9/27/2016

私の住む町サリーンで ー町からビジネスが消えていく

ミシガンは雪が降るので、春夏秋に道路工事が集中します。
冬の長さが半年近くですから、一年間の半分の時期に集中することになります。
冬は雪やアイスなどで運転に支障をきたしますが、
そうでない時期は、道路工事で道がブロックされて渋滞します。
いいことなし。
 
私の住む小さな町、サリーンは、ごちゃごちゃ混まず、
田舎ですから道も単純で、運転がとても楽ちんだったのですが、
今年はダウンタウンの下水の工事を大々的に行い始め、
交差点も、ラウンドアバウトという、信号やストップサインがない
くるりとまわる輪っかのような形に変えるなど、
あちこちブロックされています。
街路樹もばっさり切り倒されました。下を下水が通っているからです。
ですから、ダウンタウンの交差点はまるはげ状態。
工事が終わっても、殺風景なものになるでしょう。
 
よく見えるかわかりませんが、Local Business Open というサインが出ています。
こういった片側シャットダウンの状態になったダウンタウンは、
仕事の生き帰りの時間帯が猛烈に渋滞しますが、
混んでなくても、ふだんのようにすうっと行けないようになったため、
工事しているところにあるビジネスは大打撃です。
「他に行った方が早い」てな感じ。
小さな町ですから、どこも小さなビジネスです。
彼らの悲鳴が聞こえるようです。

 
ただでさえ、あまりビジネスがないサリーンのダウンタウンです。
工事の前から、ビジネスが一つ、また一つと消えていっているというのに、
この先、一体どうなっちゃうんだろう。
早く工事が終わらないかな。。。
車の流れが大いに変わり、ばんばん抜け道や迂回をしてきます。
まだまだ終わりそうにありません。
早く、普通の運転生活がしたいもんです。
今日は、ぐっと寒くなりました。
あーあ、もう、冬になっちゃうな。。。


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9/21/2016

うちの犬ー 愛チャン、今、むかし

 
去年の今ごろ亡くなった、お隣のトムは、
それはそれは、愛チャンをかわいがってくれたものでした。
トムたちは、大の犬好きで、猫ぎらいでしたが、
うちの猫のななチャンがなつき、ポンとトムの膝の上に乗ってから、
いつしか、猫ぎらいを返上して溺愛。
ななチャンは、お隣の猫になりました。
(トムたちとのお別れの投稿)
⇩⇩

さて、
子犬だったころの愛チャンは、よく逃亡し、連れ戻すのに一苦労したものです。
特に、エレクトリック・フェンスを導入する前は、
出かけるためにドアを開けたすきにピューッ。

トムがよくつかまえて、保護してくれたものです。

 
さて、トムが亡くなった後、
未亡人になったベブのために、
箱いっぱい、どっさりある写真の写真をせっせと撮り、
スライドショーが流れるフレームで見られるようにして、
そのフレームをプレゼントしました。
 
そして、そのたくさんの写真を2人で整理していたところ、
トムが撮った愛チャンの写真が出て来ました。
トムは、愛チャンをリーシュにつないで、
どこにも行かないようにしてくれていたものです。

まだ、うちの猫のななチャンも家にいて、
愛チャンとさかんに遊んでいたころです。
これからしばらくたって、大きくなったななチャンは、
愛チャンが、遊ぼうよー、
とまとわりつくのを鬱陶しがるようになったのでした。

なつかしいなあ。
もう、もどらない、あのころです。
 
今の愛チャン。
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9/18/2016

懐かしの大河ドラマー 花神(かしん)

NHKの大河ドラマも、朝の連続テレビドラマも、アメリカ暮らしが長く、
しかも、ネット環境が不便で、やたらお金がかかった時代からだったこともあり、
すっかり空白になっております。NHKの一覧を見ますと、
本当に見たことがないものばかりでお寒い限り。

大河ドラマ一覧

今年の大河ドラマ「真田丸」のHP
*放映が終わってなくなっていたのでWiki のリンクに差し替えておきました。

草刈正雄がなかなかいい、と同世代では評判。
昔は、ルックスの良さで売れていたため、役者としての評価が不確かだった。

たまにのぞき見しますが、いやはや、画面といい、ホームページといい、立派!

