12/31/2015

寒い生活 -2015 エルニーニョ現象で異常な暖冬


今年のミシガンの冬(2015-16)はエルニーニョ現象で、異常な暖冬。
気温が高いので、雪ではなく、雨が降っています。
風もふだんのミシガンより少ない気がします。
冬ですが、快適にお散歩ができます。
下がっても零下5℃程度の冬は、ミシガンではぽかぽかです。

"Live is sooo easy without snow!"

ホワイトクリスマスじゃないからつまらないという声もありましたが、
雪かきしたり、仕事に出たりする人は、ほっと一息です。
異常気象ですから、農作物に被害が出るところもあると思います。
ですから、手放しで喜ぶのは気がひけますが、こんな年もないと。。。

気象庁資料:エルニーニョ現象
CNN(日本語)
今年のエルニーニョ現象、史上最強の可能性

なんてことのん気に書いていたら、そのとたん、その日にひょうが降って、
注意報も出てるな〜と思っていたら、それがアイスレインになって、突然、停電。
停電は3時間ほど続きましたが、時刻が6時過ぎぐらいだったというのに、いやもう真っ暗。
地下で私は絵を、息子は宿題をしていたのですが、困りました。
静物画のために置いていたろうそくをつけて、宿題は終わりましたが、
私の方は絵はろうそくの火の下ではちょっと。。。
(教訓:すべきことは明るい時間帯に済ませておくほうがよい。太陽とともに動く)

ストームは広範囲にわたり、ウイスコンシン州から戻る途中のサリーン在住の友人が、
フェイスブックに刻々と渋滞の中、「まだここ!」とたびたびレポートしていました。
こういう時、facebook に報告を入れると、気がまぎれるみたいです。

出かけている間にひょうが降りだしていましたが、
こんなうっすらでも、アイシーな表面だったため、車で坂を上がるのに難儀しました。
子供たちとそれーっと塩をまいておいたので、夜中に帰宅した夫は無事上れました。
放っておくと氷になってしまうことがあるので、こういう場合は坂道の我が家は要注意です。
(塩を買っておいてよかった!!)


冬の終わりのいやあな感じの天候に似ていた今日なのでした。
これも、気温がふだんより暖か目だからだと思います。。。
暢気なことを言ってちゃいけないなあと思った次第。
油断大敵。やはり冬の備えは必要と思った私なのでした。
塩の補充をしておこう!


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12/26/2015

うちの犬ー お散歩


我が家の愛犬・愛チャンは、
エレクトリック・フェンスでバリアされた庭の中を自由に動き回れます。
田舎家ですから、庭がとても広いです。
足を複雑骨折、腰骨にヒビという飼い主の事情でお散歩ができなかった中、とても助かりました。
とはいえ、やはり愛チャンは、お散歩が大好きです。
私からすると、どこも似たようなものに見えますが、
愛チャンにとっては大いに違うらしく、やたらと匂いをかぎまわったり、
オシッコでマーキングしたりと大忙しです。

今年はエルニーニョ現象で、異常な暖冬のミシガンですから、
冬のお散歩がしやすいので、けっこうコンスタントに出られています。

歩くルートは近所を40分ほどぐるりですが、
犬を飼っているお宅は多いです。散歩も多く、たくさんの人、ワンコに出会います。

たとえば、今日のルートには、
愛チャンが通りかかると、けたたましく吠える犬(多分小型犬数匹)がいる家が右手にあり、
そのキャンキャンが聞こえると、左前方の家の庭に大型犬が出て来て、
愛チャンが近づいて来るのをじいっと待ちうけます。(丸印の中)


愛チャンは、その大型犬をとても意識していますが、
素知らぬポーズを取ります。
上の写真は別方向を向いていますが、実は大型犬のことを意識しています。





私たちが近づくまで、
じいっと待っている大型犬くん。
前にさしかかると、がぜん突進してきます。
バオオッ!!  オオッ!
いやあ、でかい。 怖い。。。
エレクトリックフェンスですから、目の前に阻むものがなく、
今にも飛び出して来そうに見えて本当に怖いです。



じつは、このおうちのはす向かいにも犬がいるのですが、、
本当に出てきてしまい、ずうっとついて来られて困ったたことがあります。
たまたま行き会った別の散歩の方が、
「お隣の新しい犬で、よく知ってるから連れて帰るよ」
と、上手に誘導していってくれました。
そのお宅は電池切れだったもよう。
まだ、フェンスに慣れていない子犬(大型犬の子犬なのですでに巨大)でした。
だから「やんちゃ」で「好奇心が先に立ってしまう」のだそうです。
その犬の場合、「遊んでよー」という感じでしたが、
このワンコはどう考えても「おらおらっ、あっち行け!」という感じです。
番犬の鏡?

とにかく、こういう時はーーー

走れ!



