8/27/2014

今日は外ごはん ー 今売り出し中のハンバーガー・チェーン店 ”ElevationBurger”

我が家の息子は小学6年生。
食べる事とゲームを楽しみに日々生きているという感じです。
郵便受けに放り込まれるクーポンやら、
レストラン案内やらを大切にコレクションしたり。
何がたのしいのか、お店の名前をリストにびっしりと書いてます。
小さい頃、息子の愛読雑誌は" Bon Appetit " でした。
今も出先で見かけると真っ先に手に取ります。


どれもこれも美味しそう。。。
作ってくれと言われなかったので良かったです。
腕もありませんが、食材が本格的なこだわり路線ですから、
この通りに毎日たべていたら、我が家は破産です。

息子はシェフになりたいと言っていましたが、
手先が不器用なので、あっさりと諦めました。
その次、パン屋さんになりたいと言っていましたが、
早起きをしなくてはいけないと知り、
これもまたあっさり諦めました。

我が家の食生活は、現実はBon Appetit からはほど遠く、庶民派です。
なんだかんだ言って、息子は偏食。
嫌いな物が多く、現実には好きな物の範囲が限られています。
ステーキ、ピザ、フライドポテトと言ったジャンク寄り。。。
Bon Appetit は目で楽しむ専門。

さて、ここミシガンのアナーバーエリアに引っ越して6年になりますが、
美味しい外食先が以前住んでいた所のように豊富にありません。

外食をする時、ついついワンパターンになってしまいます。
頑張る情熱がないので、何処に行くか決めるのが億劫で億劫で仕方ありません。

そこで、食べる事に情熱のある息子に一働きしてもらう事にしました。
外食先の候補を探してもらうのです。
そしてその中から決める。


と言うことで、今回、決めたのは、
 Elevation Burger という、まだ行った事がないハンバーガー屋さん。
息子いわく、オーガニックのビーフと言う謳い文句に惹かれたんだそうです。
夕飯にハンバーガーもないだろう、ですがポリシーのない我が家ですから行きました。

Elevation Burger は、
アナーバー (Ann Arbor) のWhole Foods の並びの小さな一角にあります。
出店して1年くらいなんだそうです。
外から見たら、やたら細長く、狭そうに見えましたが、
中に入ったらけっこう広々。
ブロックの縦の線が強いので、一件縦長のお店に見えるのですが、
じつは一階の横2つ分のエリアがお店なのでした。
日曜の夜ですから、空いていましたが、
お客が妙にインド系、中近東系に偏っていました。
ターバンやら、顔を覆う装束の女性たちがあちこち。

何か違和感。



パテとパンの基本ボディの部分を注文し、
チーズやら野菜やらと言った物はトッピングといい、
別にオーダーします。好きなだけ種類を選べますが、
この形式、私は大の苦手で、オロオロしてしまいました。
(サンドイッチ屋さんも苦手)

要するに、このバーガー屋さんの売りは、
謳い文句のオーガニックのミートの他に、
挟む物、味付けも全部自分の好きなように決められると言うことらしいです。
バーガーのパテも基本は1枚か2枚ですが、
3枚から何と10枚までの範囲で、自由にオーダーできます。
(Vertigo Burger といいます)
とんでもなくうず高いハンバーガーがオーダーできるってわけです。
下はそのマックスの10枚もののバーガーを食べているビデオです。
大判のピザ同様、このバーガーも大食い、早食い大会の格好な材料になっております。



あと、ベジタリアン用のパテもあります。
両方食べたい人は、ミートとベジーを1つずつのハーフ&ハーフもできます。
(Half the Guilt Burgerという名前です)
このハーフ&ハーフは娘が注文しました。

Elevation という言葉の意味には、
高尚、高く積み上げるといった物がありますが、
お店の名前は、この両方の意味にかけたネーミングなのでしょう。

ドリンクは画像をピッピと押すタイプ。
これだとかなりの種類から選べます。
心なしか、シュガーフリーの方が多いような気が。




来ました来ました!
ビデオではもっとはっきりと良く見えますが、
四角いお盆の上に乗せられて来ます。



あまりにもオタオタ注文を決めていたので、
お店の人から「ウチに来るのは初めて?」と聞かれてしまった私。
娘と息子が目ざとく見つけました。
何をかって?
レシートに書かれていたのです。

”First time welcome!!!"




ということで、何か特別な事があったかとうと、
------何もありませんでした。
ただこれだけ。


フレンチフライはカリッとして美味しかったです。

ところで、中近東系やらインド系の人が多いのであれれと感じたのは、
彼らの多くが肉を食べないベジタリアンだったりすることが多いからです。
信仰の関係で、食べるものに制約があります。
しかもこのお店で見かけたのは、ターバンなどした本格的な感じの人々。
こういった人々は、
ハンバーガー屋さん、ステーキ屋さんではあまり見かけません。

でも、落ち着いてメニューを見たりなどしていたら、
ベジタリアンのパテがありますし、
挟むアイテムからかけるソースやドレッシングまで全部決められます。
ですから、このお店はこういった制約が色々ある人たちにとって、
じつは食べる物を頼みやすい、安心できるお店なんですね。
(私には細かすぎて辛いけど)

よく見たら、小麦粉アレルギーの人に対しても、
しっかり対応できる体勢になっておりました。

様々な民族、アレルギーに対応!
現代社会のニーズに応えたグルメバーガーのチェーン店という位置づけです。
だからお値段はもちろん、マックやバーガーキングなどよりずっとお高いです。

息子は自分で探して選んだお店に行ったということで大満足。
すっかりお気に入りのお店の1つになりました。
(肉が大好きだし)
また、そのうち行くかもしれません。
次回はビビらずに、もっとさらりと注文できると思います。

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アナーバー(Ann Arbor) のElevation Burger
http://annarbor.elevationburger.com/
Elevation Burger(general)
http://www.elevationburger.com

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