5/28/2015

地元のBusch's (ブッシュ)でお買いもの ー fiddleheads (ゼンマイ)

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https://www.pinterest.com/pin/276971445810023654/

娘のバイト先と息子のミドルスクールがすぐそばのグロッサリーストア
Busch's ( ブッシュ)での買い物が圧倒的に増えている今日このごろです。
お値段が高めなんですけど。。。
サリーンは小さな小さな町で、このブッシュの周りで大抵の事が揃います。
息子の学校はもちろんですが、
郵便局(空いている。だからかとても親切)、図書館、
UPS(日本の宅急便みたいなもの)の営業所、
donation center という古着、不要品を引き取って販売するお店もあります。
あとは目医者さん、家庭医のオフィス、歯医者さん、小さなレストランなどなど。
散歩がてら歩いて行ける範囲にみんな集まっております。

http://www.buschs.com/
さて、このブッシュにたびたび行くうち、
以前目につかなかったアイテムにも気づくようになりました。
でまあ、今回紹介するのはFiddleheads (フィドルヘッズ)という物。
アルファルファの隣にありました。



値段がついておらず、こわいので、お店のお兄さんに聞いてみました。


価格は3ドルなんぼ、という所。税込みで約4ドル。


中身を見ますと、どう見てもゼンマイです。
つまり、ファーン(シダ)の新芽です。



値段を調べてくれたお店のお兄さんに、
「これ、私の国でとってもポピュラーな物みたい。懐かしい」
と言った所、
「俺は食べたことないな〜。値段聞かれるまで気づかなかったよ。
正直いって、初めて見たな〜」
とのこと。
(その顔は、決して食べてみたいという表情ではありませんでした。
ラベルの絵が不気味だから困ります。私も食べるのがこわくなった)

ですから、ニューアイテムらしいです。

家に戻ってから、日本のゼンマイも検索して調べてみました。
やはり同じものでしたが、日本のゼンマイにはもっと色目が違うものもあります。
fiddle heads で検索すると、こればっかりが、これでもかと出て来ます。

下はそれぞれのイメージ集です。


下はパックから出したfiddleheads.


さらに調べた所、
  1. Osmunda japonica
と、日本にちなんだ名がついております。
ウィキペディア(日本語)



でまあ、ちょっとしかありませんから、
炒め物、ゆでて、などしていただきました。フレッシュなものでしたし。
えぐみが少しあります。
あく抜きしなくても食べられる味でした。
だから出回っているのかもしれません。

でも、アメリカのお店で買って食べたせいか、不思議な感じ。
今ひとつ心がはずみません。

というより、日本に住んでいた頃、自分が食べていたゼンマイは、
ほとんど加工された後だったという事実に気づきました。
(私、ゼンマイのこと、じつはよく知らない!)
と、フレッシュなゼンマイに親しみを持っていない自分に気づいたのです。

https://www.pinterest.com/pin/276971445810023652/

山の幸が豊富な中で育った方だったら、
このfiddleheads へのアプローチも、感じ方ももっと違っていたかと思います。
きっとルンルンと、心躍るものだったことでしょう。
私の場合、
「ふ〜む。。。」です。
なにせ、どうしていいか自信がないんですから。
さっぱり扱えないというわけではないのです。
ただ、うわあ〜っと心が躍らない。
食べる息子もアメリカ生まれなうえ偏食だし。

学生時代、長野の山の方を訪れる機会がたびたびありました。
山菜摘みに誘われた時、どんどん積極的に行っとけば良かったな〜。
そうしたら、もっとどんどん山菜料理も作っただろうし。

色々な事を体験、経験しておくと、年とってからの人生、
ささやかな楽しい時を味わえる機会が多いーーという事に、
この「ふぃどるへっず」という名のゼンマイとの出会いで気づけた私なのでした。

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