Loving You --Minnie Liperton -- Gone, but never forgotten

ミニー・リパートンの ”Loving You" は、時々聞きたくなる歌のひとつ。
この歌手は、ずっと前ーー１９７９年に乳がんで亡くなってしまいましたが、
今でも時々、どこからかふと耳にする事がある、昔の流行歌のひとつです。
彼女の声域(音域）は、５オクターブ半。

すごい。

たった３１歳で逝ってしまったミニー。
やっと、ヒット曲がどんどん出はじめて、
これからという時だったのに。
哀しいです。





アメリカでは、２０’（トゥエンティーズ）とか、６０’（シックスティーズ）とか、
西暦で年代を区切って、年代で時代を分けて語る事が多いです。
こと、流行歌を年代別に分けるのはとてもポピュラー。
曲とともに、その頃の思い出がよみがえり、しみじみ、というわけです。

さらに、アメリカは車社会。

運転しながらラジオを聞いていると、
ギンギンに新しい曲も、
昔懐かしい曲も、
いつも、同じように大切にされている気がします。
日本ではどうだろう？

さて、私はというと、この曲を初めて聞いたとき、日本に住んでいました。

たしか、ラジオからだったような気がするのですが、
この、とても広い声域と、
残念ながら乳がんで亡くなったという解説のせいか、
初めて聞いた時の印象が、妙に強く印象に残っています。

そのころは、もちろん、
アメリカで長く暮らす事になるとは全く思っていませんでした。
アメリカは遠い遠い、ぼんやりとした存在で、自分に関係ない国でした。

この曲を聞くと、
その頃の自分が、生活が、ふっと思い出されます。
アメリカに住んでいて、アメリカの曲を聞きながら、
昔の日本、自分に思いをはせるーー。
なんだか、不思議な巡り合わせです。


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参考リンク（英語）
http://en.wikipedia.org/wiki/Minnie_Riperton
参考リンク（日本語）
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%9F%E3%83%8B%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AA%E3%83%91%E3%83%BC%E3%83%88%E3%83%B3

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