10/28/2018

映画のある暮らし ーStepford Wives

1975年のホラー映画。ホラーといっても、
じわっと怖さが伝わってくる系統のもので、怖い場面はほとんどありません。


日本では上映されなかったこともあってか、知らずにおりましたが、
ひょいとした拍子に見つけました。
主役は、「卒業」でダスティン・ホフマンと結婚式から駆け落ちする役をしたキャサリン・ロス。(うわーっ、すごい昔!)

2004年にリメイク版が制作されていて、これは日本でも上映。
ニコール・キッドマンが主役で、グレン・クローズやら、ベット・ミドラーやらが出ております。
雰囲気が全く違います。こちらは、どちからかというとコメディ。

1975年代のアメリカというと、女性の地位向上やら、ヒッピーやら
いろいろなことが起こっています。
そんな中、いわゆるステレオタイプの「貞淑な妻、よき母」(たぶん、1950年代あたりのイメージ)
日本で言う、良妻賢母、
そんなイメージからはずれた女性がどんどん進出していた時期です。
反動もあって、それはもう、思い切り跳んでいました。
女性が自己主張をどんどん始め、男性陣はたじたじ?

この映画は、その風潮をくんで、話題になった映画です。
夫族が、奥さんたちをステレオタイプの「古き良き時代の主婦、妻」にすり替えるお話。

原作者は、アイラ・レヴィン。
「ローズマリーの赤ちゃん」の原作者として、広く知られています。
(ものすごく親しみを持って知ってる私は年寄り?? 😖)




古い方

新しい方


この映画の原作は、「ローズマリーの赤ちゃん」のアイラ・レヴィンです。
日常生活のようでいて、じつはかなり怖いことが展開されているというコンセプト。
私はこの仕掛け、仕立て方が絶妙で、とても好きです。

ステップフォードワイフは、英語の表現で、
いわゆる良妻賢母を絵に描いたような感じの主婦の像を言うときに、
「まるでステップフォードワイフのような」と表現されたりします。
つまり、そのくらい話題になったということですね。

最初にできた映画の方が、だんだん恐ろしい事実が明らかになっていくという流れで、
個人的に好みです。これは「ローズマリーの赤ちゃん」も同様。

が、ニコール・キッドマンの出ている新しい方も、
どのみちもう、有名な原作なので開き直って最初からネタバレしている展開で、
陽気なムードで展開している切り口。見て楽しめます。


この映画の圧巻は、ラストのグロッサリー・ストアでの買い物のシーン。
個であった女性が、ステレオタイプのお人形さんになって、
ナイスな挨拶をしながらお買い物をします。


この映画の原作は、「ローズマリーの赤ちゃん」のアイラ・レヴィンです。
日常生活のようでいて、じつはかなり怖いことが展開されているというコンセプト。
私はこの仕掛け、仕立て方が絶妙で、とても好きです。

ステップフォードワイフは、英語の表現で、
いわゆる良妻賢母を絵に描いたような感じの主婦の像を言うときに、
「まるでステップフォードワイフのような」と表現されたりします。
つまり、そのくらい話題になったということですね。

最初にでき映画の方が、だんだん恐ろしい事実が明らかになっていくという流れで、
個人的に好みです。

が、ニコール・キッドマンの出ている新しい方も、
どのみちもう、有名な原作なので開き直って最初からネタバレしている展開で、
陽気なムードで展開している切り口も、まま、見て楽しめます。


この映画は、どちらもグロッサリー・ストアでの買い物のシーンでしめくくられます。
個であった女性たちが、みんなステレオタイプのお人形さんになって、
とってもお上品に挨拶をしながらお買い物をします。
むむむ、良妻賢母というより、バービー人形系といった方がぴったりだったかも。