でも、私にとってのNHKの大河ドラマは昔のものが格別です。
個人的に一番印象に残っていて、名作だと思っているのは「花神」です。
司馬遼太郎の原作「花神」そのものも名作と思っています。派手さはないですが。

下のオープニングのナレーションは、司馬遼太郎の原作からとったものです。
「花神」のすばらしさは、歴史上の人物がその時代に成し遂げたことを、
運命的な役割分担として位置づけていったところにあると思っています。
そして、その中心に村田蔵六(大村益次郎)を置くことで、
広々とした維新という日本の歴史の中の大舞台が、
他の主要人物たちの生きざまが、一人ひとりの情熱が、じつに生き生きと見渡せたのでした。
番組を観ながら、その時代のうねりに入り込み、ドキドキ、わくわくしたのを覚えています。






村田蔵六(大村益次郎)・中村梅之助
楠本イネ・浅丘ルリ子

吉田寅次郎(吉田松陰)・篠田三郎
高杉晋作・中村雅俊

2015年のNHKの大河ドラマ「花も燃ゆ」は、
吉田松陰の妹が主役でドラマが作られていました。

この「花神」での篠田三郎演じる吉田松陰は凛として涼やかなイメージで演じられています。
黒船で密航し、西洋のこと知りたいと小舟で漕ぎつける松陰の期待に胸を膨らませた表情と、
最後に処刑されるときの表情(写真)は印象深いです。
「狂え」つまり、徹底的に夢中になれ、と語っていた松陰だそうですが、
本当にやりたいと思ったことにまっしぐらに突き進んだ純粋さがすごいです。

高杉晋作も中村雅俊が大胆かつ切れ者、でも情も深い晋作を演じています。
当時の長州藩というのは、本当に色々な能力のある人物を輩出していたなあと思います。

他にも維新の重要人物がたくさんオムニバス版のように登場していますが、
どの人物も、役者さんがなりきって、自然に演じていました。

ところで、「花神」の世界には、
そこはかとないユーモラスな感じがあったところも好ましいです。
じつは、ユーモラスな息抜き的な部分というのは、芝居の中ではとても大切です。
かのシェークスピア劇も、原典を通読した方はご存知と思いますが、
ユーモラスなシーンがそこかしこ差し込まれています。
人生はシリアスな考え、行動だけではできていないです。
息を抜いたり、どこか抜けていたり、ばかな失敗したりーー。
そういったものが一緒になっているから、トータルに感じられるのではないかなと思います。

主人公・村田蔵六(大村益次郎)は、近代兵法の父のような存在ですが、
じつは本人はいわゆる頭でっかちの運動音痴系。
馬にも格好よく乗れない不器用さで、武士、兵士として戦うとなると
「逃げるが勝ち」に属するタイプ。
この役職からくる「いかにも〜」というイメージから
かけ離れた人だったところも個人的に大いに気に入っています。
たぶん、大河ドラマの主人公の中で、いちばん、ぱっとしない人物だったのでは?
でも、私にとって最高に魅力的な人物です。

現代日本の政界は、
いまだにこの維新のころの薩長閥を引きずっていると言われていますが、
滅びた側、凌駕した側、ともに心身ともにピンと尖って、命をかけて、
自国がどう動いていくべきかを、先が見えない中、
必死に考え動いた、この維新のころの人々のように動けているのかなぁ。


この、大河ドラマの「花神」は、総集編のビデオが販売されています。
が、かなり編集がおおざっぱなようです。
オリジナルの全編は、何かの手違いで無くなってしまったそうです。
ガーン。
ですから、私たちが観ることができるのは、「総集編」のみ。
とても、とても残念です。

http://wiki.samurai-archives.com/index.php?title=NHK_Taiga_Drama

下は、最終回のエンディングです。



NHK オンデマンド 「花神」
(うー、アメリカの我が家からは見られない)
https://www.nhk-ondemand.jp/goods/G2010020462SA000/
山口県HP 大村益次郎
http://www.webkohbo.com/info3/oomura/oomura.html

 
今年、日本で靖国神社に行き、
銅像がそういえばここにあったんだ、と再認識。
日本国軍隊の祖:大村益次郎というより、
湯豆腐が大好物で、頭でっかちの村医者上がりの蘭学者:
村田蔵六という名の方がしっくりくる私は、
なんだか不思議なところにいるなあ、と思ってしまったのでした。
 

