朝一で写生に行き、午後はモデル描きと絵三昧の1日を終え、帰宅途中のことでした。
ふだん走っているとても単純な道路は、ちょうどラッシュ時でノロノロ渋滞気味になってきたところ。
田舎ですから、交差点は信号ではなく、ストップサインで交代で止まるという形です。
車が多いと、意外にずらずらと列になります。
帰ったら、そのまますぐ息子を水泳の練習に送ってかなかきゃな〜でも、十分間に合うな〜
などとのんびり走って、交差点のところで止まっておりました。
「え??」
バックミラーの中、
後ろの車が突進してきたのです。
「ええええ??」
バキッ!!
信じられませんでした。
なんでこんな状況でぶつけられちゃったの??
惘然としている私のところに、後ろの車のドライバーが降りてやってきました。
運転していたのは、たぶん私と同世代か少し若い女性。
「怪我はないでしょ?大丈夫でしょ? 車だけでしょ?」
私は、「とにかく、ただただ、ビックリ。。。」としか答えられませんでした。
「後ろのきちがい女が、私の車に接近してきて、それから逃げようとしたのよ!」
(そうですか。。。)
そのキチガイ女の車はすぐ曲がって逃げてしまったのだそう。
私の車は格好悪いですが、なんとか走れることがわかりました。
でも、買ったばかりでまだ1ヶ月もたっていなかったので、ものすごくがっかりしました。
彼女のはタイヤのところを阻む形で壊れたので牽引が必要でした。
「私、シングルマザーなの。
警察が指定する牽引車だと、100ドル以上取られるから、きつい。
近所の友達に牽引を頼まなくちゃ。。」
しかし。。。
じつのところ、交差点で車が止まり、私の前方は列になっておりましたが、
後ろの方は空き空き状態でした。
彼女の車が突進してきたのは見えたけど、その後ろに車があったかどうか。。。
(ほんとに、彼女の車の後ろに、変な車がついてきたのだろうか?)
私が思うに、じつは彼女、携帯電話に気を取られていたんじゃないかと思います。
で、視界の端に私の車が見えて慌ててハンドルを切ったーー。
後ろのキチガイ女は、咄嗟に出た言い訳かな。。。? 様子がとても不自然だったのです。
それとも、その後ろの「キチガイ女」が携帯電話???
携帯電話に気を取られての事故はとても多く、深刻です。
昨年、友人が正面衝突されました。
ノロノロ運転だったので、車がお釈迦になるだけで済みましたが、
真正面にためらいなく、だったそうで、いまだに夢に出てくるそうです。恐ろしい。
これもやはり女性でした。
携帯電話が原因となると、ペナルティがかなりなはず。
現場に来たお巡りさんにも、かの女性は、「シングルマザーなんだ」
「後ろのきちがい女が私の車に接近してきて、こわくて逃げようとしたんだ」
「でも、すぐ住宅地への道に入って行ってしまったから、逃げられた」
「わたしだって被害者なのよ!」
と、一生懸命説明していました。
とにかく、私の車にぶつけたことは、全面的に自分が悪いと認めていたので、
お巡りさんは、私をすぐ解放してくれました。
とはいえ、事故発生からきっかり1時間後。
ミシガンは、事故発生のとき、どっちがいい悪いはさておいて、
それぞれが自分の保険会社に連絡して手続きするということがわかりました。
でも、全面的に相手が悪いので、先方の保険の情報をもらう必要があります。
帰宅するなり、電話連絡、手続き。
ちなみに、お巡りさんのレポートによると、「後ろのキチガイ女」の存在の記述はなく、
シンプルに前方不注意でした。
ところで、この不可解なぶつかり方をしてきた女性について、
知人が、「きっと携帯でポケモン・ゴーをやってたんだ」
みたいなことを冗談でまじりにコメントしておりました。が、ーーー当たるとも遠からずと思います。
携帯電話かどうかは私の中にむくむくっとあった疑念であり、証明するものはないですが、
とにもかくにも、運転中の携帯電話は恐ろしい。
私は絶対にやめておこうーーと、思ったのでした。
今回の私のケースは、対向車線がかなりのスピード(時速80キロくらいで走る)時間帯でしたが、
この時、対向車はなく、ただ、ガシャンで済みました。
もし、たまたまいきあった対向車線の車があったら、と思いあたり、ぞっとしたのでした。
下のビデオは、携帯電話による事故を防止するために作られたビデオーーと思います。
プロっぽくない感じがリアル。大学生のうちの娘、大丈夫かな。。。心配になりました。
ちなみに、娘は高校生のときに免許を取りましたが、
友達と相乗りするのは危ないので避けるーーという注意事項があったのを思い出しました。
あれ、なんでこんな話になったんだろう?? ふう。。
一人ひとりが突っ込む方にならないように気をつけねばね!
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