6/27/2016

私の住む町サリーンで ー 地元のコーヒーショップ "Brewed Awakenings"

我が家はいま、ミシガン州のSalineという小さな町に住んでいます。
夫の職場のミシガン大学があるアナーバーの隣町です。
アナーバーは人気のある町ですが、我が家はもう少しシンプルな町に住みたかったので、
アナーバー周辺の町の学校を調べ、子供たちに良さそうだということで
ここ、Saline (サリーン)決めました。
ノースカロライナから引っ越して来たのは2008年の夏。
ミシガンの生活も、この夏で丸8年になります。
サリーンは、Ann Arbor (アナーバー)に近く、アナーバー方面で働いている人も多いので、
たくさんの人がアナーバーで用足しをします。
ですから、町そのものに人がごったがえしていません。お店やレストランもあまりありません。
(でも、ピザ屋とバーバー屋はしっかり主だったところが全てあるアメリカの町です)
ですから、喫茶店みたいなところは存続が非常に難しいです。
友人知人とはアナーバーで落ち合うことが多いので、通り過ぎて行きがちです。

ここ、サリーンに引っ越して来てしばらくしてから、絵を始めました。
サリーンにも絵の仲間がけっこうできました。
さて、絵の仲間は、一生懸命、自分の絵をあちこちに展示して売っています。
毎日通るといっていい道すじに、Brewed Awaikenings  というコーヒーショップがあり、
そこでサリーンの絵の仲間がせっせと絵を展示しています。


でも、なぜか私はこのコーヒーショップに入ったことがなかったのでした。
このコーヒーショップの店舗は、引っ越して来たころ、別のコーヒーショップでした。
じきお店をたたみ、ワイン屋さんかなにかになり、すぐまた別のお店になって、
このBrewed Awaikenings  になって、かれこれ5年くらいだと思います。
以来、けっこうたくさんの人が入っているのに気づきました。

なんでこんなに人がたくさん入るんだろう? と、ちょっと好奇心がむくむくしましたが、
ついつい通り過ぎてしまう5年間でした。

今回、親しいナンシーが絵を展示しているので、
息子と通りかかったとき、えいやっとついに寄ってみました。
 
入ってみたら、びっくり。
絵だけではなく、本やアクセサリーといったクラフトもたくさん置いてありました。
よくよく見ると、地元のアーティストをサポートする姿勢を強く打ち出していました。

 
 
 
町の歴史をまとめた本。
サリーン(Saline)は、岩塩が取れたようで、塩にちなんで名前がつけられました。
ドイツ移民のファーマーが発展させた町で、
今も一番の有力者だった農家のお屋敷ととても大きな納屋(barn)が保存されています。

 
店内は大きな暖炉があり、寒いミシガンの冬にぴったりな感じがしました。
ハイスピードのWi-Fiもつながります。
私と息子が立ち寄ったときは2人お客様がいましたが、
どちらもラップトップを開いて、何か作業中でした。
とても静か。
コーヒーもおいしい。
 

入ったときからいた一人のお客は、息子のスイムチームのコーチでした。
出て行くときに声をかけられて気づきました。
違う場所で会うと、ぼおっとしてしまい、なかなか気付かないものです。
このコーヒーショップのすぐそばにハイスクールがあり、
そこの室内プールが練習場です。常連さんみたいでした。

展示に関しては、とても面倒臭がり屋で、ここのところさっぱりの私ですが、
ここに展示する機会がまわってきたら、Yes!! と答えようっと!
展示が面倒、売るのに熱心でないと、周りの仲間にすっかり知れ渡ってしまっているので、
声がかからない可能性大。うー。なんだかさびしー。
やっぱり、みんなと同じようにがんばらなきゃという気がしてきた、
今日この頃の私です。

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6/26/2016

絵を描く生活 ー 夏のモデルスケッチ

アメリカの長い夏休みが始まりました。
今日から水曜日のライブモデルは夏のセッションです。
水曜日のライブモデルは,この夏、新しい試みで、
普段の午後3時間に午前を加え、5時間というオプションが設けられました。
私は午前中は別の用事があるので、午後だけです。
みんな熱心で、ほとんどが午前中から来ています。
このランチを挟んでの午前からという延長には利点が一つあることに気づきました。
いつもセッションに行くと、なんやかんやで、なかなか始まらないことが多かったのですが、
このパターンだと午前から始まっているため、午後行ったら待たずに、すぐ始められるのです。
ですから、ふだんより余分に時間をもらった感じで、得した気分です。
難点は、すでに人が来ていますから、残った所しかスポットがないことです。
でも、ま、いいや。(と、テキトーな私)

