「家を片付け、普通の状態になったら」
という条件に、自分を合わせる事ができません。

「ぼくは(私は)見捨てられた子供」

というメッセージを送るばかりです。

****
さて、かの男性のお母さんですが、
ニュースにもなっている通り、専門家たちから、
徹底的に家を片付けられたわけですが、
なんと、彼の赤ん坊のときのガラガラ、おむつまでゴミの中に埋もれていました。
そして、猫の死骸が2匹分。
エトセトラ、エトセトラ。。。

掃除は、シャベルを使い、皆、マスクをしています。
家というより、ゴミ捨て場の作業員みたいに見えます。

****

散らかし屋の私、そろそろこういったニュースなどを見て、
がらくたを片付ける気持ちにならなくちゃって事で、
またまたの投稿ーーーという訳なのでした。

がんばろう〜。

(下はABCニュースのビデオです/英語)
ビデオ画面が開かないときは、下のリンクから入って下さい。
http://youtu.be/TSaxn0a1Cbk


参考(英語)
books about "hoarder "(英語)

Hoarder - books, DVD


The Hidden Lives of Children of Hoarders

How Hoarding Affects Family

http://childrenofhoarders.com/wordpress/?page_id=1266

International OCD Foundation
A Hoarder's Reality

Today's Show

「溜め込み症候群」のシリーズ投稿のリンクはこちら
↓↓
http://ymishinanihongojournal.blogspot.com/search/label/%E6%BA%9C%E3%82%81%E8%BE%BC%E3%81%BF%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4

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9/23/2012

グレイ・ガーデンズ Grey Gardens





”gray gardens - DVD , Book”
 映画(左)/ドキュメンタリー(右)


今年(2012年) は大統領選挙の年で、アメリカは盛り上がっております。

さて、大統領というと、いろいろな事が取りざたされるものですが、
故・ジャクリーン・オナシス・ケネディが、
アメリカのファーストレデッーだった頃、
(つまり大統領がケネディだったころ)
身内に変わり者がいて、大スキャンダルになりました。

ジャクリーンのいとこ毋子が、
イースト・ハンプトンという高級別荘地の屋敷で、
ひどい暮らしをしており、
家はお化け屋敷のようで、草ぼうぼう。
中ははちゃめちゃの散らかしっぱなし。
もちろん衛生状態も最悪。
近所からの苦情が入り、いよいよ市が強制的に家に入って警告しました。

この毋子は、同じ名前(エディ)なので、
母親の方をビック・エディ、娘の方をリトル・エディと呼び分けています。


ビッグ・エディは、ジャクリーン・ケネディの親戚である事からもわかるように、
かつては裕福な家庭の奥さんで、
優雅に暮らしていたのですが、大不況の後、贅沢ができなくなりました。
でも、現実が受け止められず、相変わらずの暮らしを変えようとしない人。
旦那さんは、愛想をつかし離婚。(そして、ごく普通の感覚を持った人と再婚)
息子たちも、愛想をつかし距離を置くようになります。
残ったのは、グレイ・ガーデンズというイースト・ハンプトンにある屋敷と娘1人。

娘のリトル・エディは、ダンサーになりたいと夢を持っていましたが、
本業より、家族のある男性との不倫関係の方に夢中になり、
もちろん別れーーという哀しい結末。


「家庭のある人と関係すると、髪の毛が全部抜けてしまうよ」
と、母親(ビッグ・エディ)から脅された通り、
傷ついてグレイ・ガーデンズに戻ったリトル・エディの髪は、
ごっそり抜けてしまいます。

そのくらいリトル・エディは、母親にとても影響されていて、
その毋子関係がすさまじい。
毋親のビッグ・エディは、非常に強烈な性格です。




髪が抜けてしまったリトル・エディは、
その後、いつもターバンを頭に巻いています。

お金も底をついたので、毋子は、スキャンダルの後、
上流階級から落ちぶれ、
孤高で、荒廃した暮らしを続けている自分たちの生活を
ドキュメンタリー映画に撮りたいという話に乗ります。
(もちろん、そんな言い方で頼んでいませんが)


それが、”グレイ・ガーデンズ”というドキュメンタリーになりました。


いつかの投稿で紹介した、溜め込み症候群のテレビ番組と近いものを感じます。
世間の覗き見趣味を満足させる、みたいな。。。

↓↓溜め込み症候群の投稿 ↓↓
http://ymishinanihongojournal.blogspot.com/2012/08/hoarder_6.html