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9/08/2016

うちの猫 ー Barn Cats

 
"Barn" Acrylic on panel 6"x8"
いわゆるステレオタイプなデザインの barn.
参考までに拙作を載せました。


我が家は長年、猫一筋、多頭飼育の家でした。
そして、心臓が悪かった1匹以外、みんなとても長生きしました。

2008年に最後の1匹、長男猫の野良太が世を去ってから
シェルターを運営している知人から犬の愛チャンを、
娘の友達の家族が拾った野良猫が産んだ子猫のななチャンをを引き取って飼いました。
 
愛チャンも、ななチャンも同腹で生まれた兄弟姉妹がいましたが、
みんなごく小さい時にさまざまな理由で死んでしまい、
生き延びている残り1匹という点でこの2匹は共通しています。
小さい時に、ほぼ同時に引き取ったので、とてもよく一緒に遊んでいて、
おお、これはばっちり! と喜んでいたのですが。。。
猫のななチャンは、1才の大人になってから愛チャンと遊ぶのを鬱陶しがるようになり、
お隣の老夫婦のところに入り浸っているうち、お隣の猫になってしまいました。

さて、猫がいなくなった我が家では、
以後、ネズミの被害がときどきあります。
犬はいまひとつネズミ退治には向いておらず、一向に減りません。
ネズミ捕りを置いていますが、一向にかかりません。

絵の仲間のナンシーの家は、旦那様がファーマー。
大きな barn がありますが、そこに自然に猫がいついているのを、そのままにしています。
ネズミなどの駆除に役立つのだそうで、農家の人には、
barn に猫を放し飼いしている人が多いそうです。
特にコントロールもしておらず、自然に任せているナンシーのところには、
たくさん猫がいるそうで、すごい時は何十匹といたらしいです。
ですから、いつもキャットフードを大袋でどっさり買っています。
ナンシーの家は、犬は家の中に入れて飼っていますが、
猫たちは家には上げません。(というより上がって来たがらない)

こういう猫をbarn cat と言います。

さて、
ななチャンがお隣のベブとともに引っ越していき、本当に我が家から猫が100%いなくなりました。
(ななチャンは、ベブたちが留守のときなど、こっそり我が家に入って来ていた)
↓↓↓
「うちの猫ーだった猫ー  お別れ」

「うちの猫ーだった猫ー  逃亡」

ネズミのことはさておいて、やっぱり、猫がほしい。
でも、またななチャンみたいなことになったらどうしよう。。。
と、心が揺れ動きます。
シェルターなどもチェックしましたが、紹介文を読むと、
どうも愛チャンとうまくやれそうにありません。
そこで、猫が家にうじゃうじゃいるナンシーに「子猫が生まれたらほしいんだけど」
と言ってみたところ、
「この間、生まれたけど、もう大きくなりすぎたから今回は手遅れ」
と言われました。
Barn Cat は、家猫とちがい、餌だけもらって気ままにしています。
ですから、人間にめったになつかないのです。
もちろん、ナンシーにも、ナンシーの家族にもなついていません。
裏庭の巨大な物置に住む、気ままな同居人みたいな感じです。
決して向こうからすり寄ってきません。近づくとフーッといって逃げます。

さて、そんなこんなで少したって、夏休み。日本への一時帰国から戻ると、
「ヨシコ、子猫が生まれたヨ。7匹いるから、いつでも見に来ていいヨ」
子供たちに話すと大喜びです。
なにせ、赤ん坊のころからずっと家に猫がいるのが当たり前でしたから、
ななチャンが去って、さびしかったようです。
早速、カメラを持って、彼女の家に行きました。
もう学校や大学が始まった子供たちから写真を頼まれたからです。

さて、ナンシーの家に着くと、早速、barn に入りました。
大きなトラクターやらの、農業の仕事に使う乗り物(何といっていいのか、よくわからない)
が各種、たぶん、全部で7、8台置いてありました。