さて、日々の私ですが、
重い荷物を抱えて、毎日のようにあちこちです。
写真のカートに入っている物意外にもイーゼルやら、ボードやらあるし、手荷物もあります。
写生の時は、アウトドアチェアやパラソルも持って行きます。
毎週土曜日に、日本語補習校で先生業もしていますが、これもまた大荷物です。
1週間を通して月、火、水、木、土と、5日間、こんな感じです。

夏休みは息子を家に置くとゲーム三昧なので、
学校の休みにはセッションに連れてきて宿題などさせていたりしたのですが、
この夏は家に大学生の娘がいるので、水曜日の午後に息子の用事を入れました。

 
この判断、本当に良かった! 
新しいセッションはできるだけヌードモデルでいくつもりだと知らされたからです。
ホント、危機一髪。
(もう1人、子連れで時々来る仲間がいるから、教えてあげなくちゃ!!)

さすがにヌードの時は子供は連れて行けません。ふう。。。本当に危なかった。
ヌードは、全身を描くトレーニングにとてもいいです。
アナトミー(身体の解剖図的構造)が見えるので。
ヌードは、今は仕事があって行けなくなった、近くの大学でのライブモデルでしかやってません。

上半身のみの絵をご紹介。
  
Jason - live model


そこで、張り切って翌週行ったら、ヌードではありませんでした。
モデルさんが来てから、ああだこうだと考えて、違うことをしたくなったようです。
試行錯誤しながら進行するということです。

何が違うって、ぬいぐるみの犬を持ってました。
ルノアールの有名な絵になぞらえたそうです。

The Luncheon of the Boating Party by Renoir
 
 
でも、テーブルではなく、スツールの上に犬。
私はスツールはカット。
 
Keisha -1
 
Keisha 2
いずれにしても、息子を連れて行かないことはいいことです。
連れて行ったときは、なんだかんだいって、作業の滞りになるからです。
おかげさまで、のんびりと、study できました。

かれこれ、このモデルさんは10回以上描いています。
かなり親しみを持てるようになりました。
そこで、この2枚は、油絵か何かで、
色を使ってじっくりスタジオで描こうかなという気持ちになっております。
ということで、定例の批評会が近いので持って行って、
どんな風に進めるといいかあらかじめ予定が立てられるように
みんなの意見や提案を聞いてみようと思います。

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6/22/2016

BGM - ラジオのストリームを延々聴いた約2年間

一昨年とその前の年は息子のスクールバスの運転手さんが、
いつもラジオをつけていたようです。



その影響で、運転中、同じラジオのステーションを流すことが多く、
ヒット曲なるものをガンガン聞かされました。
「TOP-40」という、ラジオステーションです。
ストリーム  ステーションですから、とにかく曲が次々延々流れます。

息子がポップミュージックを聴きたがるなんて意外でした。
とにかく、車に乗るなり、すぐ「ラジオつけて」とうるさかったこと。

ラジオを聴くようになって、じき違和感を感じるようになりました。
というのは、TOPー40というくせに、
曲の入れ替わりがほとんどといっていいくらいなかったからです。
つまり、同じセットの曲をずっと一日中繰り返し。
ストリームステーションですから。。。
特に、そのころはやたらと子供たちの送り迎えがあり、運転時間が長かったので、
ラジオを聴かされる時間も今より、かなり長かったと思います。

その頃の息子は、家でもラジオで同じステーション。

さらにいうなら、そのラジオステーションは、
私が買い物に行くお店のBGMとして利用されている場合が多く、
出先でもしょっちゅう耳にしました。

ちょっと聴いたら、けっこういいねと楽しめるものでも、
さすがに一日に10回、もしくはそれ以上も耳にするとなると
私のようにあまり関心がない人間には、次第に拷問に近くなってきました。
本当にこの期間は長かった。。。

下は2014年によく聴かれた歌トップ40のリンクです。
こちらでは、年代ごとにヒット曲集を聴き続けていますから、
私も2014、5年あたりはけっこうしみわたっているかも。。。

The Official Top 40 Most Streamed Songs of 2014





人間、わがままなもので、
2015年の夏ごろから、やっと曲が入れ替わってきたのですが、
どれもこれも、いまいち面白くなかったのです。
そうすると、あの耳にタコができるくらい聴かされた曲が懐かしくなったりして。
これって、もしかしていやだいやだと言いながら、しっかり刷り込まれたのかな?

