9/23/2012

グレイ・ガーデンズ Grey Gardens





gray gardens - DVD , Book
 映画(左)/ドキュメンタリー(右)


今年(2012年) は大統領選挙の年で、アメリカは盛り上がっております。

さて、大統領というと、いろいろな事が取りざたされるものですが、
故・ジャクリーン・オナシス・ケネディが、
アメリカのファーストレデッーだった頃、
(つまり大統領がケネディだったころ)
身内に変わり者がいて、大スキャンダルになりました。

ジャクリーンのいとこ毋子が、
イースト・ハンプトンという高級別荘地の屋敷で、
ひどい暮らしをしており、
家はお化け屋敷のようで、草ぼうぼう。
中ははちゃめちゃの散らかしっぱなし。
もちろん衛生状態も最悪。
近所からの苦情が入り、いよいよ市が強制的に家に入って警告しました。

この毋子は、同じ名前(エディ)なので、
母親の方をビック・エディ、娘の方をリトル・エディと呼び分けています。


ビッグ・エディは、ジャクリーン・ケネディの親戚である事からもわかるように、
かつては裕福な家庭の奥さんで、
優雅に暮らしていたのですが、大不況の後、贅沢ができなくなりました。
でも、現実が受け止められず、相変わらずの暮らしを変えようとしない人。
旦那さんは、愛想をつかし離婚。(そして、ごく普通の感覚を持った人と再婚)
息子たちも、愛想をつかし距離を置くようになります。
残ったのは、グレイ・ガーデンズというイースト・ハンプトンにある屋敷と娘1人。

娘のリトル・エディは、ダンサーになりたいと夢を持っていましたが、
本業より、家族のある男性との不倫関係の方に夢中になり、
もちろん別れーーという哀しい結末。


「家庭のある人と関係すると、髪の毛が全部抜けてしまうよ」
と、母親(ビッグ・エディ)から脅された通り、
傷ついてグレイ・ガーデンズに戻ったリトル・エディの髪は、
ごっそり抜けてしまいます。

そのくらいリトル・エディは、母親にとても影響されていて、
その毋子関係がすさまじい。
毋親のビッグ・エディは、非常に強烈な性格です。




髪が抜けてしまったリトル・エディは、
その後、いつもターバンを頭に巻いています。

お金も底をついたので、毋子は、スキャンダルの後、
上流階級から落ちぶれ、
孤高で、荒廃した暮らしを続けている自分たちの生活を
ドキュメンタリー映画に撮りたいという話に乗ります。
(もちろん、そんな言い方で頼んでいませんが)


それが、”グレイ・ガーデンズ”というドキュメンタリーになりました。


いつかの投稿で紹介した、溜め込み症候群のテレビ番組と近いものを感じます。
世間の覗き見趣味を満足させる、みたいな。。。

↓↓溜め込み症候群の投稿 ↓↓
http://ymishinanihongojournal.blogspot.com/2012/08/hoarder_6.html

でも、この2人の場合、
こと、母親のビック・エディがただ者ではないので、
ある種の哲学のような物があり、見応えがあります。

数年前、ジェシカ・ラングと、ドリュー・バリモア演じる映画版もできました。
この「グレイ・ガーデンズ」の事をご存知の方は多いかと思います。

映画の中で、あまりにひどい暮らしをしている毋子をジャクリーンがたずね、
お金(小切手)を渡そうとするシーンがあります。
「落ちぶれた身内を援助してあげたい(そして世間体も繕えるようにしたい)」
ということです。
生活のレベルがあまりにかけ離れてしまった、2人。
元々は、同じ優雅な社交界で生きていたのに。

その時、映画の中のリトル・エディが、ジャクリーンに投げつけた台詞は、
「もしかしたら、私がファースト・レディだったのかもしれないのよ」
作り話でもない、リトル・エディの気持ちではと感じます。

でも、その後のジャクリーン・ケネディの人生と、
この毋子では、やはり違うなと思います。

ジャクリーンは、夫のケネディを暗殺されましたが、
その後大金持ちのオナシスと結婚。
生活レベルと家族の保護を死守しています。
オナシス亡き後は、ひっそりとニューヨークで、
編集などの仕事をし、確か、結婚はしませんでしたが、
信頼関係で結ばれたパートナーと、
静かで幸せな晩年を過ごしていたようです。

ビッグ・エディの死まで、リトル・エディはグレイ・ガーデンズで過ごします。
母親の死後、しばらくしてグレイ・ガーデンズを出たリトル・エディ。
その後の事は、あまりよく知りませんが、
少なくとも、毋親の呪縛からは逃れられ、
自分の人生を、自分のために歩いていると願いたいです。

下は映画「グレイガーデンズ」のトレイラー。
そのまた下の方に、古い、ドキュメンタリーの方も載せました。
いかに、映画の方の役者さんたちが、
この毋子になりきろうと努力したかがわかります。
ほんと、そっくり!

ゆっくり見比べてみるのもいいかもしれません。


ジェシカ・ラング、ドリュー・バリモアの映画版
下のドキュメンタリーを観た人にはわかりますが、
声、しゃべり方までかなり似せています。




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