それが全部すっぽり入るのですから、
とても大きい建物だということをおわかりいただけると思います。
(写真を撮っておくのを忘れたので、冒頭の典型的な絵を参考にしてください)
片隅に、馬を飼っていたころの名残りの「うまや」スペースが2つほどありました。
娘さんが2人いて、彼女たちが子供のころは馬を飼って、乗馬をしていたのだそうです。
そのあたりに、3匹だけ見つかりました。
いっしょにくっついて行動しているようでした。
 
なにせ、自由気ままに暮らしている彼らです。
見に行ったところで、のこのこ出て来ません。
かえって遠ざかっていきます。
触れようとすると、「シャーッ」といいました。
ナンシーが2匹つかんで見せてくれましたが、このときも「シャーッ」。
 

すると、母猫が奥からすうっと出て来ました。
とても目つきが悪い。警戒しています。さすが母猫! 
 
ナンシーによると、ものすごく沢山いた猫たちですが、
ここ最近、急速に減ったとのことでした。
なにしろ、広い広いファームランドが広がる中です。
「野生動物にやられたんだと思う」とのこと。

子猫たちは遠くへは行けないので、2人で中を全部見てみたのですが、
やはりこの3匹だけしか見つかりませんでした。
子猫は、野生動物のお気に入りの獲物です。
見つからなかった4匹は、さっそくやられてしまったのかもしれません。
Barn の外にちょっとでも出たら、昼はタカ、夜はコヨーテやキツネなどのいい餌です。

ところで、今回の「うちの猫」ですが、少し作戦を考えました。
愛チャンはかなり落ち着いてきたので、
「遊ぼう、遊ぼう、遊ぼうよー!」という感じで追いかけ回さないと思っていますが、
1匹だけだと、またふらりとよそに鞍替えされてしまうかもしれません。
そこで、今回は2匹ペアで引き取ろうかなと思うようになりました。
かつて長年3匹飼っており、2匹は多いという感じでもありません。
ペアだったら、ふらりと1匹だけどこかに行ってしまわないのではないか
というのが今回の「作戦」です。

私がみたところ、黒がちの白黒ブチと、白がちの白黒ブチが気に入りました。
黒がちの方は、黒猫だったロク太を彷彿させました。
白がちの方は、長男猫の野良太の子猫を時代にそっくりです。
(やっぱり、前をひきずってる??)

前に飼っていたニャンコたちのことをちょっと書いた投稿
↓↓↓
うちの猫ー「猫あんか」そして今は「犬あんか」

 

 
まだ、母猫のお乳しかのんでいないので、
ちゃんと自分で固形物が食べられるかチェックして、
OKだったらいつでも迎えにおいで、とのことでした。


ナンシーの旦那様いわく、
「barn cat の子猫は、冬を乗り越えられず死んでしまうことが多いから、
今回生まれたのをもらうのは、猫にとってもいいタイミングと思うよ」
今回見た子猫たちは、まだ小さいながらも3匹でつるんでいる様子だったので、
そのうち2匹を連れて行ってしまうと、残された1匹は。。。

「ソフィーの選択」という映画がありますが、
戦時下のナチスのユダヤ人迫害が背景です。
その中の有名なシーンの一つに、強制収容所に送還された女性主人公が、
その入り口の所で、不意打ちのように
一緒にいる自分の子供たち2人のうち、1人を見捨てさせます。
わあわあ泣きわめく我が子の1人が、連れ去られます。
それは、その後、サバイブした主人公の脳裏に、一生つきまとう悪夢になりました。

Barn Cat の子猫を選んでもらうのとは、状況が違うわけですが、
「選ぶ」ということと、「冬の厳しさが越えられず死んでしまうことが多い」ということで、
ふと、この映画のことを思い出してしまいました。

あと、もう4匹いるはずなので、また新しい展開があるかもしれません。
ずいぶん急に猫の数が減ったようだし、今回見た子猫たちにも何があるかわかりません。
私も、自宅の裏庭でタカが小動物をくわえて飛び去っていくのを何度か見ています。
田舎の暮らしは、食物連鎖が目の前で繰り広げられる暮らしです。

私が前回、5月だか6月に遊びにに来た時は、
もっと大人ネコがゴロゴロいて、barnの外を悠々とウロついていました。
ところが、今回見たのは母猫と、父ネコらしきネコの2匹だけ。
そして、今回、7匹生まれたという子猫で見つけることができたのは3匹。