でも、この2人の場合、
こと、母親のビック・エディがただ者ではないので、
ある種の哲学のような物があり、見応えがあります。

数年前、ジェシカ・ラングと、ドリュー・バリモア演じる映画版もできました。
この「グレイ・ガーデンズ」の事をご存知の方は多いかと思います。

映画の中で、あまりにひどい暮らしをしている毋子をジャクリーンがたずね、
お金(小切手)を渡そうとするシーンがあります。
「落ちぶれた身内を援助してあげたい(そして世間体も繕えるようにしたい)」
ということです。
生活のレベルがあまりにかけ離れてしまった、2人。
元々は、同じ優雅な社交界で生きていたのに。

その時、映画の中のリトル・エディが、ジャクリーンに投げつけた台詞は、
「もしかしたら、私がファースト・レディだったのかもしれないのよ」
作り話でもない、リトル・エディの気持ちではと感じます。

でも、その後のジャクリーン・ケネディの人生と、
この毋子では、やはり違うなと思います。

ジャクリーンは、夫のケネディを暗殺されましたが、
その後大金持ちのオナシスと結婚。
生活レベルと家族の保護を死守しています。
オナシス亡き後は、ひっそりとニューヨークで、
編集などの仕事をし、確か、結婚はしませんでしたが、
信頼関係で結ばれたパートナーと、
静かで幸せな晩年を過ごしていたようです。

ビッグ・エディの死まで、リトル・エディはグレイ・ガーデンズで過ごします。
母親の死後、しばらくしてグレイ・ガーデンズを出たリトル・エディ。
その後の事は、あまりよく知りませんが、
少なくとも、毋親の呪縛からは逃れられ、
自分の人生を、自分のために歩いていると願いたいです。

下は映画「グレイガーデンズ」のトレイラー。
そのまた下の方に、古い、ドキュメンタリーの方も載せました。
いかに、映画の方の役者さんたちが、
この毋子になりきろうと努力したかがわかります。
ほんと、そっくり!

ゆっくり見比べてみるのもいいかもしれません。


ジェシカ・ラング、ドリュー・バリモアの映画版
下のドキュメンタリーを観た人にはわかりますが、
声、しゃべり方までかなり似せています。




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資料
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Rakuten Travel, Inc.

8/29/2012

ためこみ症候群ー猫 Animal Hoarder

またまた、ためこみの話。

数年前、今住んでいるミシガンのデトロイト郊外のある町で、
チワワを何百匹も溜め込み飼いしていた男性が逮捕されました。
繁殖しようとしていたのか?? 
細かな内容はよく覚えていませんが、警察ざたになりました。

沢山の犬の死骸、死骸、死骸。

生き残った犬たちは、近隣のシェルターに引き取られました。

溜め込み飼いする人が,
面倒をよく見て快適な環境を動物に与えているかと言うと、
そうでないケースが多いです。
ですから、虐待として扱われる事も多いです。
また、往々にして、近所迷惑的な存在になりがち。

ところで、下のビデオは、小さなアパートで猫を大量に飼っている
ロシアの女性のニュースです。
野良猫を連れて帰っているうちに、この数になったらしい。

この人の場合、おびただしい数の猫を飼っているのに、
驚くほど猫たちがこぎれいでびっくり。
大量飼育の現場はすさまじいものばかり見ているので、
非常に珍しいです。

しかし。。。あの臭い猫のおしっこをどうしているんだろう? 
長年猫を飼ってきた私としては、そこが一番気になるところです。
映像では、匂いはわかりませんからネ。





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8/06/2012

hoarder 溜め込み症候群 テレビ番組いくつか


溜め込み症候群の人の家の中の一例。




うちの夫は、壊れた家具、家電など、なかなか処分したがりません。壊れても、機能が一つでも使えると手元に置きます。たとえばDVDとVHSビデオは山のよう。昔の写真のフィルムも山のよう。日本の本も山のよう。雑誌なんか、10年以上前のものも後生大事に持っています。

前住んでいた所で、近所に老夫婦の家がありましたが、車2台分のガレージが、それこそ、天井までパンパンに物が詰まって、一歩も入れない状態でした。もちろん車は入れられませんから、いつも外に停めていました。ガレージの中は、沢山入っているというより、「えっ!?」と人目を引くくらい大変な物の詰まり方でしたが、これ、うちの人の実家の結婚前の部屋の中みたい。窓があるのに開けられる状態ではなく、ベッドがあるのに、段ボールが天井まで山積みにされていて、身体を横にすれば寝られるだけのスペースしかあいていませんでしたが、それを思い出したものです。
うちの人っていうのは、自分の博物館を作るつもりなのかと思うくらい自分関係の記録、記念品を抱え込んでいます。歴史に残る偉人になるつもりなんでしょう(ため息)。

