7/31/2017

絵を描く生活 - ライブモデルがブームだったけど。。。


半年ほど前に、ライブモデルを描くグループが
タケノコのようにムクムクできたという投稿をしました。
狭いエリアの中で、あまりにたくさんできたので、過剰になり、
成り立たなくなるのでは、と危惧したのですが、
その通りの展開になりました。

今は、ずっと前から参加している月曜日の集まりと、
金曜日の小一時間運転したところの美術館でやっている集まりだけ
自分が行く所として残しています。
金曜日の集まりは、夏の間は写生に参加するメンバーが多いため、
思い切って休みという決断。でも、これは息子の学校が夏休みで、
学校があるときより送り迎えの用事が増える私の夏のスケジュールには助かりました。
月曜日だけ、しかも30分ほど早く抜けなくてはいけないという感じが精一杯。
旅人のように息子をあっちへ、こっちへと運ぶため、
スケッチブックに鉛筆でスケッチという身軽に移動できる画材にしております。
鉛筆も、なかなか楽しい。
そして、今年は初めてワークショップに参加することが可能になりました。
かねてから興味があった urban sketch です。
これは、ペンを使って描き、ラインがはっきりしています。
また、苦手な建物やら車やらもどっさり描きますから、新しい刺激のてんこ盛りです。
ワークショップの翌日から日本ですから、日本でのスケッチのいい助走。
ライブモデルは減らさざるを得なくなりましたが、
ライブで街を描くスケッチが増えたので、私の絵を描く生活も新展開。
わくわくしております。

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7/27/2017

絵を描く生活ー 我が家のニャンコたちを描く

去年の夏からニャンコたちを新しく引き取って飼い始めていますので、
ここのところニャンコをモデルにして描いています。
なにせ、目の前をうろちょろ、いつも一緒ですから手頃です。
我が家には、白黒のモノトーンの猫ばかり。
愛犬・愛チャンも顔のところにちょっとだけ茶色がある、白黒モノトーン。
猫は描きにくいと敬遠していたのですが、意外と描いてみると楽しいです。
私が大好きなのは気持ち良さそうに寝ているところ。
下の絵はチー。他の絵を描いているとき、目の前で気持ち良さそうに寝ていたので、
スケッチしました。写真も撮っておいて、同じポーズで今のところ2枚ほど描いています。
水と遊ぶ描き方をしたいので、何度か同じものを描いてみています。

 


ところで、私は絵はself taught 。
美大を出たわけでもなく、きちんと習ったわけでもない。
つまり我流です。
ミシガンに引っ越して来て1年ほどしてから、
ずっとせっせと絵を描いております。
地元にあった小さなアートスタジオで必要な画材の基本を知るために
ちょこっとだけ短いクラスを取って、あとはひたすら我が道。
絵をきちんと習いに行かない(行けない)
理由は子供にお金と時間がかかるからです。自分に自信があるわけでも何でもない。
それに、もう若いわけでもないので、今さらーーという感じ。
それはさておき、そんな私ですから、
自分の絵がどこまで進歩したのかしっかり判断する目がありません。
ですから、できる範囲でコンペに作品を出してみています。
とうことで、ダメダメ続きのほうが多いわけですが、入選することもあります。
ダメと入選の結果の感触を得ながら、自分の目や感覚を育てている感じ。

このチーの絵は、2か所に通りました。
一つはミシガンのローカル。
もう一つはインターナショナル。これは難関なので、
まあ、ファイナリストになるとは思いませんが、その前段階みたいなレベルに入りました。
ゾンの絵も、このインターナショナルにはエントリーしたのですが、こちらはダメ。
個人的にはゾンが小さいころ、だらっと寝ている姿の絵の方が好きなんですが、
そうか、チーのが評価されたのか。ふむふむ、という感じ。
じつのところ、どちらも自信なかったのでちょっと驚きです。
ゾンの絵は、アナーバーのローカルの展覧会に出して通っております。
これも2枚描いてます。どうせ同じ構図で似てるので1枚だけアップ。


最後に、下は行方不明になったクロがチーと寝ている絵。

クロはさっぱり見つかりません。。。もう2週間以上になります。
クロ、生きててよ。ぐすん。。。クロの絵も、もっと描きたいよ。。。

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7/24/2017

映画ーWar of the Planet of the Apes - 猿の惑星:聖戦記

最近封切りの”War of the Planet of Apes" (2017)を観に行きました。
日本では「猿の惑星:聖戦記」となっているようです。

シーザー。猿たちの偉大なリーダー。
http://pin.it/dVJi8sO




「猿の惑星」シリーズについては、
シーザーという、頭のいい猿がリーダーになっていたのを覚えていましたが、
なにしろ、シリーズがとても長いわ、映画以外のメディアでも制作されているわで、
どこがどうつながってきているのか、さっぱり追いついていません。
ほとんど忘却の彼方。