さて、この新しい「うちの猫」との出会い、どうなるか???
ペットを飼うときは、「運命のなすまま、成り行きに任せる」という感じできています。
果たして、このbarn catsと縁があるだろうか---------?
(つづく)
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9/07/2016

2016 日本にて ー 松本ー山賊焼き

今年の一時帰国は、
夫の大学時代からの友人、知人、恩師を訪ねる旅がメインに入っていて、
子供と一緒に気ままにあちこちに行くというパターンではありませんでした。
夫の友人、知人、恩師は、私も知らないわけではないので、
私もとても懐かしかったです。

さて、夫の恩師を囲む集まりが毎年、長野であります。
大学の研究関係の人々ですから、まずは研究発表会的な集まりをします。
信州大学で行うときは、松本に住む、大学時代の友人と会います。
まず、ランチを松本でいっしょに食べて、
夫がお勉強会をしている間の数時間を子供といっしょに過ごしています。

 

肉食、大食いの息子のリクエストで、今年はがっつり食べられるものになりました。
海賊焼きです。鶏肉を大きな手の平みたいに広がるよう切り込みを入れて、
衣をつけて、じゅーっと揚げます。ダイナミック!
場所は、友人の知り合いおすすめの、本当にガッツリ食べる所。

 
お店に入ったら、漫画の本が本棚にあり、テレビがついていました。
お客はどんどん入って来ていましたが、不思議なことに整然としていました。
みなさん、あまりおしゃべりをしません。静か。
漫画を読んだり、携帯を見たり。。。1人、2人組、私たちのように3、4人のグループと、
じつにさまざまなのですが、共通しているのは「静か」。
お気に入りがはっきりしているようで、注文の決断が早い。
そして、食事が運ばれて来ると、黙々と食べます。
どれも「おおっ」と思うほどの大盛り。

 
 
試しに大盛りを頼んだところ、うひゃー!
山賊焼きの大きさ、量もすごかったですが、
ごはんの量がすごかった。もちろん、食べきれませんでした。
 
息子はアラカルトで頼んだ各種の味の山賊焼きを堪能しつつ、
定番の「チャーシューメン」を平らげました。
卵だけはなぜか嫌いなので、私がいつもゲット。
この点、お互いの利害が一致していて、スムーズです。美味しいのになあ。
 

「山賊焼き」という名前がついた由来には、2つの説があります。
ひとつ目は「山賊」というお店が出し始めた、
ふたつ目は、山賊が人から持ち物を「取り上げる(鶏揚げる)」ということから。

個人的には2つ目の由来が好みです。
誰も真剣に論議していないようですから、どうでもいい感じ。
そんなところがいいですね。

下は、山賊焼きについての資料です。
超大盛りでガッツリ食べたい人、このお店、おすすめです。
ホント、凄かったー。

長野県の山賊焼き食堂10選
山賊焼きについて
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9/05/2016

2016 日本にてー MSG

 

日本に一時帰国すると、思い切り日本の普通の食べ物を堪能します。
例えば、納豆、浅漬け、佃煮といったもの。
別の言い方をすると、日本では安価で手軽に食べていたのに、
アメリカで暮らすようになったら値段が高かったり、手に入りにくくなったものです。
納豆は、アメリカの私が暮らしたところでは、冷凍したものを売っています。
もちろん、値段も3パック100円以下の安さではなく、
何倍もしますが、さらに気になるのは口あたりです。
解凍した後の納豆は、日本で食べる納豆よりグニャっとしてしまいます。
大豆と大豆のつぶつぶの、口の中での感じが今ひとつ。。。
ですから、納豆は日本にいるときに楽しむことにしています。

佃煮は、アメリカでも時々買いますが、
同じメーカーのもので、同じ製品でも、何かが違う気がします。
日本で食べる方が美味しく感じます。
また、種類が豊富で、これも嬉しいところ。
若いころあまり好きでなかった煮豆といったものも楽しめるようになりました。

おっと、前置きはこのへんにして、今回の本題、MSGです。
例によって、日本に一時帰国すると、浅漬けの類をスーパーでばんばん買って、
ばくばくと食べたのですが、今回は、妙な感じがするのを強く意識しました。
食べたあと、舌に変な、しびれて麻痺したような感覚が長く残り、喉がとても渇くのです。
毎年、同じパターンで食べていると思うのですが、
今年の一時帰国では、とても違和感がありました。
水菜、野沢菜といった葉物野菜の浅漬け、塩漬けを食べた後が顕著でした。

