6/26/2016

絵を描く生活 ー 夏のモデルスケッチ

アメリカの長い夏休みが始まりました。
今日から水曜日のライブモデルは夏のセッションです。
水曜日のライブモデルは,この夏、新しい試みで、
普段の午後3時間に午前を加え、5時間というオプションが設けられました。
私は午前中は別の用事があるので、午後だけです。
みんな熱心で、ほとんどが午前中から来ています。
このランチを挟んでの午前からという延長には利点が一つあることに気づきました。
いつもセッションに行くと、なんやかんやで、なかなか始まらないことが多かったのですが、
このパターンだと午前から始まっているため、午後行ったら待たずに、すぐ始められるのです。
ですから、ふだんより余分に時間をもらった感じで、得した気分です。
難点は、すでに人が来ていますから、残った所しかスポットがないことです。
でも、ま、いいや。(と、テキトーな私)

さて、日々の私ですが、
重い荷物を抱えて、毎日のようにあちこちです。
写真のカートに入っている物意外にもイーゼルやら、ボードやらあるし、手荷物もあります。
写生の時は、アウトドアチェアやパラソルも持って行きます。
毎週土曜日に、日本語補習校で先生業もしていますが、これもまた大荷物です。
1週間を通して月、火、水、木、土と、5日間、こんな感じです。

夏休みは息子を家に置くとゲーム三昧なので、
学校の休みにはセッションに連れてきて宿題などさせていたりしたのですが、
この夏は家に大学生の娘がいるので、水曜日の午後に息子の用事を入れました。

 
この判断、本当に良かった! 
新しいセッションはできるだけヌードモデルでいくつもりだと知らされたからです。
ホント、危機一髪。
(もう1人、子連れで時々来る仲間がいるから、教えてあげなくちゃ!!)

さすがにヌードの時は子供は連れて行けません。ふう。。。本当に危なかった。
ヌードは、全身を描くトレーニングにとてもいいです。
アナトミー(身体の解剖図的構造)が見えるので。
ヌードは、今は仕事があって行けなくなった、近くの大学でのライブモデルでしかやってません。

上半身のみの絵をご紹介。
  
Jason - live model


そこで、張り切って翌週行ったら、ヌードではありませんでした。
モデルさんが来てから、ああだこうだと考えて、違うことをしたくなったようです。
試行錯誤しながら進行するということです。

何が違うって、ぬいぐるみの犬を持ってました。
ルノアールの有名な絵になぞらえたそうです。

The Luncheon of the Boating Party by Renoir
 
 
でも、テーブルではなく、スツールの上に犬。
私はスツールはカット。
 
Keisha -1
 
Keisha 2
いずれにしても、息子を連れて行かないことはいいことです。
連れて行ったときは、なんだかんだいって、作業の滞りになるからです。
おかげさまで、のんびりと、study できました。

かれこれ、このモデルさんは10回以上描いています。
かなり親しみを持てるようになりました。
そこで、この2枚は、油絵か何かで、
色を使ってじっくりスタジオで描こうかなという気持ちになっております。
ということで、定例の批評会が近いので持って行って、
どんな風に進めるといいかあらかじめ予定が立てられるように
みんなの意見や提案を聞いてみようと思います。

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