7/25/2016

駐車場とわたしーーおおっ!

私は駐車場(と駐車)が苦手です。
日本に一時帰国すると、都市部では、
バックで入れる、縦列で停めるーーというところが多いですが、
私にはぜったいに上手に停める自信がありません。

バックで車をしゅるるるーという感じで鮮やかに停めている様子を見ると、
うっとりと見とれてしまいます。

東京、神奈川あたりの密集地では、駐車スペースがある家の中でも、
停める前に運転手以外は下りないといけないくらい
とても厳しい狭さのところをよく見かけます。
そういったギリギリの中に、車体をこすることもなくぴちっと停めてあり、
絶対に私にはできないと思うことしきり。
技術のない私には、魔術を見るようです。

さて、
ここアメリカでの生活でしか運転していませんが、
停めるときは、バック、縦列は徹底的に避けています。
でも、先日、息子のサイエンスキャンプで停めた
ミシガン大学の駐車場ビルの中、つわものを見つけました。

 

写真からもおわかりのように、
ほんと、紙一枚程度の隙間しかないほどギリギリにバックで停めてありました。
「おおっ!!」です。

日本人かな???
あ、でも、へたくそな私も日本人か。

せっかくですから、魔術のような停め方をまとめたリンクをつけておきます。
今年の一時帰国では、意識して魔術的駐車、探してみようかな。


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7/22/2016

ちょっと今いちー 追突された。。。

朝一で写生に行き、午後はモデル描きと絵三昧の1日を終え、帰宅途中のことでした。
ふだん走っているとても単純な道路は、ちょうどラッシュ時でノロノロ渋滞気味になってきたところ。
田舎ですから、交差点は信号ではなく、ストップサインで交代で止まるという形です。
車が多いと、意外にずらずらと列になります。

帰ったら、そのまますぐ息子を水泳の練習に送ってかなかきゃな〜でも、十分間に合うな〜
などとのんびり走って、交差点のところで止まっておりました。

「え??」
バックミラーの中、
後ろの車が突進してきたのです。
「ええええ??」
バキッ!!

 
信じられませんでした。
なんでこんな状況でぶつけられちゃったの??

惘然としている私のところに、後ろの車のドライバーが降りてやってきました。

運転していたのは、たぶん私と同世代か少し若い女性。

「怪我はないでしょ?大丈夫でしょ?  車だけでしょ?」

私は、「とにかく、ただただ、ビックリ。。。」としか答えられませんでした。

「後ろのきちがい女が、私の車に接近してきて、それから逃げようとしたのよ!」

(そうですか。。。)


そのキチガイ女の車はすぐ曲がって逃げてしまったのだそう。

 
私の車は格好悪いですが、なんとか走れることがわかりました。
でも、買ったばかりでまだ1ヶ月もたっていなかったので、ものすごくがっかりしました。

彼女のはタイヤのところを阻む形で壊れたので牽引が必要でした。

「私、シングルマザーなの。
警察が指定する牽引車だと、100ドル以上取られるから、きつい。
近所の友達に牽引を頼まなくちゃ。。」

しかし。。。
じつのところ、交差点で車が止まり、私の前方は列になっておりましたが、
後ろの方は空き空き状態でした。
彼女の車が突進してきたのは見えたけど、その後ろに車があったかどうか。。。
(ほんとに、彼女の車の後ろに、変な車がついてきたのだろうか?)

私が思うに、じつは彼女、携帯電話に気を取られていたんじゃないかと思います。

で、視界の端に私の車が見えて慌ててハンドルを切ったーー。
後ろのキチガイ女は、咄嗟に出た言い訳かな。。。?  様子がとても不自然だったのです。
それとも、その後ろの「キチガイ女」が携帯電話???