でも、浅漬け、漬物を食べたあといつも感じたというわけではありません。
まったく一貫性がない。

ふと、私の頭に浮かんだのが
違和感が残ったものには、MSGがどっさり入っていたのかも。。。
という考えです。

このブログを書いている今、
買って食べたものの食品成分表を見ておかなかったことを後悔しております。
(でも、分量まではわからないから意味ないかも)
日本で食べる美味しいラーメンも、すべてではないですが、
同じような感覚が舌にしつこく残った時がありました。

年を取るにつれて、体質が変わってきている気がします。
これもその一つかもしれません。
ふだんの食生活は、頑張っていない主婦なので、日本の食材で料理することは少なく、
近場で手に入るアメリカン・フードを流用して大雑把に「日本食もどき」を食べている感じです。
嫌われている環境ですから、どこも控えめにしているかもしれません。
ですから、もしかしたらアメリカ生活では、
MSGから遠ざかっているため、敏感になったのかもしれません。
などと考えてみたりしても、はっきりスッキリしない。ぼやぼや。。。

****

MSGという言葉は、日本に住んでいると馴染みが少ないのではと思います。
でも、「味の素」と言えば、誰もがわかるはず。
MSGとは、日本を始めとしたアジア料理・加工食品には必要不可欠ともいえる
「うまみ」調味料、グルタミン酸ナトリウムです。
さて、このMSGですが、アメリカの生活の中では、いつ頃からか記憶はないのですが、
身体に良くない添加物、調味料というイメージが一般的になっていて、
食品衛生法では、ベビーフードへの使用が禁止されています。
1960年代に、中華料理を食べた後具合が悪くなった人たちが出たとき、MSGが原因とされ、
一般的に、中華料理にMSGが沢山使われているというイメージが強いです。
日本でも、ラーメン屋さんでおたまに味の素をすくってパッと入れている姿をよく見たものです。
「うまみ」「だし」というのは、アジアの料理にとってとても大切ですから、
使用頻度が高くなるのでしょう。
あとは缶入り野菜、スープ、加工した肉類(ソーセージ、ベーコンなどにアメリカでは入っています)
私のふだんの生活では、
食料品のパッケージに、No MSG、MSG is not added といった言葉が、
けっこう強調されて書かれていることが多いです。
あと、周りの友人たち(アメリカ人)の間では、
「non-processed food」を食べるようにしなくちゃいけないという話がよく出ます。
「processed food」とは、先に書いた缶入り野菜、加工した肉類といったものです。
MSG, 添加物が入っているものを避けるためのようです。
参考までに、私のまわりの友人たちが持っているMSGのイメージ、認識を代表するようなブログがあったので、
リンクを貼り付けました。(英語)

別のソースでは、本当に身体に悪いのかどうか、因果関係がはっきりしているわけでもないようです。
正確に言うと、起こっている症状が、はっきりMSGが原因と証明されているわけではないということです。
自然の中にも含まれているものなので、
過ぎたるは及ばざるが如しというところでしょうか。
(英語)

ひとつはっきりしているのは、
アメリカではMSGが、かなり嫌われているということです。
なにせ、ぼやぼやあっと日々を暮らしている私ですら、NO MSG に気付いております。
周りにも避けている人がたくさんいます。

日本ではどんな感じなのかわからないのですが、ちょうど関係した情報をまとめたリンクをがありました。


これによると、
味の素は、原料を昔と違うものに切り替えているそうです。
胎児のとき母体がたくさんMSG(グルタミン酸ナトリウム)をとると、
かなり良くない影響があるようです。妊婦の方、ご注意を。
ナトリウムですから、塩分と同じにカウントされます。
血圧が少し気になるようになってきた私は注意しなくちゃいけません。
カリウムがたくさん含まれたものを食べると、
ナトリウムとくっついて体外に出してくれるようです。(オシッコ!)
海藻、大豆(豆腐、納豆)、切り干し大根、干し椎茸といったものにカリウムがたくさん含まれています。
ほうれんそう、春菊といった緑が濃い葉野菜、アボカドにもたくさん含まれているようですね。
でも、腎臓が悪い人にはカリウムは良くないので気をつけなくてはいけないようです。

