8/31/2013

今日は外ごはん <クラッカー・バレル/アメリカの「三丁目の夕日」の世界>  Cracker Barrel

アメリカは車社会。
ハイウエイを延々と走る旅が主流です。
ですから、ハイウエイを降りてすぐのところには、
車での旅の人をあてこんだガソリンスタンド、
モーテル、レストランがたくさんあります。
ほとんどは、チェーン展開しているお店ばかり。
というのは、多分、チェーン店の方が「行きずり」の人間には、
どんな所かという事が説明抜きでわかりやすく、
安心して立ち寄るからではないかと思います。
例えば、私なども、知らない土地を車で旅しているとき、
チェーン店で自分がどんな感じか知っている所と、
全く知らない、未知数の部分が多い所の2つ選択肢があった場合、
ごく自然にチェーン店の方を選択しています。
マクドナルドといった、バーガー屋さんも、
ガソリンスタンドとタイアップしていたりします。


http://www.crackerbarrel.com/

さて、アメリカ生活は20年と少しと、けっこう長いのに、
この、クラッカーバレルには、なぜか長い事入った事がありませんでした。
ここに行くようになったきっかけは、
ノースカロライナからミシガンに引っ越して来る時、お隣の奥さんから、
お餞別にここのプリペイドカードをもらったからです。
「私がドライブするとき、ここにいつも寄るのよ。
一番のお気に入りだから、引っ越しの途中、ぜひ寄ってね」


ここのテーマは、vintage ヴィンテージ。
アメリカの古き良き時代のものが食事するエリアに満載です。








古き良き時代=ロッキング・チェアなのでしょうか?
なぜかここでは、フロントポーチ的なエリアを店頭に作ってあり、
ずらりとロッキングチェアが並べてあります。



ロッキングチェアは、全部、売り物。



こうやって、チェッカーなどしたり。
このチェッカーのセットも、売店で売っています。




古い農耕機具も、インテリアとして、そこあそこと置かれています。
これはさすがに売り物ではありません。



さらに、売店があるのもこのお店の特徴。

古き良き時代のアメリカングッズでいっぱいです。



昔のドリンク。

下はヒット曲。



美味しいのかどうか、不明ですが、昔ながらのアメリカのお菓子たち。


まだまだ、他にも面白いものが沢山あって、
見ているだけで楽しいです。

***

西岸良平の「夕焼けの詩(三丁目の夕日)という
日本の戦後の復興から高度経済成長期のあたりの
古き良き時代のレトロ漫画がありますが、
そんな感じで「古き良き時代」を懐かしむのが、このお店のコンセプト。
私はアメリカで生まれ育っていないので、このような物を見ても、
自分の過去と結びつけて懐かしくなれないのが残念ですが、
ノスタルジーはしっかりと感じる事ができます。ほっとします。


食事は昔風のアメリカン・ミールですから、
日本の人の口には、少し合わない所もあるかもしれません。

でも、我が家は結構、ここが好きです。


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8/29/2013

ニュースの拾い読み <火星への片道切符/$38 ドル--がいよいよ締め切り> Mars One



宇宙への移住が、いよいよSF小説や映画の世界のものではなくなったようで、
Mars Mission なるものが登場し、今年の1月から、
火星に移住する人を大々的に募り始めました。
この8月末で、いったん締め切り。

名付けて Mars One Program.
申し込み費用は米ドル$38也。



↑↑↑
火星への移住者募集中!のビデオ


Mars One は、
オランダを本拠地とする、非営利団体(non profit organization)です。
もともとは、NASAが2010年に
火星への移住プロジェクトについて公式発表していましたが、
プロジェクトが独立した形で、立ち上がっています。

現時点で、火星に行くには、2年近くかかるととか。
いや、軌道の位置が案配いいと、けっこう早く、半年くらいで行けるなどと、
いろいろな説があるので、よくわからない私ですが、
決して短い時間ではない事は確かです。