携帯電話に気を取られての事故はとても多く、深刻です。

昨年、友人が正面衝突されました。
ノロノロ運転だったので、車がお釈迦になるだけで済みましたが、
真正面にためらいなく、だったそうで、いまだに夢に出てくるそうです。恐ろしい。

これもやはり女性でした。

携帯電話が原因となると、ペナルティがかなりなはず。

現場に来たお巡りさんにも、かの女性は、「シングルマザーなんだ」
「後ろのきちがい女が私の車に接近してきて、こわくて逃げようとしたんだ」
「でも、すぐ住宅地への道に入って行ってしまったから、逃げられた」
「わたしだって被害者なのよ!」

と、一生懸命説明していました。

とにかく、私の車にぶつけたことは、全面的に自分が悪いと認めていたので、
お巡りさんは、私をすぐ解放してくれました。
とはいえ、事故発生からきっかり1時間後。

ミシガンは、事故発生のとき、どっちがいい悪いはさておいて、
それぞれが自分の保険会社に連絡して手続きするということがわかりました。
でも、全面的に相手が悪いので、先方の保険の情報をもらう必要があります。
帰宅するなり、電話連絡、手続き。

ちなみに、お巡りさんのレポートによると、「後ろのキチガイ女」の存在の記述はなく、
シンプルに前方不注意でした。

ところで、この不可解なぶつかり方をしてきた女性について、

知人が、「きっと携帯でポケモン・ゴーをやってたんだ」
みたいなことを冗談でまじりにコメントしておりました。が、ーーー当たるとも遠からずと思います。


携帯電話かどうかは私の中にむくむくっとあった疑念であり、証明するものはないですが、
とにもかくにも、運転中の携帯電話は恐ろしい。

私は絶対にやめておこうーーと、思ったのでした。
今回の私のケースは、対向車線がかなりのスピード(時速80キロくらいで走る)時間帯でしたが、
この時、対向車はなく、ただ、ガシャンで済みました。
もし、たまたまいきあった対向車線の車があったら、と思いあたり、ぞっとしたのでした。

下のビデオは、携帯電話による事故を防止するために作られたビデオーーと思います。
プロっぽくない感じがリアル。大学生のうちの娘、大丈夫かな。。。心配になりました。
ちなみに、娘は高校生のときに免許を取りましたが、
友達と相乗りするのは危ないので避けるーーという注意事項があったのを思い出しました。

あれ、なんでこんな話になったんだろう??  ふう。。

一人ひとりが突っ込む方にならないように気をつけねばね!



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7/04/2016

独立記念日の花火

 
アメリカに住んでいるので、アメリカの祭日、歳時記の方をびしばしと感じ、
影響を受ける生活をしております。
とはいえ、子供が小さかったころは、夏、長い期間一時帰国していました。
地域の花火大会(Firework Display)も、7月4日ぴったりではなく、ランダムな予定で開催されます。
日本の歳時記を肌で感じる機会を大切にしていたので、もっぱら七夕のシーズンは日本でした。
人間、わがままなもので、そうなると、アメリカでの独立記念日に全くといっていいくらいいなかったので、
周りのアメリカの人たちや子供たちと共有できるものがないような気がして、気になっていたものです。
子供たちがある程度上の学年になると、一時帰国の期間がぐっと短かくなりました。
以来、ずっと7月はこちらです。ですから、またまたわがままなもので、ああ、七夕〜、と思ってしまいます。
7月のころといえば、七夕なのですが、こちらにいるとさっぱり。当然といえば当然のことなのですが。
天の川(Milky Way) なんて、人々の視界にはありません。

さて、6月からアメリカは、7月4日、4th of July (独立記念日)一色です。
地域の花火大会(Firework Display)も、7月4日ぴったりではなく、ランダムな予定で開催されます。
6月の中旬を過ぎたあたりから、こういった大がかりな花火が始まり、
自前で買った花火もあちこちでバンバン上がり始めます。
今、田舎家に住んでいますから、夜、ポンポン、バババ、ドーンという音が
どこからともなく、さかんに聞こえます。