下のリンクは、MSGについて、わかりやすく説明されてるなと思ったものです。
「健康一番」

あれがいい、これがいい、と言われても、
それがまた何かで後ろ指を指されるようなことがある現代社会です。
いったい、何を、どう食べればいいんだか。
真剣に考えると、食べるものがなくなってしまいそう。。。

兎にも角にも、「過ぎたるは及ばざるが如し」でいこう。

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9/03/2016

2016 日本への旅 ー 行きの機内にて

今年の一時帰国は、出先で写生をしようという目標を立てました。
写生道具と、スケッチブックを持っての旅です。
しかし、今回の一時帰国はスケジュールがきつく、
落ち着いて描けたのは最初に寄った時差ぼけ調整的のんびり滞在の実家でした。
あとの出先では景色は良いものの、絵がメインではない旅ですから、
かなり努力がいりました。
添え物のようでいて、しっかりこまめに描けるようになるのが目標です。
でも、今回は、まあまあ頑張れたーーと思うことにします。
持って行く道具は、かなりスリムにしたつもりですが、
まだまだ削れるとわかりました。

下は、行きの飛行機の中で描いた鉛筆描きのスケッチです。
国際線の機内では眠れないので、今年は鉛筆でスケッチをしてみました。
隣でゲームする息子くらいしか生で描けないのですぐに行き詰まりました。
iPad の写真やら、果ては座席で観た映画やら。
飛行機は小刻みな振動がずうっとあって、線がコントロールしにくかったです。
日本のタレントさんの顔は、どうしても漫画みたいになっちゃう気がします。

 
 



スーパーマン vs バットマン の方も描きたかったですが、
飛行機では、普段劇場に行けない分のキャッチアップに忙しく、
眠らなかった割に、お絵描きは、はかどらなかったのでした。
帰りの便は、寝る努力をして疲れを取った方が良さそうです。
はてさて、どうなるやら。
(アメリカに戻ってからの方が時差ぼけがひどい)
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9/02/2016

2016 日本にて(長野県・安曇野) ー今日は「外ごはん」ー蕎麦

 
安曇野蕎麦 安留賀(あるが)というところでお蕎麦を食べました。
息子はあったかい天ぷら蕎麦を食べたかったようですが、
残念ながら「あったかもの」は時間がかかるそうで、冷たいお蕎麦にしました。
「焼き魚系」も、やはり時間がかかるとのことで断念。
夏ですから、やはり周りは圧倒的に冷たいもりそば系。
ここの売り物の「わさび芋(と言ってました)」をおろして食べるお蕎麦にしました。

 
このわさび芋は、擦り方の手順付きで、お蕎麦より先駆けて出てきました。
白いものは砂糖です。砂糖をまぜて擦ると風味と味がいいらしいです。
ふむふむ、と言いつつ、ゴリゴリと擦ってお蕎麦待ちです。
 
とても混雑していたので、お蕎麦はなかなか出て来ません。
ですから、ちょっと外に出て写真を撮りました。
 
いったい誰がやるんだろうという感じの記念撮影用のボード。
カップルにおすすめのようです。
 
リーン、リーン、と大きな鈴虫の音が響き渡っておりました。
てっきり環境音のCDか何かと思っていたのですが、じつは本物でした。
 
出入り口のレジの脇に置いてある小さな虫かごに数匹いました。
子供の頃、よく鈴虫を捕まえて、こうやって飼っていたものです。
アメリカには鈴虫とウグイスがいないので、物足りないと時々思う私です。

実家の周りには、今もウグイスがいて、ホーホケキョと鳴いています。
でも、いつからか、鈴虫の声は耳にすることがなくなりました。

 
このお店にいる鈴虫の声で、
けっこう音色は大きく、響き渡っていたんだなあと再認識しました。

そうこうしているうち、お蕎麦が出て来たので、
いよいよ生のすりたてのわさびでお蕎麦をいただきました。
おつゆに混ぜてはいけないということで、
麺かお箸につけて食べます。やはり生は美味しかったです。

このお店は、レジのあたりで、ちょっとした食品を売っています。
これはからりと揚げた麩。
 
けっこう評判がいい所なようです。
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