「猿の惑星」については、
大昔の第1作目、私が若いころに観たもののラストシーンだけを鮮明に覚えています。
これです↓↓
宇宙船が不時着した惑星は、猿が人間のように暮らしている星。
猿たちにつかまってしまい、檻に閉じ込められますが、なんとか自由の身となれます。
さて、自由の身になったところで、メインキャラクターの人間が気がついたのは、
そこはよその惑星ではなく、未来の地球だった。。。というラスト。
最後のシーンで、主人公(人間の方の)は、砂浜に半分埋もれた「自由の女神」を発見し、その場にガクリと崩れます。
他のストーリー展開は全くといっていいほど覚えていませんが、このシーンはとても印象に残っていますし、
これが「猿の惑星」の地位を不動のものにしたというところでしょう。
たぶん、他にも、私と同じような感じの人は多いはず。
(ちなみに、ここに書いた第1作目のあらすじは、検索して調べたおさらいです)

「猿の惑星」は、フランスの作家が書いたSF映画が原作になっています。



大人気だったため、どんどん続編やら、アニメやら、いろいろできて、
いったいどこまでが原作の範囲なのか確かめておりません。
衝撃の第1作目目と、続く2、3作くらいは観たような記憶があります。
核戦争で地球上の人類は滅びるという流れ。
でも、過去と未来を行き来したり、
じつは人類も少し生き延びたものがいたり、
SFだけあって、話を長く、広げる展開は史実や、
現実に沿っていないと違和感が生じる背景はないので
あれやこれやと、大賑わいです。

日本語
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/猿の惑星シリーズ
英語

さて、そんな「おぼろな記憶」しかない私は、
来るぞ来るぞ〜、と劇場で大宣伝していた最新の「猿の惑星」を観たのでした。
秋からハイスクールに進む息子といっしょです。
息子とは、「映画の話題作をさっさと観ておく」という目標を掲げております。
息子はおかわり自由のポップコーン大と、ドリンク大が目当てなことがほとんどです。
映画がハズレでも文句は言いません。映画をよく観る友達同士の中では、
けっこう早く観ている方になるんだそうで、ちょっとした権威です。
いつも驚くのですが、
このごろのアメリカ映画には私の世代が若いころに話題になったものを焼き直し
というものがけっこう多いのですが、
今回の「猿の惑星」も、彼は昔のものを全く観たことがないというのに、
なぜか私より過去の流れを承知していたりするのでした。
いつも息子とは、「う」、「あ」、という感じで対話の言葉が少なく、
おしゃべりが盛り上がることはないので、コミュニケーションは必要最低限です。

ところで、これは新しい映画なので、あらすじは書きません。しばらく後になって、気が向いたら加筆などするかもという感じ。
映像技術、コスチューム、こと、猿の顔づくりはすごいもので、目が一体化してとても自然に見えます。

猿たちは自分たちが平和に暮らせる場所を見つけたいと必死に闘います。
最後は平和かも?ーーという感じ。
何しろ、続編続きで、まるでテレビシリーズのようになっているアメリカ映画、
このあと、どうなるかわかったもんじゃございません。

息子の評定は、10点満点で9 、理由はナイスなエンディング。 私は7、OKな映画。

戦いが続く、緊張感があります。全体的に色目を抑えて、ダーク系の色合いで画面を統一しています。
それは、ふと出てくる明るい花の色や、平和な場所の若葉や、草原の明るい緑を際立たせるためと思います。

これを機会に昔の「猿の惑星」もおさらいがてら観ると、もっと楽しみや味わいが増すことと思いますが、
横着な私は、それ以上のアクションを起こさないのでした。。。

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7/23/2017

絵を描く生活 ー展覧会 搬入ー2017 University of Michigan - Dearborn Open Competition 8/11/17-10/15/17

今日、7月21日は、展覧会の搬入日でした。
初めて行くミシガン大学・ディアボーン校が主催で図書館にあるギャラリーが会場です。



工事だらけの夏なので、早めに出ました。
1時から4時までが受付ですが、初めて行くところなので、
一番乗り状態は避けています。受付開始から30分たったくらいのころをめどに行っています。
そうすると、慣れないところでも、絵を抱えて運ぶ人々の姿を見つけることができるので、
ガイドになるからです。

そして、今回は、工事があったものの、スムーズにディアボーンに着きました。
早く着きすぎ。。。
ですから、ふだんはオンラインでしか買い物をしないDick Blick Art Material の店舗に初めて行ってみることにしました。