火星との行き来は、近いわけでも、
100%安全というわけでもないし、
とてつもない設備と費用がかかるという現実は変わりません。

ですから、火星へのチケットは片道切符。
行ったらもう二度と地球に戻りません。

計画では、2022年に最初の移住者たちを送り込み、
2年ごとに新しい移住者たちを加えていって、
コロニーを大きくしていくというものです。
移住者たちは、火星で人間が暮らしやすい環境を作る努力をしつつ、
そこで一生を終える事になります。
もう1つの地球的な環境を持つ惑星づくりといったところなでしょうか。

つまり、火星という新天地に、自分の人生を捧げるというわけです。


申し込んだからといって、確実に行けるわけではありません。
火星行きは、観光旅行ではありません。
適性を審査され、大丈夫、と合格した人たちだけが行く事になります。
選抜された人たちは、Mars One のスタッフとなり、
出立までの期間、たっぷりトレーニングを受ける事になるようです。

一般人というより、宇宙飛行士の位置づけですね。
ですから、移住者たちは「クルー(Crew)」と、
宇宙飛行士のミッションのような呼ばれ方をします。

言語は、英語が公用語になるようです。

*** 

家族や友達などと一緒に申し込む事は禁じられています。
あくまでも個人ベース。
孤独な宇宙の世界です。
強い「個」である事が最初から必要です。

家族や友人と別れることをいとわず、
火星に移り住む事を決意できる人間でなければいけないと、
申し込みの時点からフィルターが入ります。

下のリンクに入ると、”Mars One Program" に申し込んだ人の,
自己PRビデオつきの一覧が見られます。
このサイトから、もちろん、参加の申し込みも出来ます。
(8月31日で今回は締め切りですが)

↓↓
Mars One 公式サイト(英語)
http://applicants.mars-one.com/

こちらは、「日本」でフィルターをかけたもの。
日本からの応募者、いたんだ〜!!
↓↓
http://applicants.mars-one.com/?sex=&minimumAge=&maximumAge=&country=JP&language=&rating=

***

このミッションは、もちろん、専門家も適性について審査をしますが、
一般の人たちからの投票も取って決めるという二本立てになっています。
テレビで一般公開。わお。
バラエティ番組的な乗りーーといったら失礼か。。

***

他に、この関係の新聞記事をざっとみますと、
申し込みをした人たちのお話が載っていました。
中国からは、600人あまりと、かなりの人が申し込んでいるようです。
そのうち、27才のある中国人女性(とても美人!)は、しっかり結婚しています。
ほとんど誰にも相談せず、こっそり申し込みをしました。
とはいえ、ご承知の通り、いつまでも隠しておけるものではありません。

ダンナ様からは、クレイジーと言われ、
もし、選ばれて行くようなことになったら、恨むと。

彼女、選ばれるかも。
一般投票の人気、高そうです。

***

宇宙とはいわずとも、昔むかしの地球では、よその国に移り住んだり、
出かけていったりする事が、「永遠の別れ」といっていいほど遠い時代がありました。
それが、ついに、よその星へという事になったという事でしょうか。

随分、いろいろな事の進歩が早いので、
あと100年かそこらすると、この火星への移住話も、
現在私たちが歴史の一コマとして振り返ってみている、
昔のもろもろの民族の移動と変わりなく、
ごく当たり前になり、それこそ、学校の歴史の教科書に載り、
宿題のレポートやら、テストやらに出てくる
ごく普通の1単元になるのかもしれません。
そして、もはやSFではなく、
「実話」を元にしたノンフィクション、小説やらが書かれ、
火星を舞台にした大河ドラマ、映画が、
ごく当たり前のように放映されるようになるのかも。

***

皆さんはどうでしょう、火星への移住、申し込んでみたいと思いますか?

私の場合、ぶるぶる、ゴメン。パス。です。
もちろん、今は若くもないし、持病もあるしで、
対象外ですが、若くて元気だったころでも気持ちは同じです。

宇宙は、その中で過ごす事を想像すると、私の場合、
閉塞感を感じるので、まっぴらごめんです。
宇宙の広がりにロマンを持つのではなく、
自分が閉じ込められるイメージを持ってしまうのです。

自分の事はともかく、
家族の誰かが申し込んだとしたら、どうしよう!?

