1/14/2013

リサイクル・コーナー

アメリカでは、空き缶、空き瓶をリサイクルしてお金を払い戻す州があります。
たとえば、私がこれまで住んだ州ですと、テキサス州と、ここミシガン州。
ミシガン州の前に住んでいたノースカロライナ州ではやっていませんでした。

どのようなシステムかといいますと、
ジュースやビールを買う時、
ビン代、缶代が含まれています。
そして、空き瓶、空き缶をリサイクル・コーナーに行って戻すと、
そのお金が戻るというシステムです。
たいていのグロッサリー・ストアにリサイクル・コーナーがあります。
下の写真は近くのWalmart (ウォルマート).

このように、指示が出ます。



空き瓶を入れて。。。

中に送り込まれていきます。




すべての空き缶、空き瓶に適応されるかというと、違います。
ものすごく安いブランドを買ったりすると、
じつはこのリサイクルのシステム対象商品でなかったりします。
買う時の価格に瓶代、缶代が入っていないため、ことさら安く感じるというわけです。
下の瓶はGuinness (ギネス)のビール。これはなぜだろう? 
普通、ギネスは対象なんですが。




お金が戻りました。
お店で、現金にもかえてもらえますが、
たいてい、買い物の時に出し、合計から引いてもらいます。

何年か前、州の境が近いあたりでは、
このリサイクルをやっていない州の人が、
リサイクルをやっている州に入り、
空き缶、空き瓶をマシーンに入れて、お金を稼いで(?)いる事が問題になりました。
リサイクルをしていない州では、買う時にもちろん瓶代、缶代はなく、
その分、丸儲けというわけです。
リサイクルのシステムを行っている州としては、
先に回収している空き缶、空き瓶代より、
支払う金額が大きくなってしまい、その分は赤字。
その金額がけっこうなものだったので問題になったわけです。

そこで、最近のリサイクル・マシンは、
受け入れる空き瓶、空き缶を、ブランド以外、
よその州で購入したものについても、細かく見分けるようになっています。
上の写真のギネスのように、
ペッと機械から戻されてしまいます。

リサイクルのシステムを行っている州では、
その辺に空き缶や空き瓶が転がっているという事がめったにありません。
瓶など、割れると危険ですし、とてもいい事だと思います。

また、アメリカでは、寄付(donation)を集める事が多いですが、
現金をストレートにではなく、物を売って買ってもらうような形が主流です。
「みなさんのお宅の空き缶、空き瓶を○○のために寄付してください」
みたいな寄付集めを、よく学齢期の子供たちなどがしています。

個人的には、空き缶、空き瓶を家にためておき、
それを持って行って。。。というのは面倒で好きではないです。
ずぼらな私は、けっこうな量をためてしまいます。。。
なにしろ、臭い。
リサイクルの回収のときに、ぱっと家の前に出す方が楽だったな。。



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