わが息子は、去年の秋からミドルスクールの7年生
運転中にラジオをつけてくれとは、ぴたりと言わなくなりました。
今年の運転手さんは、あまりラジオをつけない人なんだそうです。
あの、どこに行っても同じラジオステーションを聴いていた約2年間が遠い昔のようです。

また、運転手さんがラジオをつける人だったら、またこれが始まるのだろうか?
今年の秋になったらわかります。

さて、そんなヒット曲の中で、私の耳に残ったものをいくつか紹介します。
これらの曲を聴くと、息子と娘の送り迎えにタクシー運転手のごとく。。。
だったあのころがよみがえってきます。

まず、息子の一番のお気に入りだった曲を紹介します。
「カウンティングスター」。なぜだかわかりませんが、とても好きで、
家に着いても、この曲が流れているときは終わるまで車の中で聴いてからおりてました。
こうやってプロモーションビデオがあるのだから、気にいったものだけを自分で聴けばいいのに、
なぜか息子はラジオで流れてくるのを待っているのが好きでした。
(でも、ストリームですから、繰り返し10回は聴けていたと思う。。。やれやれ)

歌詞
https://lyrics.red-goose.com/counting-stars-onerepublic/







さて、私の耳に妙に残っている曲の1つに、ロードの「Royals」があります。
イギリスの歌手で、お母さんが詩人なんだそうな。
だから詩がとても身近で、歌詞にこだわった歌づくりをしているらしいです。
(自然にラジオでインタビューを聞く流れになった)
いやあ、若い女の子なのに大ヒットを出して、すごいですね。

ところで、このブログを書きたながらビデオを検索していたら、
Royals のプロモーションビデオが2種類あることがわかりました。
アメリカンバージョンと、インターナショナルバージョンです。

なぜ、2つに分けたのか理由はわかりません。(調べていない)
私のような音楽音痴には、どちらも同じようなもんですが、
探求心の強い人がいて、この2つを並行したビデオを作製しています。


アメリカンバージョン


ノン・US バージョン(ニュージーランドバージョン)
またの名をインターナショナル・バージョン

アメリカ・バージョンはロード自身が映っている画面がたくさん。
インターナショナル・バージョンは、ドラマ性に重点を置いている感じです。
歌詞の和訳(クリック)

ところで、今の息子のお気に入りのBGMは2種。
宿題をする時、よく聴いています。
Disconnect という、エレクトリック系の曲と、
ジェラシック・パーク、ジェラシック・ワールドのテーマ曲。
前者は、たぶんyoutube でゲームを観戦?するのが好きで、
その関係で知ることになったらしいです。
ジェラシックパークは、映画は観たけれど、どちらかというより、
学校でバンドをやっているため、こういった曲を演奏することが多いからのようです。

けっこう、素直に影響されておりますね。。。



上の娘のときはこのようなことはなかったので、本当に不思議です。
そういえば、娘は、iPodを持っていました。
だからラジオではなく、自分で好きな曲をイヤホンで聴いていました。
ですから、いまだにどんな曲が好みなのか知りませんが、
積極的に知りたいとも思っていないので、助かってます。

息子はiPodもスマホも持ちたがりません。
iPad一筋でいつもバイブルのように小脇に抱え、YouTube、ゲームが大好きです。

いずれにしても、ラジオをぴたっと聴かなくなったのが不思議です。
ですから、この2年間は、曲とともに不思議な2年間として私の記憶に永久保存されております。

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ちょっと今いちー シャケ用の大皿がついに。。。

 
大きなシャケの半身(切り身)を丸々焼くのに愛用していた大皿がついに割れました。

ずいぶん長いこと亀裂がピッと入っていて、覚悟はしていたつもりでしたが、
これがまったく平気で、漏れることもなく使えていました。
ですから、ずっとずっとこれでいけるという気持ちになっていました。

今回、洗っているときに、ポロッと、まるで外れるという感じで割れました。
まったく普段通りの流れの中、ふいを打つようにーーー。

考えてみれば、最低15年は使ってきているので、お疲れ様というところでしょう。
でも、あまりにぴったりとサムズやコスコで買うシャケの半身の形に合っていたので、
とても、とても、とてもーーー残念です。
「形あるものは壊れる」わけで、仕方ない。。。と自分に言い聞かせました。