たまに、飼い主さんが家の中から
「○○○、Stop. 」と声をかけたりしますが、
その時の呼び方は、まるで赤ちゃんに呼びかけるような甘さがあります。
こちらからは猛犬に見えても、飼い主さんにとっては可愛いベイビーってことですね。

愛チャンは、
前方に大型犬くんの家が見えてくるといったん止まり、じいっと見つめます。
オリンピックの体操選手が、競技に入る前のちょっとした精神統一の瞬間みたいな感じです。


でも、
決して引き返そうとはしないので、
やはり愛チャン自身も興味があるのでしょう。

ちなみに、この大型犬くんは、
クリスマスの日に赤い腹巻きみたいな「おべべ」を来ていました。
女の子で、「大型犬ちゃん」だったみたいです。。。

愛チャンもいたずらなので、「He」といつも言われちゃいますからご同類です。
ふう。

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12/25/2015

絵を描く生活 - Merry Christmas!

クリスマスなので、ここにもクリスマスの絵をアップすることにしました。
夏にのんびり描いていたものです。
去年(2014)、地元の映画館に行ったとき撮った写真から。
今年は映画をここに観に行ってないので、ツリーがどうなってるかは不明です。
色合いが気に入ったので、この路線で行っていてほしいものです。
この時観に行った映画は、ミシガン大学のJapanese Sutudy 主催の
「夢と狂気の王国」の上映会でした。スタジオ・ジブリのドキュメンタリー。
↓↓↓↓

Blue and Gold 1,  Watercolor

Blue and Gold 2 ,  watercolor 

ちなみに、今、来年の干支の猿を描いてますが、
お正月に間に合うかなあ。。。
普通、もっと前に描いておくもんですよね。
年賀状を書く習慣がほとんどなくなった私です。

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12/21/2015

絵を描く生活ー 批評会のクリスマス・ランチ


描いた絵、描いている途中の絵を持ち寄って批評したり、
意見交換したりする会にいくつか入っています。
毎週火曜日に一緒に水彩画を描いている仲間と入っているグループは、
毎年、クリスマスのある12月の集まりでは、食事会も一緒にしています。
これはいつも私の家の近所のジョアンがホストします。
彼女はとても社交的で、こういったパーティが得意です。
この集まりだけでなく、家族以外の人のためのパーティを今年は3つ、自宅で開いています。
食事は持ち寄り(ポットラック)ではなく、全て彼女が用意するというところが、
他の多くの集まりと違っています。
皆、本当に彼女に感謝しています。


彼女が主催する食事会に参加するのは、かれこれ3回になりますが、
いつも料理のメニューを変えています。
私なら、違う集まりなら同じのでいっちゃえ〜、といくところです。


そして、毎年、最低一品、レシピ(recipe)が欲しいという声が上がります。
さて、今回の人気メニューは、上の写真の真ん中の、Butternut Squash Casserole でした。
Buttercup Squash とは、日本でいう普通のかぼちゃといっていいと思います。
でも、食感からいって、ほこほこではなく、水気が勝っている方のかぼちゃの気がします。
(こちらにはいろんな種類のSquash が売られていて、もう、どうしていいのかわからない感じです)
見てくれは平凡ですが、口に入れると、ふわふわっと軽く、心地よい甘さで、
思わず皆、感嘆の声が出てしまいました。

こちらの友人は、特にお姉さまたちは、下の写真のようなレシピをまとめてあり、
大抵はキッチンのあたりにしまっています。すぐ出せて便利ですから。
そして、それぞれが「誰々のところで、食べて美味しかったから教えてもらった」とか、
お母さんや、お祖母さんの味、といったバックグラウンドを持っています。
今回のジョアンのこのレシピは、お友達のところでご馳走になったものだそうです。

おしゃべりや批評会で時間に追われる集まりでしたから、
私が代表して写真を撮ってメールで回しました。

さて、私はどうするか?
とても美味しかったので、作ってみたい気持ちはやまやまですが、
たぶん自分ではチャレンジしないと思います。
素直な性格ではないので、いつもどこかいい加減にしたりと、
ちょっとひねりを入れてしまう。
ですから、どうしても同じようにできないのです。

ジョアンは、料理が大好きで、こと、オーブンを使った料理は毎日と言っていいくらいです。
だから、自分の家のオーブンのくせ、
どの器に入れたらどのように熱が伝わるかといった加減もよくわかっています。

我が家はメインのオーブンのコントロールパネルが壊れ、
まだパーツが届かないということで、オーブンが使えません。
でも、オーブン料理をあまりしないので、
上の方(ストーブトップと言います)が使えている今、不便を感じません。
サンクスギビンング(感謝祭)のパーティのターキーが焼けないので困った程度です。
そんな私ですから、食べたい時は、ジョアンにおねだりして、また作ってもらおうと思っています。

本当に美味しかったので、料理、ことオーブン料理をよくされる方、
おすすめですので、上のレシピを見て、ぜひ挑戦して見てくださいね〜。
甘みも、日本人の口にとても合う、上品な甘さです。