私の子供たちの世代は、大人になったときに、
今の私の感覚では想像できない、新しい人生の選択肢が、
この火星への移住話以外にも、もっと出てきそうです。

どんな世の中になるのやら。。。

ある種、心の準備をしておかなくてはいけない気がしました。
これからの地球の新しい時代に向けて。。。

とまあ、このニュース、ちょっと適当に拾い読みしたわけですが、
日常生活を、ふと違う角度から、あれこれ考える機会になりました。

この "Mars One Program"、
日本からも、ぼちぼち応募している人が出ているわけですが、
約10年後の2022年、第一回移住者の中に、果たして日本人はいるのだろうか。
この先の展開が見逃せません。

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下は、2010年11月のニュース。
これから2年弱で、一般公募が始まったというわけですね。
この当時はまだ、Mars One という組織も立ち上がっていませんでした。
(日本語)
↓↓


↑↑↑
火星への移住者募集中!のビデオ(その2)

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***参考資料(英語)***

8/27/2013

2013 夏 中国への旅 機内食 <フォーチュン・クッキーのルーツは日本!(北陸 地方)>



国際線に乗ると、食事等、目的地にちなんだ物が必ず出ます。
デトロイトから北京へのフライトでは、sweet & sour chicken(酢豚)を。
アメリカンスタイルの味付けの酢豚。
見かけはアメリカンの酢豚に見えないけれど、味はしっかり甘い。

そして、アメリカの中華料理屋に行くと、必ず出てくるフォーチュンクッキーも。


http://pinterest.com/pin/276971445806509133/

下の写真のように、クッキーを2つに割って開けると、中から紙が出て来ます。
これには、ちょっとした運勢のような言葉と、
ロタリー(宝くじ)の番号やら、ラッキーナンバーやらが印刷されています。
おみくじ的な楽しさがあって、楽しい。

ところで、このフォーチュンクッキーですが、中国では、
どこで食事をしても全く出てきません。

知っている限り、出てきたのは、アメリカとカナダくらいです。

さらに驚いたのは、おみくじとコンセプトが似てるなー、と思っていたら、
なんと、元々は、アメリカで、日本人が始めた物のようです。

サンフランシスコの日本庭園を設計・運営した庭師萩原真が、
1894年に開催された国際見本市のアトラクションで、
お茶うけのお楽しみに用意したものが、そものそもの始まり。

二つ折りにした中に短い言葉を書いた紙を入れるという事形は、
元々は、日本北陸地方で、新年の祝いに
神社で配られていた辻占煎餅(つじうらせんべい)に由来していているのだそう。

-------確かに、調べたら、ぞろぞろ出てきた!!!
フォーチュンクッキーそっくりそのままのおせんべいが!!!


下のリンクをクリックして下さい。
↓↓↓


驚き!
道理で、妙にシックリくると思った!!!
これって、日本のおみくじ文化だったんですね、納得。

アメリカでは、フォーチュンクッキーといえば、中華のイメージが揺るぎないです。
私自身、フォーチュンクッキーを見ると、自動的に中華料理。
今さら日本食レストランで出されても。。。形をかなり変えない限りダメ。

何だか寂しい。。。
本当は、日本の文化発だったのに、ね。。。

北陸地方の方、ずっと知らなくて、ごめんなさい!

参考
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8/25/2013

2013 夏 デトロイト空港にて <マクドナルドのオンラインゲーム>


アメリカの長い長〜い夏休み、
去年はどこにも行きませんでしたが、
今年は夫の仕事の予定にも合わせ、家族総出で、中国と日本に行きました。

娘は、秋から大学進学。
家を出て、寮生活になります。
そういう意味で、今年皆で出かけるのはいい機会でした。

今回は、タクシーを利用。
長い期間、駐車場に車を置くと高くつきます。


デトロイトの空港は、仕組みもわかりやすく、
日本語での案内、掲示も多いので、日本人にとても便利です。

自動車産業のデトロイト。
日本の自動車産業と、関わりが深いからでしょう。
ノースカロライナのRaleigh 方面から移ってきたころには、
本当に違うなあ、と思ったものでした。
ノースカロライナのRaleigh Durham 空港では、
もちろん、日本語の「に」の字もありませんでしたし、
日本への直行便なんて全くありませんでした。
ですから、日本へ行く時は、まず、国内線に乗るため、早朝に家を出ていました。
帰りは帰りで、深夜になりました。
乗り継ぎの空港で、フライトの遅れ、キャンセルにブチ当たった事もしばしば。
空港で毛布を配られ、夜明かししたこともあります。