Deerborn は二股に分かれる感じの道が多く、私には運転しにくい。
だから、つい高速を降りて引き返したり、違う道に入ってしまって迂回しちゃったり。。。
お店ではーーー
結論から言うと、まあ、買わなくていいものをつい買っちゃったという感じの結果です。
いいんだか、悪いんだか。
さて、ちょうどいい頃合いと思い、3マイルほど先の大学のキャンパスに向かったのですが、
入ってから、ついつい観光スポット「ヘンリー・フォードのお屋敷」の方に入ってしまい、
引き返して大学のキャンパスに入ったはいいものの、ちょっともたもた。
図書館のビルの正面にあたる駐車場に停めましたが、
どこから入っていいやら。。。


すると、期待した通り、絵を抱えた男女連れに会いました。
なんと、アナーバーの知り合いのアーティストとそのご主人でした。
彼女のご主人は、いつも彼女のお手伝いをしております。羨ましい限り。

二人に聞くと、図書館の入り口は、駐車場と大学内の車道に面した方ではなく、
真裏の遊歩道に面しているんだそう。

けっこう歩きました。車を近くにつけることは不可能なので、大きい絵じゃなくてよかったです。
畳一畳より大きな絵を運んでいる人がいましたが、尊敬です。
残念ながら写真を撮り損ねました。下の写真は、普通の大きさの絵を運ぶ男性アーティスト。

夏は、アメリカでは学年の変わり目です。
ですから、図書館は、10人前後の新しく入る大学生らしきグループが、
ガイドつきのツアーをしていて、図書館でしたから、それはもうひっきりなし。

この展覧会は、とてもよく搬入の手続きが用意されていて、
綺麗に印刷された書類ができていて、サインするだけの状態になっていました。
アートワークは、美術品ですから、預かりの契約書にサインします。
もちろん私用の控えも貰えました。

次、撤去の日には、スムーズに来ることができると思います。
ただ、高速道路にトラックが多いので、運転が疲れます。
ミシガンに引っ越して来る前まで(ヒューストン時代、ノースカロライナ時代)は、
ふだん行かないエリアへの運転も苦ではなかったし、
どちからというと楽しんでいたのですが、このごろは苦痛です。
現在のミシガン時代は、
もちろん、歳を取ってきたこともありますが、
ノースカロライナの生活からミシガンに引っ越したころ、
大きな病気の治療をしているので、
ガクッと体にダメージがきたことが大きい気がします。
さらに、ミシガンに来てから生まれて初めての骨折を2回もしていますし。

買い物ができるようなモールもドーンとあるのですが、買いたいものもなし、お金もなし。

あああ、神経が疲れやすくなったなあと思った私なのでした。

下は、展覧会の案内です。レセプションは8月11日。
日本に一時帰国なので出られませんが、お近くの方、一般公開のレセプションですから、
良かったらお立ち寄りください。
ちょっとしたフィンガーフードが食べられるし、ドリンクもあるし、
受賞作品の発表と、講評もあるはずです。



2017 University of Michigan - Dearborn Open Competition

Alfred Berkowitz Gallery at the University of Michigan - Dearborn
- the gallery is located on the 3rd floor of the Mardigian Library on the campus of the University of Michigan - Dearborn.
4901 Evergreen Rd.  Dearborn, MI 48128

The Exhibition runs
08/11/17 - 10/05/17

The Reception will be held on Friday, 08/11/17  from 5 - 7 pm
Juror  Bruce Winslow will speak at 6pm.


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7/17/2017

うちの猫 ー Barn Catsー 失踪



クロが行方不明になりました。
出入り自由で飼っているため、過去の猫たちもいろいろありましたが、
無事、天寿を全うする年齢17〜21歳まで生きました。
でも、よく考えてみたら、そのほうがまれなのかも?  
お隣の猫になってしまったななチャンなど、外で過ごすことの方が好きな猫で、
特に夜出歩くのが好きでしたが、
お隣といっしょに引っ越すまでの7年間、全くの無事故。



でも、
今回のクロの姿が消えたのは、これまでと違い、とても心がざわざわ、ヒリヒリします。
家の周辺を探し、聞き歩き、
警察のアニマルコントロール、シェルターといったところにもレポートし、
張り紙も作り。。。
最近入った、Nextdoor というご近所づきあいのネット版のようなところにも投稿。
そうしたら、クロと同じ日に、自分の猫と、ご近所の猫が2匹行方不明になったというコメントが。
その2匹のニャンコたちは、真っ白と、白地にちょっと黒で、うちのクロと対照的な色目です。