食器や家具調度、服などにも普段こだわってもいない私ですが、
このお皿は駆使してきていたお気に入りだったので、
かなりがっかりしている自分に気づきました。

でも、「よし、このお皿の二代目になるようなお皿を探すぞ!」
という気持ちには、なぜか全くならない私なのでした。

年齢のせいなのか、周囲にも自分にも起こることが今ひとつのこと続きです。
人も物も、長い年月を経て、いたみが激しくなり、いよいよ順次壊れていくーーという感じ。

確実に、人生が黄昏れてきています。

何かいいこと、ぱあっと気持ちが明るくなること、起こらないかなぁ。。。


下は、ずっと前の、このお皿でサーモンの塩焼きを紹介した投稿です。
よろしかったら、どうぞご覧ください〜。
⬇︎⬇︎⬇︎


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6/16/2016

ちょっと今いちー ネズミ

 
今日、地下室に降りたところ、ピーナツの缶のふたがズタズタになっているのを発見。
ネズミに違いありません。
昨夜、寝るまではなんともなかったのを覚えています。
うう。。。

我が家は長年、猫オーナーでした。日本から猫3匹を連れて引っ越して来ました。

うちの昔の猫たちのことを書いた投稿
⇩⇩

ミシガン州に引っ越して来たときは、
年を取ってよぼよぼになった野良太だけになっていましたが、
それまでずっとねずみの被害は経験していません。
(つかまえたネズミをわざわざ見せてくれるというおまけはありましたが)
猫がいるって、かなりネズミ対策になるとつくづく思います。

野良太くんに天からのお迎えが来るころあたり、
シェルターから犬の愛チャンと、娘の友達の家から猫のななチャンを引き取っています。
老衰状態の野良太は、いやがるどころか、賑やかになったことを喜んでいた様子でした。
ずっと猫3匹で過ごしていたのに、ひとりぼっちになってしまっていたからでしょう。


それはさておき、

 
家に来たばかりで、かわいい頃のななチャン

猫のななチャンは、何度もこのブログに書いた通り、お隣に入り浸っているうち、
お隣の猫になり、先日、新しい家にいっしょに引っ越して行きました。

それから間もない今、この始末です。
愛想の悪かった、呼ぶと逃げるななチャンでしたが、
今から思うと、隣の猫になったものの、
かつての我が家にこっそり毎日入って来ていたのではないかと思われます。

とにかく、ネットでネズミ捕りを調べて、一番人気の電気式をアマゾンで一つ注文しました。
今日、でかけた帰りにネズミ捕りを二、三、物色してくる予定です。
あー、もういや!!

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6/12/2016

今日は外ごはん ー 夕食 @ Ajishin, Novi MI



アメリカでは、おいしい魚が日本のように手軽に食べられません。
ですから、日本に一時帰国すると、魚をたくさん食べあさります。
そのあたりで、気軽に入って食べられる焼き魚やらお刺身やらで十分。
居酒屋さんなんて、本当に最高です。
こういった日常的な「食」に飢えているのです。

さて、今、住んでいるミシガンで、
焼き魚を食べたくなったとき行きたくなるのは、我が家から40分ほどのところにある、
Ajishin (味心)です。
お寿司、ちらし寿司など、人気メニューは多々ありますが、
ここの焼き魚のセットが私の一番のお気に入りです。

いつも、混んでいるので長い列です。予約は取らないお店です。


日本語のメニューは、とてもシンプルです。
でも、英語のメニューには、何が入っているかといった説明が添えられています。
日本人以外のお客もとても多いレストランです。

もう2か月あまり前ですが、私の誕生日のディナーで行きました。
お寿司の盛り合わせの一番高いやつ! これは特別。

焼き魚のセットには、必ずうどんがついています。
このうどんもおいしい。
セットにするうどんの種類を変えることができます。


何という魚だったかすっかり忘れてしまいましたが、
とてもおいしかったです。ごはんもつきます。
セットにつく焼き魚の種類は毎日一種。私のような人は悩まなくていいから助かります。
はずれがないので、いつも気にしていません。


お店に行ってから、テーブルにつくまで作戦が必要なことと、少し遠いので、
横着な私はよほどおいしい焼き魚に飢えた状態にならない限りがまんしてます。
でも、財布の中身を考えると、私にはそのくらいがちょうどいいのではと思います。
(と、自分に言い聞かせてがまん)

味心 Ajishin, Novi, Michigan USA.
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