11/04/2013

懐かしの漫画 <エースをねらえ!/山本鈴美香著>




日本に一時帰国すると、
必ずといっていいくらい読み直す懐かしいマンガが、いくつか実家にあります。
そのうちの1つがこれ。
じつは、アメリカの家にも1セットあるんですが、意外に読む間がない。

アニメにもなっており、
ご存知の方は多い思いますので、内容は簡単に。
「エースをねらえ!」は、何てことない普通の高校生の岡ひろみが、
日本を代表するテニスプレイヤーに育てあげられる、
スポーツ界の「スター誕生!」とも、
「マイ・フェア・レディ」とも言えるような
スポーツ版・シンデレラストーリー。

いつも「エースをねらえ!」を読み返して思うのですが、
登場人物がみ〜んな立派!!
人格が崇高で、そのあたりをウロついている俗世の人間からかけ離れています。

岡ひろみを見いだし、育てた宗方コーチ、
それを引き継いで仕上げた親友の桂コーチ。

岡ひろみを取り巻く、諸先輩高校生たちも、
大人でもこうはいかないというくらい人格が高い!
こと、岡ひろみがテニスを始めるきっかけになった「お蝶夫人」。
普段の生活で、父親を「お父様」と呼んでいる姿に違和感を感じないほど。

「エースをねらえ!」の世界では、とにかく皆、心が美しい。

みんな、こんな風だったら、世の中もっと良くなるんだろうな。

この作品、もちろん、連載していた頃は大人気。
今も変わらずその人気は続いていますが、
その絶える事なき人気の秘密は、そんな所にあるのだと思います。

「人間、みんな、こうあれたらいいな」っていう事ですね。

「エースをねらえ!」を読んでいると、
いつのまにか、その高い人格の世界に自分も入っていけます。
仲間になったような気持ちに自然になれます。
その何ともいえないマインドのマッサージ効果が快感です。

***

作者の山本鈴美香の手記によると、
最初は3か月くらいのスポ根ものということで連載を始めたそう。
でも、たちまち大人気で、とても長い物語になりました。
ですから、よく注意して読むと、3巻目あたりから、物語の乗りが
どんどん高尚な感じに変わっていきます。

山本鈴美香の世界は、「神話」の世界と私は思っています。
神々たちの繰り広げる天上の世界の物語。

連載中、ファンに向けてのコーナーが1ページほどつくようになり、
「おスミさま(作者)」を崇拝する読者の多かった事ったら、
それはもう、すごかったです。
山本鈴美香という漫画家は、当時の「マーガレット」の読者からみると、
とても奇麗で、頼れる感じのお姉様のような存在でした。
が、そのうち、このコーナーには、火の上を素足で歩ける、
神や霊の言葉が聞けるといったような、
人間ばなれしたエピソードが増えていきました。

そんな感じの作者・山本鈴美香が、
「エース」の連載終了後、しばらくして、
物を食べず、お神酒(おみき」だけを飲んで生きているとか、
何かの教祖のようなものになったというニュース記事を読んだのですが、
「ああ、やっぱりね」と思っただけで、全く、驚きませんでした。
「そうか〜、やっぱり作者も天上の世界に昇っちゃったんだな〜」
という感じ。
今も教祖(巫女)として、山梨県で生活しているようです。

「エースをねらえ!」連載終了後、「七つの黄金郷(エルドラド)」をはじめ、
いくつか連載をしていましたが、先に書いたように教祖に転向しましたから、
すべての連載が、途中でたち消えになりました。
「超能力者列伝」というマンガを教団から、当時、「微笑」という、
ちょっとエログロ系色の強い婦人雑誌の別冊として出してます。

「超能力者(エスパー)列伝」

天上の世界の人となった山本鈴美香。
当時のオカルト雑誌「ムー」にも御神託を連載。
いやあ、ホント、型やぶりで、すごい人です。

***

たち消えになった「七つのエルドラド」のほうが、
「エースをねらえ!」より舞台立てが神話の世界に近いです。
漫画家デビューの前、ライフワークの気概で取り組んでいた作品だったらしい。

でも、普通の現代の人間界を舞台にした「エースをねらえ!」の方が、
山本鈴美香の世界の「バイブル」としての完成度は圧倒的に高いです。

作品の中には、沢山の名言、名場面があります。
ざくざく見つかります。
でも、ここではあえて紹介しません。
自分の感性で拾っていくものですからネ。

「エースをねらえ!」は、やはり原作のマンガで読むのが最高。
もし、まだ読んでいない方がいたら、ぜひ読んで下さい。
くちゃくちゃになった自分の心が、
アイロンをかけたようにぴしっと奇麗にのばされ、
「ああ、いい気持ち」
となること請け合いです。

*** ***

アメリカでも「エースをねらえ」が買えるとわかった〜!!
いえ〜い!




