3/25/2014

絵を描く生活 --1年に1度だけ行けるお気に入りのモデルスケッチ

ここのところ、モデルを描く集りに目一杯参加しています。
クラスやワークショップではなく、めいめいが自分で描く集まりです。
習う事にお金を払う余裕のない私は
こういった場所で実際に描いている人たちの描き方を見たりしながら
いろいろな事を覚えました。
EMU - Eastern Michigan University
Drop in figure drawing is held at
One of the buildings of its Art Depertment every Saturday.

モデルさんを描く集まりでは集中力をかなり使って描きます。
ですから、かなりクタクタになるのですが、
運動の後ののような爽快感も。
その感じがとても好きですし、
形の取り方がどんどん楽になって来るので、
まだまだ回数を減らせません。

思い起こせば、始めたばかりの頃より描くのがはやくなりました。
どのくらいスピードが上がったかというと、最初の1,2年は2時間から2時間半の中で
小さいサイズを1枚終わらせるのがやっとか、家に帰ってもう少し作業でしたが、
今はさっくり描くのものでは5枚前後描きます。
短かい時間のウオームミングアップを入れると10枚は軽く超えます。
(紙代が。。。という新たな問題も発生)

そんなモデル描きの集まりで一番好きなのが
我が家から車で20分程度の所にある、
Eastern Michigan University (EMU)で土曜日に行われているドロップインです。
モデル料として会費をそのつど払うわけですが、
ここは5ドルと安いし、モデルさんはいつだって本格的なヌード。
通常、20分毎にポーズを変えます。
ありがたいのがアートの実習用の教室なので、
がっしりしたイーゼルがドーンと置いてあります。


おまけに、油絵、スプレーなど、
揮発性の物に対しての対応もしっかりできていて、
換気のパワーがすごいです。
焼き肉屋さんみたいにゴーッと空気を吸い上げます。

そんなこんなでとても気に入っていたのですが、
土曜日に仕事をすることになり、
行けなくなってしまいました。

ところが、今回、
1年に1日だけ行ける日があると気付きました。
そこで夫に息子の相手を頼んでGO!!
実に2年ぶり!!

モデルさんは、以前描いた事がある人でした。
コーディネーターの方のお話では、彼はしばらくずっとポーズしに来ておらず、
今回が本当に久しぶりとのこと。


ヌードなのでモデルさんの写真は撮りませんが、
右にちっこく 写してある進行中の私の絵。
まだ椅子の部分までいってません。

七夕のように年1回ですから、
普段来ている人たちに知り合いは殆どいません。
こういう集まりにコンスタントに行くと
いろいろ情報交換が出来るので楽しいのですが。

とはいえ、図々しい私、
隣でiPad にスケッチを描いている男性に興味津々だったので、
どんな物なのか見せてもらいました。


彼はbrush というアプリを友達に教えてもらい、
かれこれ1年くらいこれでスケッチしているそうです。
重い画材を持ってあっちこっちズルズル動くのと比べ、
ペーパーレスですから軽々です。
写真を取り込んで上描きすることもできます。

水彩画家の友人がいつも背景色に悩んでいます。
水彩画は修正がきかないからです。
これ、背景色のチェックに使えないだろうか?
ブラシもいろいろなタイプがあります。
さすが1年間頻繁に使って来ているだけあって、
スイスイと軽快に操っていました。
まるで自分の手足のごとくーーーです。
もちろん、彼のポートフォリオにはどっさり自作のスケッチが。

「このアプリはタダだから使ってみなー」

(ということで、早速、家に帰って入れましたが、うー、彼のように出来ません~~~~)

下はこの日の私のチャコールでのスケッチ。
1枚だけ載せておきます。

チャコールにもだんだん慣れて来て楽しいです。

問題は、絵がすぐこすれてしまうので注意しなくてはいけないこと。
この頃では、終わったらすぐ外でスプレーしています。
どの画材も一長一短があって、
大雑把な性格の私は描いた後の扱いで特に失敗が多いです。ふう。

Male Model at EMU Saturday Figure Drawing
03/22/14  
Charcoal 18" x 24"
© yoshiko mishina
www.ymishina.com


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