1/21/2013

うちの猫 「猫あんか」 そして今は「犬あんか」

今回のBGM ーMemory (「キャッツ」より)↑↑
聴きながら読んで下さい。 
『Cats --キャッツ』をもっと観たい人は読んだ後、下のリンクをクリックしてください。


我が家は、長年猫一筋の家でした。
日本から元野良猫の我が家の飼い猫3匹を、
JALにのせてアメリカに引っ越して来ました。
夫は先にアメリカに来ていたので、
私と3匹の旅でした。


長男猫 のらた(享年22才)
東京都大田区東矢口界隈出身の野良猫。
三島由紀夫の憂国忌/命日(11/25)に、ポンと我が家にやってきた。


次男猫 茶太郎 
東京都大田区東矢口界隈の通りの脇に、
段ボール箱に入れて捨てられていた。
激しい雨の日だった。
同腹の3男猫黒トラのロク太もいたが、日本にいる時、心臓発作で他界(2才)。
この茶太郎も心臓病持ちだったが、17才まで生きた。
何度も発作を起こして危篤になり、獣医代がとてもかかり、
ミリオン・ダラー・キャットと言われた。


4男猫 熊太郎  (享年18才)
新宿のゴミ箱に捨てられていたのを夫がひろって来た。
生まれたばかりで目も開いていなかった。
ミルクも下の世話も全部私が毋がわりにやった。
全くなかないので、紙袋に入れて会社にこっそり連れていって世話したものだった。
猫の毋を知らなかったせいか、自分を猫と思っていないような所があった。
しっぽをウッカリ踏んだ時以外、ニャアとないた事もほとんどなかった。


さて、空港では、
猫3匹分のケージを持って1人でどうしよう、と心配したのですが、
かえって珍しかったのか、取り合いのような形で、
運ぶのを手伝ってもらえました。

余談ですが、
何年か後になって、子供が生まれ、
空港では、赤ん坊の時も猫たちと同じように至れリつくせりでした。
ところが、うろちょろしだす幼児の年頃からは、
お行儀が悪いとひんしょくを買うし、
そばで見ていないと、「誰の子だ〜」と心配される、注意されるで、
連れてるもんで随分状況が違ってくるなと思いました。

我が家の猫3匹は、とても長生きをして、
獣医さんたちから
「どうしたらこんなに長生きさせられるんだ?」
と聞かれたくらいです。
そんなうちの猫たちも、17、18、21才という年で、
順番に世を去りました。

日系移民猫の我が猫たちは、アメリカに骨を埋めました。

最後の猫、野良太が21才で世を去ったのは約3年前。
ハロウィーンの前の日でした。
もちろん、老衰です。
長男猫・野良太は、
ろうそくの火が消えるように、この世を去っていきました。

この、長男猫・野良太(のらた)は、
あまりにも長いこと一緒にいるのが当たり前だったので、
それがいよいよ、という事になったとき、
何というのか、我が家の一つの時代が終わったように感じました。


我が家の、今はあの世にいる猫たちは、冬はいつもそばにぴったり寄ってきて、
いつもほっかり暖か。
私たちはそれを「猫あんか」と言っていました。

ミシガンの冬は寒いです。
動物のぬくもりがないと寂しい。


犬と猫を1匹ずつ引き取って飼う事にしました。

予想に反し、
我が家の長女猫のななチャンは、
今ひとつうちになつかず、冷たいです。
長女犬・愛チャンは、
落ち着きがなく、セカセカしているし、
顔に突進してきて、ベロベロが。。。
でも、このごろ、少し落ち着いてきました。
犬あんかの役がちょっとできはじめています。

愛チャン、犬あんかの修行中

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