それを思うと、今は便利。航空運賃が、なぜか高めになっちゃいますが。。。
どうも、便利で楽な方ほど高くなっちゃうみたいですね。



お腹がすいたー、ということで、
空港内にあるマクドナルドでいくつかのアイテムを買い、
出発ゲートで座りつつ食べました。
しばらくの間、バーガー屋さんとはお別れするつもりでしたので。

私はすっかりアメリカで定着したラップを。

カップにも、箱にも、やたらモノポリーというゲームのカードが。
めくると、色々書いてありました。

息子が取っといて、というので、とりあえず、しまっておきました。
1か月も留守にするんだから、どうせ無駄と思いましたが、
子供にとって、小さなものって、ロマンがありますから。
(私も子供のころ、覚えがあります)



フレンチフライは、アメリカでの方が美味しいと思っています。
ジャガイモを食べる機会の多さが違います。
ところで、このポテトは、ミディアムですから、モノポリーのカードはなし。
ラージ(大)でないとついてないと書いてあります。

ひと月たち、アメリカに戻りましたが、まだまだやっているようです。
我が家は、もちろん、ピースはどこかに行ってしまいました。
なにせ、ポロポロあっちこっちに行ってしまうし、情熱もなしで。。。
また、真剣になられたら、このためにマクドナルドに通い詰める事になっちゃいます。
ぶるぶる。。

このゲームに参加している人って、いったいどのくらいいるんでしょうね?

モノポリーは、土地や物件、会社を買い占め、「勝ち組」だと楽しいですが、
負けていると、楽しくない。
希望のきの字もなくなって、私など、捨て鉢になっていっちゃいます。
(実際の人生ではないわけですから、思い切り捨て鉢になれますが)

もちろん、この場合、
競争の原理の部分は除いているのでしょうけど、当たっているかしらん。
もしこれに参加しているかた、どうぞ教えて下さ〜い。

***
マクドナルドのモノポリーゲーム 公式サイト
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8/23/2013

うちの犬 <裏の犬とワンワンワン>

裏のお家(すご〜い豪邸)では、番犬のためなのか、大型の犬を飼っています。
黒のラブラドールで、気がいい犬ですが、とにかくでっかい。
よく、我が家の庭に入って来ますが、愛チャンの吠える事ったら。
攻撃してきたりはしませんが、小さい方の愛チャンには、警戒心がムクムクするのです。


ところで、このお宅、その黒色くんが、年を取って、ヨボヨボしてきたせいなのか、
新しい犬、茶色くんを飼い出したようです。
このお宅は、敷地が10エーカー以上あって、
そのせいなのか何なのか、時々犬を放しています。
ですから、この茶色くんも、こうやって時々うちの庭の所まで来ます。



茶色くんは、自分の家の境界線あたりをうろつきます。



ポツン。。。
こちらをじいっとうかがってます。


愛チャン、茶色くんに気づき、
脱兎のごとく突進。
でも、飛びかかったりはしません。
お互い、ある程度の距離をあけて、ワンワン。




オオーン、オン、オン!
愛チャンもワンワンワン!
ハーフとはいえ、ビーグルの愛チャンは、
吠える性(さが)の犬。
それはもうウルサいこと。。。

お互い、威嚇して、吠え合うばっかりで、ちっとも友好は深まりません。

じき、茶色くんはお家に帰っていきました。


緊張のため、お腹が張ったのか、愛チャンは、家のすぐ近くの安全地帯に来て、
------ウンチ。。。(オット、失礼!)
(ウンチの時の決めポーズ)


そしてまた、元気に走り回って遊び出しました。

そういえば、しばらく黒くんも茶色くんも見かけてません。
近所をウロついている事が多かったので、
注意されちゃったのかな?

元気にしているなら、いいんですが。

というわけで、愛チャンの日々は平和です。

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