アメリカで
ミシガン大学のスタジアムで”Battle at the Big House" という
高校フットボールの新年度チーム同士が対戦するイベントがあり、
息子の学校Saline のマーチングバンドが演奏しました。
The Big House というのは、近くのミシガン大学のフットボールスタジアムのニックネームみたいなものです。
アメリカで一番たくさん観客が入る大きなスタジアムです。
アメリカはフットボールが大好き。
大学のスポーツも、フットボールが強いところは、もう大変というくらい盛り上がります。
そして、盛り上がる大学リーグは、観客の動員数が多いので、チケットもよく売れます。
買いたい人が多いとチケットの値段もうなぎのぼり。
一番人気の University of Michigan vs Ohio State University を観戦するチケットは、
調べたところ、今シーズンは一番安い値段で1枚 $300 以上。わお!
$1000 超えるチケットももちろんありです。
ミシガン大学のフットボールがとてもポピュラーなことがよくおわかりになると思います。
ですから、全米一の大スタジアムに改装できたというわけです。
(もっと座席が増えると、もっと儲かる)
でも、対戦相手次第で、チケットの値段は安く入れるものもあります。
試合が盛り上がらない、観客が盛り上がらない組み合わせは$40ドルくらいから。
驚くくらい違います。
ちなみに、息子の学校が参加したこのゲームイベントの入場料は$10でした。駐車場は$10。
(だから私は行けました)
フットボールのシーズンの秋は、ゲームがある日は、人が殺到しますから、アナーバーは大変です。
ですから、フットボールに興味がない人も、フットボールの試合の予定を機にして動かないと、
とんでもない大渋滞に巻き込まれ、散々な目に合います。
ですから、このビッグハウスでプレイしたり、演奏したりするということは、
ハイスクールの生徒たちにとって、夢みたいなことです。
今回のイベントの対戦相手の高校は、スタジアムまで車で2時間くらいかかるところでした。
(サリーンは15分くらいと、とても近いです。ゴメンなさいという感じ)
でも、対戦相手のチームの家族やら関係者は、サリーンからより来ていたかもしれません。
各試合、2つの高校の関係者だけが入るゲームですから、
すべてのエリアではなく、座席は正面から見られる面のみを解放していました。
それでも全米一の収容数のあるところです。数千人のキャパです。
それがいっぱいになりました。これってすごい。
下の写真は、正面から見た真向かいの座席が写っています。
ずらーっと席がたくさん。これがぐるりと全部いっぱいになっているところは壮観です。
この、”Battle at the Big House" というイベントは、
4年間ほど前までハイスクールでマーチングバンドをやっていた上の娘のころはありませんでした。
去年から始まったイベントで、今年は2回目のようです。
前年度の戦績が優秀だった高校のフットボールチームから選出するようです。
私の住む町、サリーンの高校は、けっこういけてたということですね。
娘がマーチングバンドをしていた4年間は、最初の年、いまひとつ強くなかったです。
でも、途中からどんどん強くなって、そうすると上に登り詰めるステップの試合にも参加しますから、
フットボールのシーズンが長くなったと記憶しています。
数年のブランクがあって、息子が今回入ったわけですが、
どうも強いチームでのスタートのようで、今回のバトルイベントなど、
娘のころより予定が忙しくなりました。
”Battle at the Big House"についての記事(英語)
でも、試合はいまひとつまだ新しい今年のチームが完成していない感じで、
あっさりと負けてしまいました。
残念ですが、相手のチームはよく出来上がっていたからしょうがない。
でも、これからがシーズンは本番。気持ちが引き締まるからいいと思う。
ちなみに、スポーツ観戦は避けて通っている私が、なぜ重い腰を上げて行くことができたかというと、
先に書いたチケットの値段の違いからのお得感覚と、空が曇っていて涼しかったからです。
でも、今回、息子たちバンドメンバーが、試合の始めと、ハーフタイムにパフォーマンスするだけでなく、
試合の最中も、ずっと応援している様子を見て、けっこう大変なんだなとわかりました。
告白すると、娘がマーチングバンドをやっていた4年間、全くゲームを見に行っていませんでした。
車で送って、ドロップして、終わると拾いに行っただけ。
一回だけ、シニア(卒業学年)のためのセレモニーが入った試合があって、
それは親が必ず来いということだったので行っています。
マーチングバンドは、パレードのときに少し見に行ったくらいでしたが、
ちょっと息子のときは、もう少しゲームのパフォーマンスも見に行くようにしようかな。。。
パフォーマンスするのは、自分の学校で試合があるhome game のときだけなんだし。。。
などと、ちょっと反省。
ミシガン大学のスタジアムを出たのは夕方、6時少し過ぎでした。
そして、次のハイスクールの対戦の人々が入れ替わるように来始めていました。
ミシガンの日没は夜9時ごろなので、まだまだ明るいです。この日は曇りで、雨がポツポツでしたが。
親が観に来た場合、帰りは親と一緒でもよかったのですが、
駐車場が遠かったし、道路工事で道が麻痺しそうだったし、
本人もバスで友達といっしょに帰るというので別行動。
その友達も、親は見に来ていたけれどやっぱりバスで派。
高校で拾いました。
この日は息子たち新9年生の生徒たちは朝早くから高校のオリエンテーションがありました。
そして午後からはみっちりバンド。
長い1日でした。おつかれさん!
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おまけ
アメリカの大学のマーチングバンドの番付記事です。
いくつか中身は違っていますが、フットボールの宿敵同士ミシガン大学とオハイオステイト大学は、
マーチングバンドの方も、いつも番付に入っています。
つまり、フットボールとバンドのパフォーマンス、両方で競い合うから、
これまた対戦がヒートするんでしょうね。
これらの番付の中のビデオを見てみると、マーチングバンド、なかなか面白いです。
私はミシガンに住んでますが、
マーチングバンドはオハイオステイトが一番のお気に入りです。
エンターテイメント性が高いので、楽しいです。
ミシガン大学のビデオ
プレゲームの演技なので、型がある程度決まっています。
ミシガン大学のスタジアムが一杯になっている様子がわかるのでこれ。
黄色と青がミシガン大学のカラーなので、座席が黄色っぽい。
サリーンハイスクールのマーチングバンドですが、
ミシガン大学のお膝元ですから、ミシガン大学のカラーに似ているように感じます。
オハイオステイト大学のビデオ
形を作って動くのが上手で圧巻! あと、ユーモアがあります。
スクールカラーは赤。だから客席は赤だらけ。
ミシガンステイト大学
フットボールも強いし、マーチングバンドもレベルが高いです。
ローズボールにも行きました。
ミシガンスタジアムのチケット代が2番目に高いのは、ここと対戦するときです。
これは、ミシガンスタジアムで演技してます。やっぱりほとんど満席。
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