私は、というと、コレクションは特にむきになってしてはいないけれど、子供のものをはじめとして、台所用品などで不用品を仕分けするのが面倒で、そのままにしてしまう性分。一言で言って「ずぼら」。海外の暮らしだと、日本の物は特にもしかして使うかも、とか、持っていた方が後でいいかもなどと思ってしまうので、思い切りがしにくいのも難点。日本に一時帰国するたび、日本の知人が帰るたび、どんどん日本の物が家に取り込まれていきます。そこに、絵を始めて、道具が増え、作品が増えで、ここ数年の間にこのずぼらサイクルを何とかし、整理しないといけないと切実に思うようになりました。

物を溜め込む人を、こちらでは、冗談まじりにからかうような呼び方でPack Rats (パックラッツ/倉庫屋チェーン店の名前)、尋常でない場合、Hoarder (ホーダー)といいます。

Hoarding -- 「ためこみ」というのは、精神医学的にみて「障害(症候群)」の扱いになっているようです。

溜め込み症候群も、ひどいレベルになると、普通の日常のゴミすら捨てなくなるようです。そういう意味では、ウチは、コレクターとずぼらの組み合わせで、かなり散らかって物が多い生活で、かっこよくないですが、「治療」をしないといけないという危機感たっぷりのレベルには、まだ達していないようです。(あんまりなぐさめにもならないけれど。。。)

生活には別に必要がない不用品をjunk(ジャンク)といいます。趣味の物で生活必需品でないものは、興味のない人から見たら立派なジャンクです。夫婦で趣味が一致していない場合、お互いの趣味の持ち物を、よく「つれあいのjunk」と言ったりします。
また、ゴチャゴチャと家の中で散らかっている物をclutter (クラター)といいます。

お掃除会社の人は、cleaning (掃除)はしてくれますが、clutterを片付けてはくれません。ですから、床に子供のおもちゃやら、雑誌やらあったり、テーブルの上に使った食器やらゴチャゴチャあっても、そのまんまにしておいてできる所だけを掃除します。clutterを片付けてほしいと言うと、特別に片付けもしてくれる場合もありますが、例外的な事なので、必ず交渉しないといけません。原則は整理整頓は別のお仕事です。

そんなわけで、カーペットクリーニング以外、お掃除系の人を頼んだ事がありません。だって、私の場合、お掃除を頼む前の整理整頓が大変ですから。

さて、話をまたhoarder(ホーダー)に戻します。
アメリカでは、この溜め込み症候群の人(hoader)を救うための(といいながら、すごいことになっている家の中を覗き見する)テレビ番組があります。

こういった番組を見ると、うちはまだまだレベル的にひよっこでほっとします。が、身体が不自由になったり、年を取って動くのが難儀になったり、精神的に辛い事があったりすると、いきなり「溜め込み」が深刻化するようなので、気をつけねば。

専門家が言うには、溜め込み症の人たちに見える「視界」はゆがんでいるのだそうで、世間からごみために見えても、本人たちは自分が持ち込んだ物がいつまでもそばにあることで落ち着くらしい。でも、決して人を自分の家に入れないので、一応、外の人が見たらどう思うかはわかっています。家庭崩壊の原因(または結果)にもなっています。
Hoader (溜め込み症候群患者)は、孤独といつも隣あわせなことが多いようです。

日本には、このhoader は一体どのくらいいるのでしょうか。大作家の森鴎外の娘で、やはり作家だった森茉莉さんの住まいが、かなりものすごかったという事を、いつだったか、あちこちで読んだ記憶があります。細かい記述は省きますが、下に紹介するビデオの風景に近い感じの描写があったと記憶しています。そんな部屋の中で一人亡くなって、さらに人々に凄まじい部屋の惨状を見られて。。。きっといやだったでしょうに。------なんだか切ない。

以下は、溜め込み症候群の重度の人を救おう、というコンセプトのテレビ番組の数々。英語がわからなくても、部屋のすさまじさは伝わると思います

私は、久々にこれらを観て、家のJUNK(ジャンク)を捨てたり処分したりできました。
私みたいなちらかし屋は、たまに見るといいみたいです。









下のリンクは”hoarders"という番組のサイトです。
どっさり「溜め込み症候群」のビデオが見られます。



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