5/03/2018

絵を描く生活ー お隣の州トレドでモデル描き

Drew from Life @ Toledo, OHio — Tholepinpress Studio

http://tholepinpress.com/?page_id=98


いろいろ思うところあって、昨年の終わり頃からフルタイムで働き始めました。

当然のことながら、ものすごく生活が変わりました。

時間に制限ができたことが一番。

でも、絵は描いております。ただ、大好きだった仲間と一緒に自由に描く場に行けなくなりました。

特に、モデルスケッチはとても好きだったので辛いです。

限られた時間の中で集中して描く感じがとても好きです。


そして、そうこうしているうち、老いた日本の父が他界しました。

実家には老いた母が一人。唯一いる妹は東京に離れて住んでいます。

覚悟していたはずなのに、気持ちが沈み込んできます。

ますます、絵を描く場が懐かしく、飢えてきました。


昼活動できなくなった私が、唯一行けるのがミシガン寄りのオハイオの都市、トレドである夜のセッションです。

ずっと気になっっていたのですが、選択の余地なしという状態になったので行き始めました。

でも、まだ高校生の息子の迎えがあるので、なかなか夜も自由になりません。

運転免許を取る準備中ですが、まだまだです。


さて、トレドのセッションですが、

ここは20年以上続いているグループで、とてもいい感じです。

メール登録したので、毎週、今日は予定通り、今日は中止といった連絡が入るところも気に入っています。

ズラズラっと停めてある車は、みんなセッションに集まった人たちのもの。
けっこうたくさん来ます。

コーディネーターのアーティストは、プリントメイキングもしています。
4階建てのビル。
セッションは4階で行うので、えっちらおっちら階段を上ります。






コーディネーターのアーティストのスタジオには、ニャンコがいます。
モデルさんのポーズするところでうとうとねんね。
あともう一匹見かけました。癒されます。

私は相変わらずチャコール。
紙はニュースプリントに切り替えました。安い。そして手軽。
たくさん掛けます。
大きい紙にのびのび描くのは楽しい。


Drew from Life @ Toledo, OHio — Tholepinpress Studio

http://tholepinpress.com/?page_id=98



トレドのセッションは、もちろん知らない人たちばかりです。

でも、描ければ周りはどうだっていいってな感じの私なので、

人のことはあまり気にしません。絵を描く場では、ごく自然に作品を介して、常に対話の機会があります。


トレドには、とてもいい美術館があって、アナーバー界隈とは違ったアートのコミュニティ。

昼、自由だったら、トレドのアートグループに入れるのになあ。

ちょっと残念。


モデル描きをする機会が半年ほど、ほとんどなかったのですが、

意外や意外、描き始めてみると、迷いのようなものがかなり無くなってきた。

前よりもっと気楽に描けるようになった気がします。

その一方で、家で描いている小さな絵は、

こんなはずじゃなかったのにな〜、なんかもたつくな〜という感じ。

いいにつけ、悪いにつけ、自分の微妙な変化に気づけるから描き続けるのって面白い。

だからこれからも、描き続けようと思います。

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