12/13/2013

アメリカの方、ご注意を! <買い物中毒(依存症)は、クリスマス商戦が引き金> Shopaholic /Shopping Addiction

海外で生活していると、
日本の関係の物をある程度買い置きしておかないと、
取っておかないと、
といった気持ちにさせられます。
(それとも、我が家だけかな?)

日本に一時帰国したときなど、もうれつに食材やらいろいろ買い込んでしまいます。
在米も20年を超えましたが、来た当初は今よりずっと不便でした。
ですから、日本語に飢えていたように思います。
本は、処分がしにくいという事もあってたまっています。
とはいえ、
インターネットでのコミュニケーションが便利になったので、
日本の文字への飢えみたいなものは、かなり減りました。
住んでいる地域も、日本人にまま便利なところに引っ越したという事もあります。

さて、

クリスマスシーズンを控え、
アメリカでは、クリスマスに向けての販売商戦が始まっています。
クリスマスのプレゼントやら、デコレーションやらと、
アメリカの多くの人々が買い物しなくては! という意欲が一番高い時期だからです。

サンクスギビング(感謝祭)の翌日の金曜日は、
ブラックフライデーといって、大セールがあり、
このごろでは木曜の深夜から始めるお店もあって、
所によっては長蛇の列ができます。
また、今はネット社会ですから、ネット販売も負けて入られないと、
続く月曜日をサイバー・マンデーと称して、
消費者の購買意欲をそそります。


我が家はバリバリの日本人一家ですから、
せいぜい子供たちに1つずつプレゼントを買うくらいです。
誕生日とクリスマス(そしてお正月にかけて)、普段買うのにはちょっと、
という感じの物を買う機会として考えるというスタンスです。

ところが、国際結婚をした知人の中に、
とてもクリスマスを派手にやる一族がパートナーの人がいて、
「一族郎党、お互いがお互いに3つずつプレゼントを買って交換するのよねえ。。。」
とぼやいていたのを聞いた事があります。

プレゼントというのは、じつは、受け取る相手の好みより、
買う人の楽しみで買う事が多いものです。
また、そのときに盛り上がって買っても、使わない物も多かったりします。
ですから、我が家はギフトといえば、消耗品かプリペイドカードにしてます。
自分が、持ち物の管理、不要品の処理が大の苦手だからです。

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買い物中毒という言葉があります。
アルコール中毒(依存症)の事をAlcohlic と言いますが、
買い物中毒(依存症)は、それを文字って、Shopaholic と言います。
正確には、Shopping Addiction って所ですね。

めちゃくちゃ沢山買い物をすることを、

binge shopping, 
shopping binge 

などとも言います。
binge という言葉は、他の言葉にもくっつけて、
常識の範囲内を超えた程度の事を言います。

「買い物中毒」は、
このクリスマス商戦の時のドカ買いが引き金になって始まる事が多い、
というニュース記事を読んだ事があります。

使わない物をやたら買い込む、
予算を大幅に超えて買う、
返せるあてのない金額の買い物をクレジットカードでしてしまう。
などなど。

もちろん、
沢山買い物をしたとはいえ、中毒のように買う人ばかりではありません。
うつ状態になったときに買い物に走る人は要注意なのだそうです。
買い物中毒になる人の深窓心理には、
自分の事を大切にしてほしい、注目してほしいといった気持ちが、
満たされていない寂しさがあるとのことです。

昔読んだ「タイム」か何かの記事には、
買い物中毒患者さんは、お店に行くと、店員さんが親切に自分に声をかけ、
自分を丁寧に扱ってくれることに癒し効果があって、
でも、それはレジで支払いを済ませたらおしまいですから、
また戻って行く、というサイクルの人の例がありました。


つまり、うつ状態の人がクリスマス商戦のようなムードの中にいると、
カチッと中毒にスイッチが入ってしまう危険が高いのだそうです。



このように書いていくと、いかにもしっかり物のように思われるでしょうが、
じつは私も必要な物と欲しい物の判断基準がしっかりしておらず、
また、日々、失敗も多く、落ち込む事の方が多い生活です。
危険地帯に入らないように努力しています。

必要な物を買うだけで、もう予算一杯の生活ですから、
はめをはずせません。

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下の本と映画は、
"Confession of a Shopaholic"という本と映画です。
直訳すると、「買い物中毒者の告白」ですが、
邦訳は「レベッカのお買い物日記」といいます。

この本は、ノースカロライナに住んでいた頃、ブックグループで読みました。
著者のSophie Kinsella はイギリス人です。
イギリスの著者の書く本は、英語がやや違うので、米語の私はちょっと苦労したかも。
(じつは、もう覚えていない)

この本は、「買い物中毒」の女性の人生のドタバタを、
明るく、軽く、かっこ良く描いています。



  買い物中毒(Shopaholic)
Shopping Addiction
http://www.gq.com/news-politics/newsmakers/201304/buzz-bissinger-shopaholic-gucci-addiction

下は、日本の方の身の上相談に、
とても親切に解答している例を見つけたので、リンクをつけました。



どうしても買わずにいられないあなたへ

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みなさん、気をつけましょう〜。
(自分に言い聞かせている)



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