懐かしいアニメ(おまけ)
「コートでは〜、誰でもひとりひとりきり〜」
やはりこのオープニング・ソングの方が私は好きです。
ですから古い方。









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11/01/2013

小さな幸せ <ちっこいみかん/Teeny Tiny Tangerine>

アメリカでは、20とウン年前に来た当初、オレンジばっかりで、
日本で食べていた普通のみかんがなかったです。
日本ではオレンジの方が高級感?があったので、最初は嬉しかったのですが、
食べる時に切らなくてはいけないので不便。
日本の、手で皮をむける普通の「みかん」が懐かしくなりました。



10年ほど前から、アメリカでも日本風のみかんがお店に登場。
Tangerine (タンジェリン)といいます。
Clementine (クレメンタイン)といったりもします。

当初は、えらく固くて皮がむきにくく、オレンジに近い感じのものが多く、
がっかりしたことも多かったです。
それが、いつしか、このごろではすっかり品質が安定。
どこのお店に行っても、けっこうまあまあな物が手軽に買えるようになりました。

やっぱり、みんな考える事って同じ。
食べるのが楽な方がいいです。
美味しいし。



さて、最近、コスコでみかんを1袋買ったのですが、
中の1つが極端に小さくて、とっても可愛かったです。
息子は学校におやつとしていくつかみかんを持って行っていたのですが、
「食べるのが惜しい」といって、何日か持って帰って来ました。
保存しておきたいとか。
でも、くさってしまうよ。食べないと、みかんが可哀想だよ、と言ったところ、
やっと食べて帰って来ました。

写真に撮ったのですが、どうもあの「ちっこい可愛さ」が表現できないな〜。
つまらない写真ばっかでごめんなさい。
ちっちゃい物を、目で見た時のように表現するのって難しい〜〜〜。


余談ですが、この原稿を書いた後、
近くのWalmart で、
ちっこいみかんばかりが沢山入った物を売っているのを発見!!
むきやすいし、味もまずまず。
息子は大喜びです。


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10/30/2013

2013年夏 中国への旅 吉林省長春・偽満州国皇宮 <売りつけられて>

夏休みに中国の吉林省・長春に行きました。
日本で言うところの「旧満州」です。
長春には、今も旧日本軍が建てた建物を
いくつか別の施設として使っています。
頑強な建物です。
長春の人たちは、日本風と思っているらしいですが、
決して日本風ではありません。

せっかく訪れた「旧満州」です。
の旧満州の王宮(とはいえ紫禁城と比べるととても小さい)跡の見学に行きました。
映画「ラストエンペラー」は、私のお気に入りの映画の1つです。
日本では、坂本龍一が音楽と、甘糟正彦(陸軍軍人)の役で出演で
話題になったものです。




中国では、侵略されたという歴史上での流れがあるので、
日本のように「旧満州」とは言わず、
「偽満州国(ぎまんしゅうこく)」と言っています。

日本人なので、この「偽」という字を見た時、ドキッとしました。

もちろん、中を見ている間も、居心地の悪い思いもしました。
(この話はまた後日)






中国では、人の集まる所、どこへ行っても、売り込み、物売りの
おじちゃん、おばちゃんたちが沢山いました。



上の写真は、中国のお菓子。
梅を干したような、日本でいうと、お年寄りが好きそうな昔風のお菓子。
これをおばちゃんが売っていたのですが、
いやはや、積極的で、グイグイと迫って来ます。

中国語がさっぱりわからない息子、強引に、手に持たされたらしく、
ぼおっとしていたら、ガイド役をしてくれた知り合いの中国人が
お金を払ってくれていました。
でも、全く食べられないお菓子です。。。



