ミシガン雫の会というノンプロフィットの教育活動グループがあります。
立ち上げメンバーに友人がいる事と、
プログラムに参加する年齢の息子がいること、
そして娘もボランティアとしてお手伝いができるのでとても助かっています。
私は絵を始めてから写真を撮る事が多くなりました。
というのは、絵の参考資料は自分の撮った写真、
きちんと許可をもらった写真から使用する事が必要だからです。
権利の問題です。
もし、どこかから写真を拝借して参考にするとしたら、
組み合わせるとか、何かを変えるとかして
オリジナルそのままにならないようにしなくてはいけません。
あともう一つは、写真を撮っていると、
目の前の対象を見る目が鍛えられるからです。
いつもいい風景、人々の様子をつかみ取りたいと意識するようになりました。
風景はもちろんですが、人物を描く事も多いです。
ごく自然に振る舞っている人々の様子を撮って後で整理のときに見たりしていくと、
描くための目づくりの良いトレーニングになります。
ということで、この雫の会の「よく遊びよく学ぶ会」という
子供たちを対象にしたプログラムでは、
息子が参加している時にボランティアで記録写真を撮っています。
子供たちを対象にしたプログラムでは、
息子が参加している時にボランティアで記録写真を撮っています。
もう何年目になるでしょうか-------。
小さかったおなじみさんの子供たちが成長していく姿も感じ取る事ができて、
とても楽しいです。
また、じつに良い表情を見せてくれます。
子供って、本当に良いですね。
プログラムの企画も、有志たちの手作り感覚に溢れ、じつに丁寧。
下調べ、準備、いつも頭が下がります。
さて、先月の4月は、デトロイトのダウンタウンにある、
パペット博物館にツアーしました。
午前中は日曜日で静かなモールのフードコートで
ソックスを使ったオリジナル・パペットを作り、
午後からデトロイトのダウンタウンにある Detroit Pappet Art Theater に行きました。
経済が崩壊し、破産したデトロイトのダウンタウン。閑散としています。 |
どこに車を停めたらいいかなあと走っていたら、
Detroit Pappet Art Theater のすぐ近くの青空駐車場からおじさんが手招き。
とっても空いていました。
5ドルとのことで停めました。
が。。。。
なんと、ここいらは日曜は駐車がタダと後でわかり、が〜ん。
だから空いてたんだ!!
デトロイトのダウンタウンに来る事があまりないので不案内な私です。
シカゴみたいな所とは違い、競争率低いものねえ。
ちなみに、シカゴのダウンタウンでは駐車場料金は
1日3、40ドル取られます。(大雑把な自分の経験での記憶)
えらい違いです。
5ドルだから、ま、いっか。
銅像が1つ。 鳥の小休止スポットになっていて、頭がフンで真っ白。。。うう。。。 |
中に入ると、とても明るい雰囲気です。
明るい雰囲気のパペットや、
パペットアーティストの作品などが展示されています。
売店。お値段は手ごろ。もちろんパペット関係の物ばかり。 |
日本の昔話を題材にしたパペットが展示されていました。 |
人形劇で使用するものを展示という形で置いている様子です。 これって賢いですね。 |
この日に観た人形劇の1場面を設定したようなモデル。 |
カーテンのあちら側が人形劇の舞台です。 |
この日は、人形劇を鑑賞した後、
その劇に出て来たキャラクターの人形を作るという
教育機関向けのメニューを体験。
ロシアから移民した人たちが運営しています。
ですから、このスタッフの女性の英語もロシアなまり。
学校のフィールドトリップ(日帰りの社会見学のようなもの)のメッカですから、
説明、作業のステップの進め方、
とにかくじつに慣れたもので、非常に要領が良かったです。
完成品 |
さあ帰ろう!
と、Detroit Pappet Art Theater を出てすぐの所にあった小さなデリ。
コンビニのような物ですが、誰もお客はなく、し〜ん。。。
日曜日のデトロイトのダウンタウンですから、人があまりいません。
閑古鳥が鳴いています。
そのデリのウインドウの中をぼおっと見ながら通り過ぎ、
隣の青空駐車場にさしかかった頃、
突然お店の中から経営者らしい杖をついたおじさんが外に出てきて、
何やらワアワアわめき出しました。
さっぱり何を言っていたのかわかりませんでしたが、
ワアワアワアワアワア..........
閑散としたビルの谷間を、おじさんの声がこだましました。
うひゃあ〜! さあ、帰ろう!
0 件のコメント:
コメントを投稿