8/04/2017

2017 一日本にて ー デトロイトから成田へ

今年も、夏休みの時期は一時帰国です。
子供が学校に通うようになってからは、
暑い暑い夏休みの間しか帰っていません。
おまけに台風のシーズンでもあります。
去年の2016年は、息子の友達に会いに行く日、
台風の大雨の影響でローカル線が乗っている時、手前の駅で普通になり、
アメリカに帰る予定ギリギリ手前までの数日旅した北海道は、
今までにないほどひどい台風の影響を受け、
大洪水で死者が出るほど。
東北新幹線に乗るという目的もあったので、
新幹線にしたのですが、行きはよいよい帰りは怖い。
道内の在来線が不通になり、
私たちは、道内をどう出て、東京方面に戻るかで大焦りしました。
予定通り帰れないと、アメリカに戻る便に乗れなくなってしまうからです。
幸い、国内線のマイナーな目的地のチケットが比較的安く取れ、
滑り込みセーフ。。。

さて、1年がたち、また一時帰国の夏休みです。
今年の夏休みからは、ハイスクールに進む息子がマーチングバンドに参加する関係で、
「必須」のキャンプ、活動、リハーサルのサンドイッチになった8月前半分の空白の2週間です。
ある意味、ここしかまとまった期間がないということで、深く悩まなくて済んだともいえます。

さて、今年の予定ですが、一ついいことがありました。
息子が泊まり込みのマーチングバンドに4泊5日で行っている間に、
行きたいなと思っていたワークショップに初めて参加できました。
これはurban sketch のワークショップで、大都会のビルを描くことがポピュラーです。
だからurban と名付いております。このワークショップの話はまた別に投稿します。

ワークショップが終わった翌日に日本に立ったので、
日本でたくさんスケッチをしてこようと、張り切って出発!

デトロイトの空港の国際線のゲートのところにある噴水はいつも通り。
構内に住み着いているトリさんたちも、去年よりは数が減ったようですが、
元気に飛んでいました。
2015年には、噴水のそばにたくさんいて、ピーチク鳴いておりました。
↓↓↓ (2015年の投稿)




お腹が空いたので、何か食べるものを買おうとしたところ、
え、これが?? というものの値段がやたらと高いので、
ほっとする価格で買えるマクドナルドで腹ごしらえしたのも去年と同じ。




飛行機の中での私の過ごし方は、去年と似通っていましたが、少し違っていました。
去年も暇だったので、スケッチをしました。
でも、今年はスケッチのワークショップの後なので、去年より楽しめました。

そして、去年と同じく、映画も観ました。
今年は映画館で新作をけっこう観ていたので、
見逃したもので気になっていたもの、
観たもので、もう一度観て確認したいところがあるものの該当部分を観るだけで済みました。
去年までは、劇場でほとんど全く観ていなかったので、
やたら次々と映画をたくさん観てしまい、グラグラに疲労しましたが、
今年は少し寝ようという努力ができました。(よく眠れなかったけれど、去年よりはマシ)
映画は、飛行機の中では連続的な雑音が多いので、
やっぱり映画は劇場がいいなと実感しました。


特に、この"Born In China" は、友人が良かったよと言ったのを見逃していたのですが、
劇場で見た予告編の画面での中国の大自然の風景のスケールが
随分大きな位置を占めています。


さて、
今回の行きの旅での出来事で目新しいことは、
飛行機のトイレの中、日本への亡命を試みる(結果となった)ハエくんを見つけたこと。
何かのアニメで、ハエが月面着陸したアポロにこっそり忍び込んで冒険してくるというのがあって、
どこで観たのか思い出せないのですが、それを思い出しました。
下は、ちょこんとキャビネットに止まっているハエくん。
2匹いるように見えますが、左側は鏡。孤独に耐えられず、
鏡に映った自分を見て慰めていたのか?!
などと、くだらない事を考えたりして。
本当は、乗務員に即報告するなり、やっつけるなりするのが筋なんでしょうけれど、
何となくそのまま放っておきました。
"Good Luck" --- 幸運を祈るってやつです。

ーーーー でまあ、しばらくしてまたトイレに行ったところ、
ハエくんの姿はありませんでした。

これは予想していた事でした。
いったいどのような最期を遂げたのか。。。

でも、私の心の中では、かのハエくんは無事亡命に成功し、
成田エクスプレスに乗って東京をうろついております。

なぜこんなバカバカしい事を考えたかというと、
うちの猫、クロが行方不明になったまま音沙汰がないからだと思います。
クロはきっと、どこかで大冒険をしているのだろうと思うようにしています。
だからハエくんも、今、東京で大冒険の真っ最中。
頑張れ〜。
ハエくんを見逃して、イケナイ乗客の私なのでした。

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