ぼおっとしてるな! と、こってり怒られた息子は目がうるうる。

ここで、息子は1つ学びました。
後はもう、強引な売り込みに動じなくなりました。

気を取り直し、ガイドを聞くツールを借り、
イヤホンをつけて出発です。
娘は英語、息子は日本語で。
きょうだいですが、選ぶ言語は違っておりました。

ところが、聞いていくうちに、
意味はわかるけれど、所どころ、言葉の選び方がおかしいところがあるので、
変な言い回しを覚えられたら困ると思い、
途中から、英語に切り替えてもらいました。
大人なら笑えるんですが、アメリカ生まれ、アメリカ育ちの子供の息子。
日本語がしっかりしていないので、正しいと思われたら困ります。

ではでは、「偽満州国」の続きはまた後日。

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10/23/2013

小さな幸せ


別に、たいした事じゃないんですが、
ちょっと嬉しい、という事があります。
けっこう前の出来事ですが、
息子がマカロニチーズを食べる時、クルクルっとまぜたら、
すぽんと見事にフォークにはまっていた!
試みた時は、なかなかうまくいかないのに、
いとも簡単にスポン。

何となく、嬉しくなったのでありました。

その後も、期待したのですが、やっぱりこのようにはいきませんでした。
「無心の境地」が大事なのかも?!
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10/18/2013

ミシガンの秋 <アップルサイダーとドーナツ> Dexter Cider Mill --- Dexter,Michigan


Dexter Cider Mill

Dexter(デクスター) という、Ann Arbor (アナーバー)に隣接した町にある
Apple Cider Mill (アップル・サイダーミル)に行ってみました。
ここいらでは、一番古くて、有名な所です。
ところが、我が家はここに引っ越して5年ほどですが、
いつも日本語補習校のあるエリアの方のサイダーミルに行く事が多く、
肝心要の近場には、さっぱり行った事がなし。
先週は、50マイル運転して、遠〜い遠〜い所にリンゴ狩りに行きました。
何かのつきあいで行くのでないかぎり、重い腰が上がらないためです。
自分の子供と、というと、フットワークが実に悪い我が家です。

こういった所、土日はとても混むので、普段は絶対に行きたくないのですが、
 下見をする必要があったので、まあ、行きがかり上です。



案の定、長い長い列。
でも、奇跡的に近くに車を停められたので、
ついていたといえます。
後ろに並んだご夫婦は、歩いて来られる距離に住んでいる方でした。
聞いてみると、やっぱり平日はパッと来て、パッと買えるんだそうです。
小学生の息子を連れていたので、
すぐ近くにある別のお子様向けファームも教えてくれました。
(帰りにちょっと立ち寄った)


リンゴは、今年は大豊作!


アップルサイダーを絞る所を、ここでは見せてくれます。
老舗系では、だいたい見られます。
構造はほとんど全く同じ。
アップルサイダーは、リンゴをすって絞ったジュースと同じ味。
子供のころ、カゼをひいたときに毋が作ってくれたのと同じ、懐かしい味。


Dexter Cider Mill は、Huron River (ヒューロン・リバー)の川べりに建っています。
ですから、川の流れと紅葉をながめながら、
ドーナツとアップルサイダーを堪能する人たちでいっぱい。











アスパラガスを辛くつけたピクルスを買ってみました。
まだ味見してません。わくわく。
ドーナツの写真は撮ってません。
お腹がすいていたので、ぺろりと食べてしまい、気づいた時は後のまつり。。。

ここのドーナツは、シナモンシュガーとプレーン。
サイダーミルのドーナツは、油っこくてギトギトが多いのですが、
ここのは、とてもさっぱりしています。
だから、どんどん手が伸びて、食べ過ぎちゃいました。
う〜、今日は、晩ご飯作りたくない。
お腹がいっぱいすぎ。。。

で、まあ、次の金曜にお世話係をしている集まりがあって、
その関係でまたここに行く、というわけです。

今度は平日ですから、車を停めるのも、ドーナツ、飲み物を買うのも楽々です。

アスパラガスのピクルスが美味しかったら、
また買おうっと。

Dexter Cider Mill
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