8/17/2012

自動車博物館 Automotive Heritage Museum, Ypsilanti Michigan

2008 年の夏から、ミシガン州のデトロイト近郊に住んでいます。
アメリカは、土地ごとに産業の特色がはっきりしている事が多いですが、
デトロイトは「自動車産業」都市です。

アメリカの「ビッグ・3 」
ゼネラル・モーター(GM),フォード(Ford), クライスラー(Chrysler)
が、大々的にビジネスをスタートした Motor City 。

その後、世界中の自動車産業も、デトロイトに集まってきました。

が、自動車産業は、今、不況。
作っても、作っても自動車が売れた時代は、終わってしまいました。

さて、
我が家から車で15分くらいの Ypsilanti (イプシランティ) に
小さな自動車博物館 ”Automotive Heritage Museum” があります。
運転中、通りかかって横目に見るだけでしたが、
今回、友達が遊びに来たので、ちょっと覗きに入ってみました。

 小さな建物なのですが、
中に入ると、いろいろな物がびっしり!
自動車産業の創世記の頃のカーディーラーが、そのまま博物館になったらしい。

中は、自動車修理工場の機械油の匂いがぷんぷん。
奥の方に、今車を修理する作業場があるからです。
クラシックカーは、メンテナンスが大変!






博物館の受付をしている方たちは、けっこうよいお年の方たち。
ここに引っ越して来て感じるのは、アメリカの歴史を大切に保存していこう、
みたいな活動に熱心に参加しているお年寄りが多い事。

そして、とても親切。

早速、下のパンフレットをぜひ持って行きなさいと教えてくれました。
このパンフレットには、自動車産業に関係した博物館の所在地の情報が、
大きいものから小さいものまで、わかりやすく紹介されています。


タッカーという会社の車を買いとるために、
寄付金をつのっているようです。
ここにコインを入れると、グルグルと回って、
最後にチャリンと、真ん中の穴に入ります。

タッカーという会社は、人気があったのに、
あまりに「進みすぎて」いたせい(?)で、
政府からつぶされる結果になった伝説の会社。

ひと昔前、「タッカー」は映画になっています。





自動車産業都市・デトロイト近郊に住む事になるとはつゆ知らず。
何となく劇場で観た映画です。
タッカーは、えらく華やかな人だなあというのと、
最後が可哀想だったなとおぼろげに記憶が残っているだけ。


 
アメリカにとって自動車がこんなにロマンにあふれた存在とは、
日本にいたころには実感できませんでした。



新しいアイデアが、商品が、どんどん出て来て、
人々の生活を魔法のように便利に変え、

作っても、作っても、商品がすぐ売れた
夢のような時代の、夢のような商品の目玉・自動車です。


また、タッカーみて、お勉強して、ブログのネタにしちゃおう。
(私のブログは、ボケ防止)
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