長いこと猫一筋でした。
日本にいるとき、野良猫に縁がやたらとあった2年間があり、
沢山の捨て猫に出会いました。
親しくしていた獣医さんの協力を得て、
貰い手をせっせと見つけたものです。
捨て猫たちは、見つけた時は汚く、不細工だったりしても、
きれいに洗い、食べ物をあげてぬくぬく安眠すると
見違えるようにかわいらしくなります。
おとぎ話の「シンデレラ」のようでした。
そうやって拾った捨て猫の中から4匹を飼っていました。
全部オスです。
初めて拾った猫「野良太」が長男猫。
続いて「茶太郎」「ロク太」「熊太郎」。
茶太郎(茶トラ)とロク太(黒トラ)は生まれつき心臓が悪く、
ロク太は1才のときに発作を起こした処置が間に合わず手遅れになりました。
でも、茶太郎は17才まで生きて「奇跡の猫」と言われましたが、
獣医さんへの費用もかかったので「ミリオンダラー・キャット」とも言われました。
長年猫を飼ってきたので、夜寝る時にゴロゴロとのどをならしながら
ひたっと身を寄せてきて寝るあの感覚が、
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さて、またまた前置きが長くなりましたが、
ミシガンの冬は長く寒いです。
3匹の猫たちは老衰で世を去り、猫あんかが恋しくなりました。
生き物がいない生活はぽかんと穴が空いたようです。
そこで、犬と猫を同時に引き取って飼い始めました。
犬を飼うのは初めてでした。
今回は、両方メスです。
予想に反して、
猫の方はお隣に入り浸りになり、
飼い主の私の方には冷たい。
すり寄って来た猫の感触を再びと期待したのに、
期待は愛犬・愛チャンに集まりました。
「猫あんか」ではなく、「犬あんか」です。
ところが、犬というのは落ち着きがなく、
傍らに来るとベロベロなめてきたり、ガサゴソいたずらしたりでたまりません。
ところが、この激寒の冬から、
もう5才ということで落ち着きが出てきたのか、
寝る時に静かに傍らに来て寝るようになりました。
ほっこり温か。
また、犬は猫とちがって、ずしりとした重みのようなものがあり、
それがまた良いです。
愛チャンは、立派な「犬あんか」になりました。
本当にいい案配の「あんか」っぷりです。
ほこほこ。
時々、キューン。。グゥゥ。。。というところも可愛い。
さて、激寒のミシガンも、春になりました。
すると愛チャンは足元の方で寝るようになりました。
寒くないからです。
身体を寄せてくるというのには、
あちらの方としても温かくて気持ちいいという事があるからですね。
ま、いいです。
寒い冬の楽しみが増えましたからネ。
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