興味のある方、新しい方、古い方、両方をぜひ見比べてみてください。




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10/20/2018

うちの猫 ー Barn Cats ねこハウス

だいたい、うちの場合、
猫も犬も、思ったように動いてくれないことばかり。
愛チャンがヨボヨボしてきたので、ベッドに飛び乗れなくなり、
ペット用のスロープ、ステップを買ってもキュンキュン言うだけで、
決して登らず、服や雑貨をしまっておくプラスチック容器、
小ぶりのタンスを組み合わせてゆるやかな階段状にしたら
それを使ってベッドに登るようになりました。
見てくれはカッコ悪いです。ものすごく。
でも、しかたない。。。



アマゾンで買い物をよくするので、
段ボール箱がたくさんたまりますが、
半年以上前に、娘が大きな段ボールを一つ使って、
ニャンコのために「猫ハウス」を作りました。
ところがニャンコたちは、全くも見向きもせず。。。
そのうち、置いてあることも忘れていました。

ところが、少し寒くなり始めたこの10月、
ゾンが見当たらないので、呼んでみたところ、
ビャア、とゾンの声。
娘作の猫ハウスからでした。



このように、ごくごく、たまに、ねらい通りに動いてくれます。
ものすごく反応が遅いですけどね。。。
チーはここでは寝ません。
今のところ、ゾンの縄張りみたいです。
もっと寒くなると、暖を取るために2匹いっしょに寝るかもしれません。

我が家のワンコもニャンコも、基本、みんな自分本位です。

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10/08/2018

うちの猫ーBarn Cats 悲しい。。。

引き取りに行った日撮影



うちのニャンコ達は、farmer のナンシーの家の裏にあるbarn に住みついている

野生化した猫の子供です。英語でいうと、feral というものです。

4匹引き取って、2匹が行方知れずになって長く、生存の希望はもうないことと諦めの境地です。

自由に外に出られるようにして飼っているので、野生動物の餌食になったのではと。。。

同じように出入り自由で飼っていた前の猫たちは、みんな長生き。

しっかり天寿を全うしていたというのに。



引き取りに行った日撮影。左に見えるシロは失踪。



ナンシーは、私の絵の仲間です。旦那さんが farmer。 広い広いファームランド。

広大な耕作地の中に、素敵な、モダンなお家を建てて住んでいます。

お隣は、はるか彼方。ほとんど見えません。


町の秋のフェスティバルの写生に参加でき、

久しぶりにナンシーに会えたので、秋の子猫が生まれたか聞いてみました。


ナンシーのbarn では、秋に生まれた子猫は冬を越せず、いつも死んでしまいます。

うちのニャンコ達は、そんな秋生まれの子ニャンコ達です。



で、もし、生まれた子ニャンコがいたら、またうちと縁があるってことなんだろうなあと。



引き取りに行った日のクロ。失踪して長い。悲しい。。。

  ところが、なんと、ナンシーのbarnでは、

ここ最近、忽然と猫達がいなくなってしまったとのこと。

全滅状態 。😱 

コヨーテにやられたんじゃないかとのことです。

ということで、うちのゾンとチーが

一族の唯一の生き残りとなった事を知ったのでした 。

鋭い目付きで、何度も何度も子猫を産み続けていたママキャットは、

もういないんだと思うと悲しい。。。


ママキャット。
ナンシーいわく、「あの猫は強いから、生き延びてて、また、ふらっと現れるかも」


うちのニャンコたち。引き取りに行った日撮影
一番手前の猫はゾン。目が潰れてひどいご面相だった。片目は助かった。
右の黒いのがクロ、その隣がシロ。この2匹は1年くらいたったころ相次いで失踪。
一番奥がチー。虚弱で体が小さいのは今も変わらず。甘えっ子。
ゾンの目玉が異常に膨れ上がったご面相がすさまじいので、うちのニャンコの小さいころを
集合写真で公開する時はいつも後ろ姿。

自由だけど、危険と隣り合わせ。外に出さないようにすればいいのに。
でも、やはり自由にさせて飼ってしまう私なのでした。
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