1週間たちましたが、3匹とも全く帰って来ず、見つからず。。。
調べたところ、
私たちのように、飼い猫に自由を与えている飼い方の猫がいなくなった場合は、
家の中でだけ飼っている猫たちと違い、必ず何かトラブルに巻き込まれているのだそうです。
彼らは何もなければ、必ず家が拠点で、戻って来る生活をしています。
外に出るとはいえ、彼らなりにテリトリーがあり、出かけるときについて来たとしても、
テリトリーの境界線に来ると引き返します。
何かがあって、テリトリーを出てしまったか、怪我をしたか、
考えたくないですが、コヨーテや狐に襲われたか。。。

いずれにしても、異変があったわけで。。。




ということで、ここ1週間は、いつも、どこにいても、何をしていても、
心の中に何かチクチクする塊があるような感じです。

1週間たった今、少しずつ、少しずつ、心の中で
クロはもう、家には戻らないだろうという絶望的な可能性を受け入れ始めています。

我が家には、犬の愛チャン、あと3匹のニャンキーズがいますが、
こういったとき、彼らがが、言葉を喋れればなあと思います。
幼児程度のつたない言葉でも、片言でもいいから、
クロにどのようなことが起こったのか
推測できるヒントが得られるかもしれないのにーーと。

映画か何かだと、ここで気の利いたことが起こるのですが、
現実は、やはり厳しいです。
レポートしたり、張り紙作ったり、人に尋ねたり、保護された猫のチェックをしたり。。。
とりあえず、出来ることをどんどん行動に移していると、
心の中のチクチクを紛らわすことができます。

だから他のニャンコたちを外に出すのはやめたかというと、
自由に出入りできる飼い方のままで変えずにいます。
クロがもし帰ってきたとき、いつも通り、ハフォンとドアを通れるように。
ニャンコたちも愛チャンも、いつも通り。

下は、猫が行方不明になったときに探すときのアドバイス。
最後に、「諦めるな」とあります。

どうぞ、クロも、ご近所のニャンコも、みんな無事、生きていますように。
家に帰って来られますように。
諦めないからね。

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7/03/2017

私の住む町、Saline で ー 昼下がりのデイリークィーン





私の住む小さな町・サリーンでは、
小さなアイスクリーム屋さんDaily Queen (略してDQ)にはいつも人がたくさんです。
冬は閉まっていますが、営業している春から秋までの間、
ひっきりなしに車が出たり入ったり。途切れることがほとんどありません。
アメリカ人は、アイスクリームが本当に大好きだなあと思います。
我が家はシーズン中、2、3回行くか行かないかというところですが、
そのうちの一回にこの間立ち寄りました。
妙に中途半端に時間が空いたときに、ふと目について気が向いたからです。
ちょうど午後早めの時刻で、夕方のようにごったがえしておらず、
ほどほどの混み具合ということもありました。
息子と私は、ブリザードを頼みました。
そして、外のベンチで座って食べていたところ、
へええ。。。。
と、面白いことに気づきました。

私たちが外のベンチで食べている間にアイスクリームを買って出てきた人たちは、
みんな車の中で買ったアイスクリームを食べているのでした。
しかも、男性一人で、というのが主流。
お母さんと、小学校高学年くらいの男の子も、車の中で食べておりました。
私たちと別にひと組、外のベンチで食べた人たちがいましたが、
これは小さな保育園児くらいの女の子2人と、おばあちゃん。
こんな小さい子達が車の中でアイスクリームを食べたらきっと車の中はドロドロですもんね。

時が、のどかに、静かに、ゆっくりと過ぎていきました。

そろそろブリザードも食べ終わりになってきたころ、
病院勤めらしい女性が、仕事着姿で車で乗り付けました。
シフトが終わったばかりという感じです。
さっそうと店内に入り、アイスクリーム・コーン
(日本のソフトクリーム)のラージを片手に出てきました。
それはそれはうず高いアイスクリームで、高さ20cmはあります。
ちょっと傾けたらぐらーっと傾いて落ちそうです。

さて、その女性ですが、車に乗るやいなや、
左手にアイスクリーム、右手にハンドルで、
ブブーッと発進し、アイスクリームをペロペロとなめながら、
交通量の多い幹線道路に勢いよく左折で出て、ブロロロと去っていったのでした。

わお!

アメリカは車は右側通行。ですから、左折するときは、
日本の右折と同じように、両側から来る車に注意を払わなくてはいけません。
それをギュインとアイスクリーム舐め舐め、
ろくに左右を確認せず出て行ったのに驚きました。

男性より、女性の方が大胆ーーーということを学んだ昼下がりなのでした。

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