1/06/2013

見たいなあ、木にのまれた自転車ーーワシントン州--Vashon Island, Washington State





ワシントン州のヴァッション・アイランド
Vashon Island, Washington State)
と言う所( 地図)に、
地上5フィート(1. 5 m)くらいの所に自転車をのみこんだ状態の木があります。 

ちまたでは、この自転車の持ち主の少年は、 1914年に戦争に行ったまま、
二度とそこへは戻らなかったとか。。。
そんなストーリーが出回っていました。 

そして、ついに、
この木にのまれた自転車の、本当の『いわれ』を知っている人が見つかりました。
 ヘレン・パズさん( Helen Puz)という女性と息子のドンさんです。
ヘレンさんは、現在99才(!)です。 


話は、今から60年近くの1954年にさかのぼります。
彼女は5人の子供を抱えた未亡人で、火事で家を焼失しました。

5人もの子供をかかえた未亡人のヘレンさんに、
周囲の人々は温かい手を差し伸べました。
いろいろな物がヘレンさんに寄付されました。

その中の女の子用の自転車が、
当時8才のドンさんの物になりました。 
ところが、ドンさんにとって、その自転車は、
乗りにくかった事と、女の子用だった事もあってか、
あまりお気に入りではなかったようです。
友達と遊ぶ時乗っていっても、
そのまま自転車を置いて、友達と帰って来ていました。

そして、その自転車を、いつしか、そのまま放置してしまったようです。
ヘレンさんも、ドンさんがあまり気にいっていなかった様子なので、
自転車の事を深く追求しなかったようです。 

さて、この自転車、世間に出回っていた噂の方ですと、
1914年ですが、自転車の型はどう考えてもやはり50年代。
この自転車を見て、間違えようのない、あの時の自転車
と確信があったうえ、場所なども記憶と一致。
ということで、信憑性ありということに落ち着いたようです。

60年近くたった今、見つかった自転車。
ヘレンさんとドンさんの心の中には、
きっと当時の事が沢山、思い浮かんだ事でしょう。
タイムカプセルのように、家族の歴史を埋め込んだ木。

 あ〜、ぜひ本物を見に行ってみたいものです。 

いったい、どのような事で、
このように見事に木の幹の中にすっぽり入ってしまったんでしょう。

チェーンなど、でくくりつけてあったため、
どんどん食い込んでいったのではないかということですが、
ドンさんは特にくくりつけておいたわけではないので、
多分、自転車を放置したままにした後、誰かの手によって
木にチェーンでくくりつけられたのではないかという事です。



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***資料、ニュースリンク(英語)***


That old bicycle lodged in a tree on Vashon Island makes national headlines



roadside america.com

Fuffington Post

snoops.com (噂の真偽を確かめるサイト)
http://www.snopes.com/photos/natural/bicycle.asp



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