4/22/2013

懐かしい本 <おむすびの祈り 佐藤初女著>








ノースカロライナのキャリー(Cary, NC )に10年ほど住んでいました。
このキャリーから引っ越す1年ほど前に、健康上の問題が発覚。
あわせてまだ小さかった息子も手術を4回と、
病院にどっぷり、という状況でした。
幸い、今は、万全とは言いませんが、元気にやれています。

さて、
キャリーで親しくしていた東北出身の「お姉様友達」と、
よく、本の貸し借りをしていたのですが、
彼女から借りた1冊が、最近とても懐かしくなりました。
身体の具合が悪く、薬の副作用で精神状況がよくない時、
その本を読んでいたら、ほっとしたのを思い出したからです。

その本は、あるクリスチャンの女性の話。
東北地方のある所に、
精神的に疲れてしまった人たちを受け入れ、
傷ついた心を癒すための施設を運営しています。

クリスチャン、癒す、というと、いかにも。。。というイメージがあることでしょう。
でも、この女性の癒しの方法は、
「美味しいものを料理して、おいしく食べてもらうこと」
自然の恵みを、心をこめて調理し、美味しくいただくこと。
なかでも、おむすびが有名です。

「食べる」ということ、この佐藤初女さんの、
地球の中の自然の中に存在する一部だという事を感じさせる料理のしかた、食べ方は、
本当に読んでいて清々しい。

本で読んで、無性におむすびがつくりたくなって、
真似してつくったりしたものです。

私も、本を貸してくれた友人も、クリスチャンではありません。
でも、この女性の事は、お互い、すんなりと理解することができます。

「ああ〜、何て名前だったっけ?」
思い出せないと、いらいら。
「映画にも出てたんだけどな〜」

検索にかけてもうまく出せないくらい、
キーワードが出て来ない。

ということで、白旗をあげて(降参して)、
かの友人に連絡しました。
「あの、おいしいおにぎりを作る女性の本、何ていいましたっけ?」

すぐ返事が来ました。

私が読んだ本のタイトルは、








ここまで来たら、さらにどんどん思い出す事ができました。
あ〜、すっきりした!

東北にある、傷ついた人の癒しの場は、『森のイスキア』。
「イスキア」と名前をつけた由来については、下をご覧下さい。
↓↓
http://homepage2.nifty.com/chiisanamori/morinoisukia/yurai.htm


佐藤初女さんが出演しているドキュメンタリー映画は、
地球交響曲第二番(龍村 仁 監督作品 ドキュメンタリー映画)。

http://www.otrfilm.com/2gaiatop.html

余談ですが、第三番の撮影は、直前に写真家の星野道夫氏が
カムチャッカで熊に襲われて急逝し、星野氏に追悼の意を捧げる作品にもなっています。

この佐藤初女さん、かなりのご高齢ですが、
今も元気でいらっしゃるようでよかったです。
日本にいる人は、佐藤さんのおむすび講習会に参加するチャンスがあるから、
うらやましい。。。


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****資料****
雪のイスキア HP (ここから沢山の情報が得られます)

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