7/24/2017

映画ーWar of the Planet of the Apes - 猿の惑星:聖戦記

最近封切りの”War of the Planet of Apes" (2017)を観に行きました。
日本では「猿の惑星:聖戦記」となっているようです。

シーザー。猿たちの偉大なリーダー。
http://pin.it/dVJi8sO




「猿の惑星」シリーズについては、
シーザーという、頭のいい猿がリーダーになっていたのを覚えていましたが、
なにしろ、シリーズがとても長いわ、映画以外のメディアでも制作されているわで、
どこがどうつながってきているのか、さっぱり追いついていません。
ほとんど忘却の彼方。



「猿の惑星」については、
大昔の第1作目、私が若いころに観たもののラストシーンだけを鮮明に覚えています。
これです↓↓
宇宙船が不時着した惑星は、猿が人間のように暮らしている星。
猿たちにつかまってしまい、檻に閉じ込められますが、なんとか自由の身となれます。
さて、自由の身になったところで、メインキャラクターの人間が気がついたのは、
そこはよその惑星ではなく、未来の地球だった。。。というラスト。
最後のシーンで、主人公(人間の方の)は、砂浜に半分埋もれた「自由の女神」を発見し、その場にガクリと崩れます。
他のストーリー展開は全くといっていいほど覚えていませんが、このシーンはとても印象に残っていますし、
これが「猿の惑星」の地位を不動のものにしたというところでしょう。
たぶん、他にも、私と同じような感じの人は多いはず。
(ちなみに、ここに書いた第1作目のあらすじは、検索して調べたおさらいです)

「猿の惑星」は、フランスの作家が書いたSF映画が原作になっています。



大人気だったため、どんどん続編やら、アニメやら、いろいろできて、
いったいどこまでが原作の範囲なのか確かめておりません。
衝撃の第1作目目と、続く2、3作くらいは観たような記憶があります。
核戦争で地球上の人類は滅びるという流れ。
でも、過去と未来を行き来したり、
じつは人類も少し生き延びたものがいたり、
SFだけあって、話を長く、広げる展開は史実や、
現実に沿っていないと違和感が生じる背景はないので
あれやこれやと、大賑わいです。

日本語
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/猿の惑星シリーズ
英語

さて、そんな「おぼろな記憶」しかない私は、
来るぞ来るぞ〜、と劇場で大宣伝していた最新の「猿の惑星」を観たのでした。
秋からハイスクールに進む息子といっしょです。
息子とは、「映画の話題作をさっさと観ておく」という目標を掲げております。
息子はおかわり自由のポップコーン大と、ドリンク大が目当てなことがほとんどです。
映画がハズレでも文句は言いません。映画をよく観る友達同士の中では、
けっこう早く観ている方になるんだそうで、ちょっとした権威です。
いつも驚くのですが、
このごろのアメリカ映画には私の世代が若いころに話題になったものを焼き直し
というものがけっこう多いのですが、
今回の「猿の惑星」も、彼は昔のものを全く観たことがないというのに、
なぜか私より過去の流れを承知していたりするのでした。
いつも息子とは、「う」、「あ」、という感じで対話の言葉が少なく、
おしゃべりが盛り上がることはないので、コミュニケーションは必要最低限です。

ところで、これは新しい映画なので、あらすじは書きません。しばらく後になって、気が向いたら加筆などするかもという感じ。
映像技術、コスチューム、こと、猿の顔づくりはすごいもので、目が一体化してとても自然に見えます。

猿たちは自分たちが平和に暮らせる場所を見つけたいと必死に闘います。
最後は平和かも?ーーという感じ。
何しろ、続編続きで、まるでテレビシリーズのようになっているアメリカ映画、
このあと、どうなるかわかったもんじゃございません。

息子の評定は、10点満点で9 、理由はナイスなエンディング。 私は7、OKな映画。

戦いが続く、緊張感があります。全体的に色目を抑えて、ダーク系の色合いで画面を統一しています。
それは、ふと出てくる明るい花の色や、平和な場所の若葉や、草原の明るい緑を際立たせるためと思います。

これを機会に昔の「猿の惑星」もおさらいがてら観ると、もっと楽しみや味わいが増すことと思いますが、
横着な私は、それ以上のアクションを起こさないのでした。。。

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