12月です。
クリスマスを控え、アメリカでは、プレゼント商戦。
やたらと買い物をしたくなるよう、あの手この手です。
サンクスギビングの後の、大ディスカウントセールの「ブラックフライデー」
それに引き続くオンラインショッピングの「サイバー・マンデー」
いやあもう、購買意欲がそそられます。
買うと、自分の家、よその家に物が増えます。
物が売れると経済活動が活発になっていいんでしょうけれど、
我が家は物の処分が苦手です。
とにかく面倒臭いのです。
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クリスマスを控え、アメリカでは、プレゼント商戦。
やたらと買い物をしたくなるよう、あの手この手です。
サンクスギビングの後の、大ディスカウントセールの「ブラックフライデー」
それに引き続くオンラインショッピングの「サイバー・マンデー」
いやあもう、購買意欲がそそられます。
買うと、自分の家、よその家に物が増えます。
物が売れると経済活動が活発になっていいんでしょうけれど、
我が家は物の処分が苦手です。
とにかく面倒臭いのです。
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以前、溜め込み症候群(Hoader)について投稿したことがありますが、
尋常なレベルではない人は、治療の必要がある障害とされています。
↓ 前の投稿 ↓
年末が近くなると、「大掃除」という言葉が思い浮かぶ日本人の私です。
ですから、また、ふと、人々が物をやたら買いまくる今の時期ということもあり、
この「溜め込み」の事が,
この「溜め込み」の事が,
またまた頭に浮かんできました。
*****
さて、溜め込み症候群を親に持つ子供たちというのは、
一体、どのような影響を受けているのでしょう。
下のニュース番組のビデオは、Hoarder の母親から育てられた子供たちが、
大人になってから子供時代を振り返っています。
溜め込み症の家庭は、家の中に人を呼びません。
ドアベルが鳴り、誰かが尋ねて来るだけで、飛び上がってしまうほど、
外に内部の惨状が見られたり、知られたりすることを恐れ、びくびくしています。
「お泊まり会も、パーティーも、全くなし」
もちろん、誰も遊びに呼べません。
社交の世界は、かなり限られます。
****
専門家からかなり重度と診断された例は、
ルイジアナのある女性の例。
彼女には、娘と息子が1人ずついました。
大人になってから子供時代を振り返っています。
溜め込み症の家庭は、家の中に人を呼びません。
ドアベルが鳴り、誰かが尋ねて来るだけで、飛び上がってしまうほど、
外に内部の惨状が見られたり、知られたりすることを恐れ、びくびくしています。
「お泊まり会も、パーティーも、全くなし」
もちろん、誰も遊びに呼べません。
社交の世界は、かなり限られます。
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専門家からかなり重度と診断された例は、
ルイジアナのある女性の例。
彼女には、娘と息子が1人ずついました。
息子の男性ミュージシャン(30才/番組当時)がインタビューに答えています。
アメリカでは、かなり有名な例の1つです。
彼は、小学校3年生くらいになると、周りの子供たちから、からかわれ、
いじめられるようになり、明らかに自分の家がおかしいと気づきます。
あまりにひどい状況のため、行政は、彼を母親から隔離しました。
13才の時です。
外で生活するお姉さんと一緒に過ごし、大人になりました。
彼の子供時代の思い出には、いやな事が沢山あります。
冷蔵庫の中は、最悪の場所だったようで、
腐った食べ物の臭いがしみついていたようです。
家中、ひどい臭気が漂い、自分の体にもしみついたそうです。
ですから、もちろん、学校で臭いといっていじめられるようになりました。
歯をみがくようになったのも、ある時から自分の意志で。
彼は、歯を磨く、シャワーをあびる、清潔な服に着替える、宿題をするといった、
基本的な生活習慣について、全く教えられた事がなかったそうです。
専門家によると、重度のHoarder は、
こういった基本的生活習慣を子供に教えないのだそうです。
気にしている所が、普通の人間と違い、ゆがんでいます。
私の印象ですが、
自分の事、自分の気持ちだけが大切になってしまっている気がします。
私の印象ですが、
自分の事、自分の気持ちだけが大切になってしまっている気がします。
溜め込み症の度合いがひどい人は、ゴミすら捨てなくなりますから、
子供達は、親が、家中を埋め尽くすJunk (がらくた)の方が、
自分より大切なのだというメッセージを受けながら育ちます。
言葉で、「そんなことないのよ」と言っても、
目の前の状況が本音を伝えてきます。
子供に戻って欲しい、(または行政に子供を戻してほしい)と切実に訴えても、
「家を片付け、普通の状態になったら」
という条件に、自分を合わせる事ができません。
言葉で、「そんなことないのよ」と言っても、
目の前の状況が本音を伝えてきます。
子供に戻って欲しい、(または行政に子供を戻してほしい)と切実に訴えても、
「家を片付け、普通の状態になったら」
という条件に、自分を合わせる事ができません。
「ぼくは(私は)見捨てられた子供」
というメッセージを送るばかりです。
というメッセージを送るばかりです。
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さて、かの男性のお母さんですが、
ニュースにもなっている通り、専門家たちから、
徹底的に家を片付けられたわけですが、
徹底的に家を片付けられたわけですが、
なんと、彼の赤ん坊のときのガラガラ、おむつまでゴミの中に埋もれていました。
そして、猫の死骸が2匹分。
エトセトラ、エトセトラ。。。
掃除は、シャベルを使い、皆、マスクをしています。
家というより、ゴミ捨て場の作業員みたいに見えます。
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家というより、ゴミ捨て場の作業員みたいに見えます。
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散らかし屋の私、そろそろこういったニュースなどを見て、
がらくたを片付ける気持ちにならなくちゃって事で、
またまたの投稿ーーーという訳なのでした。
がんばろう〜。
The Hidden Lives of Children of Hoarders
How Hoarding Affects Family
http://childrenofhoarders.com/wordpress/?page_id=1266
International OCD Foundation
A Hoarder's Reality
Today's Show
「溜め込み症候群」のシリーズ投稿のリンクはこちら
↓↓
http://ymishinanihongojournal.blogspot.com/search/label/%E6%BA%9C%E3%82%81%E8%BE%BC%E3%81%BF%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4
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