1/22/2014

子供の学校で < 資金集めのビザデイ>


アメリカの学校は、資金集めが盛んです。
fund raising というやつです。
雑誌の定期購読の注文取りやら、冷凍食品の注文取りやら
いろいろなキャンペーンのカタログを子供が持って来ます。
気合いが入っているな、と思ったものについて参加しますが、
頼む身内もこの国にいないし、
子供にセールスさせるのもいやだしで、
自分で買うことがほとんどです。

ガールスカウト、ボーイスカウト、スポーツ、他のアクティビティでも、
この資金集めというのは避けて通れないというくらい。
学校でのスポーツでも、ちゃ〜んと入場料を取ります。
そして、売店も出て、ポップコーンやらピザやら飲み物やら、
たいしたものではないですが、けっこうなお値段です。
こういったものの収益は、み〜んな活動の財源として計上されるという仕組みです。

この、物を買う事で寄付が成立するという仕組みに私は疲れています。

娘がガールスカウトをやっていたので、
有名なクッキーセールの頃は、見るのもいやなくらい家はクッキーだらけでした。
でも、じつは1個3ドル50セントのクッキーを売って、
活動に入る収益は50セントでした。
(今の割合は知りません)

現金の寄付も受け取っていいという事がわかったので、
娘が関係ない今、クッキーを売っているのを見かけると、
クッキーを買う代わりに1、2ドル寄付しています。
だって、向こうにとってはクッキー2箱、4箱分ですし、
私も欲しくないクッキーを無理矢理買わなくて済みます。
ボーイスカウトも息子が少しやっていましたが、
こちらはポップコーン。
クッキーとちがい、アイテムの単価が高いです。
ですから、こちらも通りかかった時、素通りが忍びない時は、
現金でちょいと寄付という風にしています。

さて、今回の話題は、どうしても私にとって解せないファンドレイジング。
息子の学校は、地元のピザ屋さんとタイアップした寄付金集めをしています。
ピザデイです。
2件のピザ屋さんが、毎週交替で
「ウチでピザを買ったら金額の10%(20%だったかな。。)学校に寄付します」
というものです。

学校では、ヘルシーな物を食べなさいと色々言います。
Right Choice をしなさいと。

ところが、その傍ら、毎週学校から
「今日はドミノピザの日」
「今日はベニートピザの日」
と、しっかりリマインドのメールが来ます。

真面目にかかわったら、毎週1回ピザを食べなくてはいけません。

クラスによっては、計上額がいくら以上だったらパーティーとかやっていて、
子供がせがみます。

息子は偏食で食いしん坊なので、ひところ、このピザデイには参りました。
「お母さんは学校をサポートしないのか?」
てなもんです。
(本当は大好きなピザを食べたいだけなくせに)



このごろ、やっとピザデイの話を息子がしなくなりました。
多分、学年が大きくなるにつれて話題にならなくなるのでしょう。

ほっとしております。




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