翻訳はしません。
こちらの典型的なレシピメモですから、
筆記体が読みにくいかもしれませんが、頑張って読んでみてくださいね〜。


美味しいランチの後は、批評会も楽しく、なめらかに進みました。

美味しい料理が人々を幸せにするという事を実感できるので、
ジョアンの家の食事会を毎年とても楽しみにしています。
私のお気に入りの映画「バベットの晩餐会」の主人公バベットと
同じ心意気を持っているジョアンは根っからのアーティストだなあと尊敬しています。

「バベットの晩餐会」についての投稿
↓↓
http://www.americanikki.com/2013/05/blog-post_26.html

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12/04/2015

子供の学校で ー ピートのおかげ -Pete the Cat



私の住むサリーンという小さな町の学校は、3学期制です。
秋から新学期ですから、サンクスギビングのお休み明け、
つまり11月いっぱいで、1学期目が終わります。
学期の終わりには、カンファレンスといって、日本でいう個人懇談会があります。
うちの学校区は、ミドルスクールの7年生からは、
誰が何日の何時からという時間割を決めて会うのではなく、
学期末で生徒が半ドンの日の2日間、昼からの午後の3時間、夜の3時間の間、
めいめいが都合のいい日、時間に先生の教室を訪ねて話します。
もちろん、昼間の方が空いているので、がんばって昼に行きました。

学校に着くと、保護者が学校の中に入る日だけあって、
チャンスとばかりに、ずらっと忘れ物が並べられていました。
いわゆる Lost & Found です。
ミドルスクールになると、子供といっしょに親が学校内に入ることが少ないですから、
エレメンタリーのころと比べ、それは莫大な量でした。
この写真の約3倍が全体量といったところです。



昼間は、空いていますから、それはのんびり静か。
サイエンスの先生の教室の前でぼおっと座っていたら、

「あ、ピートだ。お母さん、ほら、あそこ、ピートだよ」
と、さかんに近くに座っている男の子たちの方を指さします。

私は、下の写真の男の子たちのどちらかと思い、焦りました。
というのは、人のことを指さして何だかんだと言うのはとっても失礼だからです。



でも、人ではなく、別のものを指していることがわかりました。
写真の中央、歩いている女性の左横にいる小さな姿は。。。

猫でした。



遠目には、我が家の猫だった「ななチャン」に似ております。
(今はお隣の猫です:うちの猫ーだった猫

「ピートっていうんだよ。学校に住んでる猫」 と、息子。

ピートは、ガイダンス・カウンセラーの先生のオフィスに住んでいます。
入口には、ピートについての張り紙がいっぱいです。
中に先生がいらしたので、「猫を見に入っていいですか?」と聞くと、快くOKのお返事。

私が入って写真などを撮ったり、おしゃべりをしていたら、
懇談会についてきたらしき子供たちも「いいですか?」と、ピートを見に入って来ました。



先生のお話では、猫のピートが学校に住むようになったのは、去年からなんだそうです。
ピートは知り合いからプレゼントされた猫でした。
もらったはいいけれど、すでに飼っていた猫たちととても折り合いが悪く、
貰い手もないし、シェルター送りにするしかない。。。
校長先生に、学校に一晩だけ置かせてほしいと頼み、家の猫たちと隔離しました。
ところが、この日、オフィスに来る行動面に問題のある子どもたちの気持ちが、
ピートをなでただけでたちまちおさまり、驚くほどの効果があることがわかりました。
セラピードッグを導入してはどうかという話はありましたが、
このシェルター行き寸前だった猫が、いっぱしにセラピー猫の役におさまりました。

「スペシャルニーズのある子どもたちに、この猫がとてもいい影響を与えることがわかって、
校長先生から教育委員会にかけあってもらって了解を取り、学校に住めるようになったんだ」

もともと、自分の家の猫ですから、餌代はガイダンスの先生持ちです。
でも、学校の先生方、お掃除の方々、学校に出入りする人々がみんな、
何かと協力しあって、ピートの面倒を見ているんだそうです。

そういえば、今年は、これまでより学校の中の雰囲気がとてもまるくなった気がします。
もしかして、ピートのおかげかもしれません。
これってあながち外れでもないです。



息子がいうには、ピートは毎日気ままに学校の中を散歩していて、
授業中の教室の中にも顔を出すんだそうです。
特別にお気に入りの教室があるというわけではなく、
まんべんなく顔を出しているそうな。
まるで、校長先生の巡回みたいですね。



ピートには、何か特別な能力がある気がします。
違いをつくるニャンコです。

でまあ、ピートは、ツイッターのアカウントも持っております。
わお。すごいですね~~~~。



下のリンクは、猫のピートが学校に住むことになったいきさつの記事です。

校長先生(Mr. Raft)は、気さくに学校中を歩き回っている人で、行くたびによく見かけます。
声をとてもかけやすい人です。
スタッフの先生方とのコミュニケーションもいいし、
こういったことも、良いと思ったらさっと導入のため行動する所がいいなと思います。
この猫のピートの一件で、つくづくそう思ったのでした。

Pete the Cat is a Purrfect Fit at Saline Middle School (news)

http://www.thesalinepost.com/article/section/schools/blog/saline-middle-school/pete-cat-purrfect-fit-saline-middle-school

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