ところで、州によっては、花火を個人で上げることを禁止しているところがあります。
最初に住んだヒューストンは混み合った街中だったし、個人の花火は禁止だったと思います。
ノースカロライナでは、OKでした。ですから、ご近所同士集まって、
家の前でささやかな花火を子供たちとしました。
すぐ裏手の農家が、ド派手で大がかりな打ち上げ花火を毎年していて、
家の前に座っているだけでかなりよく見えたので、これも堪能していたものです。
(この農家はクリスマスのライトアップもすごく、わざわざ見にくる人々がいたくらいです。
今も変わらずやっているかなあ)
ミシガンもOK。ですから、毎年、6月の声を聞いたころから、お店に花火がたくさん出回ります。
アメリカの国旗、国旗のデザインのグッズも出回ります。毎年毎年この繰り返しです。
下は、2013年と古いですが、大きなグロッサリーストアの駐車場に出た花火屋さんについての投稿。
⬇️⬇️

近所のファーマーの奥さんが、絵の仲間で、広い広い土地と大きな池がありますから、
花火しないの〜?  と聞いたところ、かつて一度、子供たちが小さいころしたけれど、
もうこりごり、まっぴらごめんと言っておりました。
「高いのよ。花火は。ぱあっと消えちゃうくせに」
確かに、テントで売っていた花火にしても、普通のお店で売っている詰め合わせにしても、
ざっと見積もっても、あっという間に100ドル超えます。
大きいのをドカンと派手に上げたかったら、1000ドル軽く超えてしまうのではないだろうか。

さて、
今年は、妙に花火が原因の火事の話が身近にありました。
別の絵の仲間と会ったところ、息子さんの家の裏手の家2件が前夜、火事で全焼したとのこと。
息子さん一家はホテルに避難中という話で、真っ赤に燃える家が映ったニュースのビデオを見せられました。
彼らの家は無事だったようですが、真っ赤な火のかたまり状態の2件の家は、
たった1時間ですさまじい状態になったのだそうです。恐ろしい。
そして、誰が花火をしていたのか追跡中でした。

下のビデオは、この友人とは関係ないですが、花火が原因で起こった火事のホームビデオです。
燃えている家の持ち主の女性と、隣接した家に住む男性の対話が入っています。
(私としては、家がくっついているのに、お互いを知らなかったことに驚きました。都会)
(男性の声は落ち着いて聞こえますが、悪い言葉をさかんに使っていますから、
ショックを受けているということなんでしょう)

「なんで火事になったんだ?」
「誰かの花火でこうなったのよ!」


つぎの下の記事(英語)は、子供(ティーン)が、
誤って打ち上げ花火をお隣の家にシュートしてしまった例。
その時、住人は留守で、ドアを蹴破り、留守番中の犬を必死で助け出したようです。

もちろん、悪意があったわけではないですから、もう立つ瀬なしの平謝りです。
悪気があるわけではないのに、うかれて気が緩み、手元が狂って、おおごとになってしまうのが、
この、独立記念日の花火です。自分がいくら火に気をつけていたって、こうですから怖いものです。

こういった火事が、独立記念日のころは後を絶たず、個人で上げる花火は禁止すべき、
というトーンが高くなってきている気がします。

子供も花火にキャッキャいう年頃ではなくなったし、
怖さもわかってきましたから、今ではすっかりオフィシャルな花火のみで、
個人で花火を上げようという気持ちはさっぱりありません。

30分以内で行ける、近隣の大きな公園で行われるディスプレイに気が向けば行き、
あとはWhtmore Lake の湖畔に住む絵の仲間が花火を見るパーティを開くので、
そこに行くのがここ数年の習慣になっています。
食いしん坊の息子は花火よりバーベキューが目当てのような気がします。
地域のディスプレイを見る時は、道が交通整理が必要なほど混んだり、
わちゃわちゃと人がごったがえしたりして落ち着きませんが、
彼女のところでは、気軽に気楽に、頑張らなくても真ん前の特等席で見られます。
友達ともゆっくりおしゃべりできるし、絵のネタになる写真も撮れますから一石二鳥。

ただ、今年は並びの家々が生バンドを入れるわ、何やかやで大音響の大騒ぎで、
これには参りました。なんであんなに必要以上の音量で展開するのかな??
車を運転中にも、ものすごいボリュームで音楽を聴いている人を見かけますが、
いったいどうしてなのだろうか???
いずれ、ゆっくり調べてみたいと思います。
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